各種魚雷



酸素魚雷って、なんで現代では使われてないんですか?

二次大戦当時は、圧縮空気より圧縮酸素の方が有効だったわけですが、現在では酸化剤と還元剤の二液混合、
あるいは最初から一液の燃料を用い、いわばロケット燃料かゆっくり燃える液体火薬のような材料でエンジンを動かしています。

排気も少ないですし、なにより限られた体積、重量あたりのエネルギー量が圧縮酸素よりずっと大きいのです。
(2:126)

酸素魚雷って61センチのやつだけなんですか?

53センチ>95式魚雷>小型駆逐艦、潜水艦用
61センチ>93式魚雷>巡洋艦、大型駆逐艦用
(5:565)
45センチは航空用酸素魚雷97式
(5:566)

対潜誘導魚雷が実戦で使用されたことってありましたっけ?

実戦じゃないですけど、昭和40年代(昭和43年頃?)、東京湾口でタンカーが火災を起こし、
このままでは危険なため、海上自衛隊が魚雷攻撃で撃沈させようとしました。

しかし、発射したのは対潜用の短魚雷で、炸薬量が少なかったため、一発で沈めることが出来ず、
結局作戦は失敗しましたって言うのがあったと思います。
(12:眠い人 ◆ikaJHtf2)

酸素魚雷の戦果ってどれぐらいなんですか?

酸素魚雷が上げた戦果で最も有名なものはルンガ沖夜戦です。
第二水雷艦隊の駆逐艦八隻は、一隻の損害と引き換えに敵巡洋艦一隻を撃沈、
三隻を大破させています。
その他酸素魚雷で撃沈された主な連合軍軍艦は、
空母「ワスプ」「ホーネット」
巡洋艦「クインシー」「ヴィンセンス」「アストリヤ」「キャンベラ」「へレナ」
「ノーザンプトン」「アトランタ」「インディアナポリス」「ジュノー」などです。
さらに「ワスプ」に命中しなかった魚雷は約5マイル先の艦隊に突っ込み
戦艦「ノースカロライナ」駆逐艦「オブライエン」に命中(駆逐艦は沈没)し、
酸素魚雷の威力を後世にとどろかせています。
(30:名無し軍曹)

酸素魚雷のエンジンはどんなエンジンを使っていましたか?

まず酸素と石油を燃焼室に送り込んで燃焼させ、発生した排気でピストンを動かして
推進力にするらしい。
魚雷はちまちま速力を変える必要がないので、定速運転しかしない。
余分な蒸気なんて出ないでしょう。
(48:891)

酸素魚雷って、日本以外で装備している国はどれくらいあるのでしょうか?

(純酸素)を使ったところの酸素魚雷と呼ばれるものは、
日本独自のものだっだと思います。

酸素の入った水、すなわち(過酸化水素)を使ったものは、「ドイツ」などで
研究はされていたそうですが、大戦中の実用化は、出来なかったそうです。
(58:765)
酸素魚雷
 イギリスが一時期装備していた位かな?
結局爆発事故で止めてしまったけど。
やっぱ普通の空気から切り替えるようにしないと、扱いが難しかったようです。
(58:ヘゑち ◆OsWD3c8MFs)

対戦車魚雷って何ですか?

対戦車魚雷はたしか日本軍が魚雷をそのまま硫黄島の
飛行場に埋めたヤツね。
前進中のM4が踏んで木っ端微塵になったとか言うやつ。
(59:487)

シュクバールについてなんですが、資料をあさっても重量がでてきません。

シュクヴァル(Shkval)の重量は2.7トンとされています。
(70:system)

ロシアのロケットトーピドー シュクヴァル魚雷ってどうなんですか。

つまるところ精密に誘導する方法が無い。
(自分が放出するキャビテーションのため)
当たりをつけてぶち込むしかないため核でも使用しない限り有効には使えない。
(80:974)
磁気で探知して(探知と言っても誘導はできんだろうが)否応なしに爆発する
(80:975)

九三式一型改二の横舵機用調和弁と調和発條ピストンの後方にある横舵気筒の作動原理を説明して下さい

横舵気筒は、魚雷のエンジン始動と同時に、圧搾空気タンクから、調和弁を通して圧搾空気を受け取り、作動します。
空気の圧力および流量を調節、気筒の前進・後退をコントロールすることにより、横舵を操作し、魚雷を直進させます。

流入空気の調節は、調和弁にておこなわれます。 調和弁の開閉は、魚雷に搭載されたジャイロにより機械的に制御されます。
(戦争板初質1:48)

遣欧潜水艦が運んだ酸素魚雷にドイツ海軍は大して興味を示さなかったと何かで読みました。理由を教えて下さい

-訪独潜水艦とドイツの反応 -
九三式酸素魚雷は無気泡,長射程30Kmを誇っていたが、伊8号が持ち込んだこの魚雷に全くドイツは
興味を示さなかった。艦長以下は少しこの点で自信があっただけに「ガッカリ」している。ドイツは通常
の魚雷の限界を知っていた。 日本が取得したいノウハウで魚雷には自信があっただけに全く入っていない。
その音痴振りが「人間魚雷 "回天"」につながった。 ドイツも極秘にしていたが、日本人が知ったら仰天したであろう。
ドイツの開発していた魚雷は
◆TI型:ジクザグに走り命中精度を高める魚雷。
◆TⅣ型:音響追尾魚雷。 1943年9月19日このホーミング魚雷は大戦果を挙げている。
英軍は直ちに音響発信器を曳航するようになる。
◆TⅦ型:有線誘導魚雷。
◆TⅧ型:スクリューの乱流(渦)を追尾する魚雷。
http://www.d4.dion.ne.jp/~ponskp/yamato/technology/dog-bark.htm
(573:893)

ドイツの誘導魚雷はすごい革命的な兵器だと思うのですが、こんなものが同時期の日本に技術供与されていたら戦局を挽回できたでしょうか?

ドイツの誘導魚雷に関して言えば、当初は成果を挙げたものの連合軍側もすぐに
音響ブイを開発し、これを曳航して自艦のスクリューを止めると言う方法で
魚雷を回避しています。

ですので、日本が同様の兵器を投入してもすぐに対策が取られたでしょう。
(594:名無し軍曹 ◆Sgt/Z4fqbE)

酸素魚雷の利点は?

酸素魚雷の利点は、高速長射程の上、魚雷航跡が発見しにくいことです。
         直径   自重   射程/速度  炸薬  制式
米軍のMk15 533mm  1740kg 5500m/45kt  374kg 1935
米軍のMk17 533mm 2084kg 16500m/46kt 398kg  1944
93式一型改 610mm  2800kg 22000/52kt  500kg 1938 (酸素魚雷、ちなみに最高59ktで射程12000m)

注目するなら、直径が大きいにもかかわらず、速度がずっと大きく、射程にいたっては倍の違いがあります。
加えて、航跡がほとんど見えません。
(302:384)

日本の酸素魚雷は命中直前で艦首波等で早発しています。開発時に様々な条件で発射命中試験とかはしなかったんでしょうか?

様々な条件で発射命中試験とかはしなかったんです。
魚雷は大変高価な兵器です。
そのため、実射しての試験は少ないです。
これは日本だけでなく、アメリカやドイツでも同じです。
3国とも、第二次世界大戦に突入してから、魚雷の不具合に直面しました。
アメリカでは、潜水艦隊と兵器局の対立にまで発展しました。
第二次世界大戦中に、ハワイの断崖で魚雷の発射試験を実施しました。
そこで不発になった魚雷を調べて、不具合を発見しました。
その後、アメリカの魚雷は改善されました。

「魚雷の欠陥
アメリカの魚雷に、問題があったことは良く知られている。
その主な欠陥は深度調定装置と起爆装置においてであった。
(中略)
この解決は、兵器局が改善を図る一方、現地部隊で調定深度を修正することでなされた。
だが、今度は起爆装置の問題が浮上してきた。
不発・早発・船腹貫通など、様々の形態があった。
これらの問題が本格的に解決されるのは、昭和18年に入ってからであった。」

下記を参照ください。
http://www.geocities.co.jp/Technopolis/5215/amesubmarine1.htm
下記、魚雷実験 ウィキペディアのソーリー (潜水艦)の「魚雷実験 を参照ください。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BD%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%83%BC_(%E6%BD%9C%E6%B0%B4%E8%89%A6)
(684:霞ヶ浦の住人 ◆1qAMMeUK0I)
蛇足するなら、アメリカもドイツも、魚雷開発を担当した官庁が
「お役所的」に兵器の性能を承認しており、しかも、戦場で問題が起きているにもかかわらず
「そんなはずはない」、「操作方法を間違ったからだ」などと過ちを認めようとせず、最終的に
現場の真面目な指揮官や担当者が自発的に動いて、ごまかしようのない事実を突きつけるまで、
事態が改善されませんでした。

米独とも、第三者的な機関やスーパーバイザーが加わることによって、ようやく過ちが認められましたが、
その間に失われた、魚雷がまともなら得られたはずの戦果は、戦争の帰結を左右するほどではないにしても、
大変大きなものではありました。まあ、兵器なんてそんなものなのでしょう、多分。

その中で、保守的に着発信管を採用した英日は良好な成績を収めています。理想的ではないにしても、
日本の魚雷はアメリカの担当者から羨望のまなざしで見られていたのです。
(ソース:tin fishとなんとかってアメリカの本。Kindle for PCで買えます)

まあ、日本は日本で同じようなお役所問題はあったのかも知れません。
(684:system ◆systemVXQ2)
訓練では火薬の代わりにバラスト詰めた魚雷を使って、後で回収して使いまわしてるよ。

それじゃ本物が起爆するかどうかわからんのよ。米海軍も同じ理由で実験ケチり、
開戦初期にすばらしく不発を出し続けたんよ

ドイツもな
イタリアやイギリスは目立たないがこれまた悩まされてる
ぶっちゃけ主要国で信頼できる(新型)魚雷を持っていた国はない、マジで
新機軸を採用した信管はほぼ全部が全部初期不良を消化できないまま実戦配備され開戦を迎えてしまったのだ
(684:282-286)

日本軍の魚雷の性能教えて下さい

四四式:直径53.3cm 全長6.7m 重量1,325kg 炸薬160kg 雷速/射程27kts/10,000m 35kts/7,000m 36kts/8,500m 空気式
六年式:直径53.3cm 全長6.8m 重量1,432kg 炸薬203kg 雷速/射程27kts/15,500m 31kts/10,500m 38kts/10,000m 空気式
八年式二号:直径53.3cm 全長6.4m 重量2,362kg 炸薬346kgg 雷速/射程28kts/20,000m 33kts/15,000m 38kts/10,000m 空気式
八九式:直径53.3cm 全長7.2m 重量1,668kg 炸薬300kg 雷速/射程36kts/10,000m 43kts/6,200m 45kts/5,000m 空気式
(231:眠い人 ◆gQikaJHtf2)

日本の雷撃機が抱えてた魚雷ってもしかして酸素魚雷じゃないの?

そう思い込んでいる人も多いようだけど、実際には旧日本海軍の航空機用の魚雷は空気魚雷。
酸素魚雷は航跡が目立たないというのが長所だけど、
魚雷の投下がまさに目視できる航空魚雷に、複雑・高価な酸素魚雷をわざわざ使用する意味はないよ。
(俺初質スレ434:572)
一応航空機用酸素魚雷も作ったんだけど、そんな理由で実用化はされなかったのよね。
航跡もさる事ながら、肉薄雷撃用の航空魚雷には酸素魚雷じゃなくても射程も炸薬も速力も十分とゆー。
(俺初質スレ434:573)




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