スゲノトモアキ


『ヴァンガードプリンセス』の作者。

ネット上等では「スゲノ氏」もしくは「スゲノン」と呼ばれる事が多い。

インターネット掲示板「2ちゃんねる」の格ツクスレpart17に突如降臨した。

 

福島県出身でゲーム会社カプコンの元社員

カプコンには3年間在籍していたが、ヴァンガードプリンセスの原型となる企画を通そうとした所

「そういうのは自分で会社を起こしてやれ」と上司にはねつけられたので、後にカプコンを退社して別のゲーム会社に移籍する。

(カプコン在籍時はデザイナーの仕事をしており、1998年に発売された『ロックマン&フォルテ』のスタッフロールに彼の名前が載っている

他ではバイオハザード2の人物デザイン等も手掛けていた)

別会社に移籍してから再びゲームの企画を通そうとしたものの、対戦格闘ゲームのブームが過ぎ去り

任天堂の「スマブラシリーズ」のようなファミリー向けのパーティーゲームに人気が出だした時期である。

やはり上司の理解は得られず、このゲーム会社も4年程で退社している。

 

ゲーム会社退社後、2006年頃よりヴァンガードプリンセスの制作を開始する。

2009年春頃に巨大掲示板「2ちゃんねる」の”2D格闘ツクールスレ”でスゲノ氏本人と思われるゲーム公開を示唆する書き込みがあり

実際に2009年6月26日にフリーソフトとしてゲームが公開されるとたちまちネット上で話題となった。

格ツクラーの間だけでなく、インディーズゲーム界にも強い衝撃を与えた。

ゲーム会社出身だけあって本職仕込みのハイクオリティな完成度と魅力的なキャラクター、美しいグラフィックや豪華なエフェクトなど

それまで公開・発表されてきた他の格ツク作品を一突きで土俵外に押し出すほど。

日本国内にとどまらず海外でも話題となり、ゲームのタイトルと共にその名を知られる事となる。

フリーゲーム愛好家を中心に多くのファンを獲得した。

格ツクというツール自体も再び注目されるようになり、格ツク界に良い意味で活を入れた

雑誌やネット上の記事等で彼がいかに過酷な状況で制作作業に当たっていた事やカプコン在籍時に現場で揉まれた経験等が明らかになる。

登場するキャラクターがすべて女性である上露出度の高いキワドイ衣装のキャラもいるのは製作のモチベーション維持のためだといわれている。

(2ちゃんねるでの『キャラは女しかいないのか?』という質問に対し「女しか作ってない」と返答していた)

これほどの完成度を誇る作品を一人で制作する労力は並大抵のものではなく(ヴァンガードプリンセス制作中は貯金を切り崩しながらの生活であった模様)

彼がこの作品にいかに勝負を賭けていたかがわかる。

東日本大震災の後は余震や計画停電に見舞われる等、非常に苦労していたようで、実家のある福島県の現状に心を痛めている様子であった。

 

ゲームは公式のサイトやフリーゲームを扱うサイト等で容易に入手できる。

公式サイトではヴァンガードプリンセスの設定資料やイラスト、ボツキャラやボツ案などファンにとってはたまらない資料がアップされている。

また、カルシウムキッド名義で同人誌として設定資料集とイラスト集も出している。(現在は入手がかなり困難)

PC誌「テックジャイアンブリリアント2010年下半期号」の誌上に彼の描いたイラストと漫画が掲載され

ヴァンガードプリンセスのカットイン集も載せられていた。(ルナ・姫木のオッパイに乳首の描写があった)

また誌面においてバージョンアップ版である『ヴァンガードプリンセス プライム(仮)』の発表があり

実際に画面も公開されていたが、公式ブログ『生存確認』が2011年8月12日を最後に更新されておらず

皮肉な事に生存確認が取れていない状態。

リカコ先パイは幻のキャラになってしまうのか・・・。

 

2013年4月より海外(steam)にて正式に英語翻訳版が配信されている。

一応海外版はver1.08がベースになっているがディレクターズカット版として再編集され、バージョンもver1.41になっている。

主な変更点は

●メッセージが英語に変更されている(まあこれは当たり前か)

●モード画面のグラフィックが変更されている(バックにはるかとルナのグラフィックが追加されている)

●サポートキャラに正式にヒルダが追加されている事(この変更点は大きいかも)

●サポートガッチャに通常版にはなかった表記ミスがある(B連打と表記されている。正しくはD連打)

steam版はその後も細かいバージョンアップが続けられているようで(ヒルダに調整が入っているらしい)

2016年8月頃にはサウンドトラックとアートワークが配信されている。

同年9月にはLinux版も配信された。

steam版についてスゲノ氏本人からもエンターブレインからも特にコメント等は出されていないが

ツクール使用における「規約違反」が指摘されている。

 

生存確認 (作者のブログサイト)