父さん発明の母

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ニコニコ大百科
一世風靡した回。その奇怪なストーリーが話題となり、ニコニコでは『この回のサザエさんはぶっ飛んでいた!全自動タマゴ割機』(sm360651)でうpされていた。
ニコニコの削除が甘かった頃は本編中のマスオの台詞「びゃあ゛ぁ゛゛ぁうまひぃ゛ぃぃ゛ぃ゛」を中心とした音MADが多く投稿され人気を博していた。
『サザエさん』が削除対象となって以降は音MADジャンルとしてほぼ壊滅。
少しでも映像が出ると消される為、ニコニコオールスターMADへの出演も作者から認知はされているが出ないことが多い。(ようつべ等では本編や当時の人気MADを見ることができる。)
現在、エア平として人気が鰻登りのキャラは元々、最古のエア本MAD『久本雅美の頭がカービィのBGMに合わせて爆発したようです。』(sm1653651)にサザエMADから波平がゲスト出演していたものである。
グルメレース以来使われているエア平の映像はタラちゃんに対する声「そうかそうか」の音声と、カツオの「すき焼きだよ!」に対する動作「うむ、それがいい」の映像の組み合わせで出来ている。




波平「おーい、母さん」
フネ「お帰りなさい。今日は早かったですねぇ」
波平「いいものを買ってきた。 法☆令(ほーれー)
カツオ「お土産?」
波平「あっと驚く主婦の味方だよ」

『父さん発明の母』
作品No.5875
脚本
雪室俊一
演出
森田浩光
原画
見陰智史
背景
久保陽彦

サザエ「 『全自動タマゴ割機』 ?」
波平「どうだ、驚いたろう」
ワカメ「どうやるの?」
タラオ「見せてください」
波平「まぁまぁ、待ちなさい・・・んー・・・なるほど・・・」
カツオ「 手で割った方が早いんじゃないかな
サザエ「しーっ」

波平「『まず卵を入れる』『そしてレバーを引く』」

タラオ「すごいです」
カツオ「ねぇお父さん、僕にもやらせて」
波平「壊さんようにな」
カツオ「よくできてるねー」
ワカメ「私にもやらせて」
タラオ「僕もです」
サザエ「とんだ主婦の味方ね」
波平「どうだ!母さん、これがあれば楽になるだろう」
フネ「え、ええ・・・」
サザエ「それより父さん、こんなに卵を割っちゃってどうすんのよ」
波平「夕飯のおかずにしたらどうだ?」
フネ「出し巻き卵でも作ろっかねぇ」

マスオ「 びゃあ゛ぁ゛゛ぁうまひぃ゛ぃぃ゛ !やっぱり機械で割った卵はひと味違いますよ」
波平「流石マスオ君だ!タラちゃんはどうだ?」
タラオ「 人味DEATH(ひと味です)
波平「 そうかそうか !我ながらいい買い物をしたもんだ」
サザエ「どこで売ってたの?あの機械」
波平「通りで実演販売をしてたんだよ。そのうち一家に一台の時代が来るかも知れん」
フネ「一家に一台ですか!」
カツオ「せっかくだから明日もタマゴ割機に活躍して貰おうよ」
ワカメ「えー、また卵焼き?」
カツオ「すき焼きだよ!」
波平「うむ、それがいい」

フネ「あら?!お父さんもう起きてらしたんですか」
波平「みんなに目玉焼きを作ってやろうと思ってな。どうだ、母さんもやってみんか?」
フネ「いいえ、私は・・・」
波平「ハハハ、母さんは機械ものに弱いからなぁ」

カツオ「個性的な目玉焼きだねぇ・・・」
波平「いやあ、割るのは上手くいったんだが、焼くのに失敗してな」
マスオ「たとえ形が悪くても、お父さんの真心がこもってますからね」
波平「へへっ・・・そうかそうか」
サザエ「今度は全自動目玉焼き機を買わないとねぇ」
波平「そうだな、探してみよう」
サザエ(冗談で言ったのに・・・)

ノリスケ「では、失礼します!・・・おっ、この匂いは!」

ノリスケ「いやあ、旨そうだなぁ!」
サザエ「呆れた、もう嗅ぎつけたの?」
波平「母さん、ノリスケに卵とアレを」
サザエ「あはっ、あたしが持ってくるわ」
ノリスケ「卵と言えばこの間道端で妙なものを売ってましてねぇ。その名も『全自動タマゴ割機』」
カツオ「それで買ったのおじさん」
ノリスケ「 買うわけがないだろう、そんな馬鹿馬鹿しいものを
波平「!?」
マスオ「あ゛っ・・・」
(♪ノリスケ死のテーマ)
ノリスケ「手で割れば済むものをわざわざ機械を使うなんてねぇ。ああいうものを買う人の気持ちが解りませんよ。どうせ買うのは卵なんか割ったことがない関白亭主ですよ」
マスオ「・・・ノリスケ君・・・」
ノリスケ「ん?あ!」
波平「んん…」
ノリスケ「いやや、関白と言っても伯父さんのことじゃありませんよ!サザエさん、卵まだですか!うぅぇぇ!!」
ノリスケ「その機械・・・買ったんですか・・・」
波平「ノリスケェ!お前は当分出入り禁止だ!!」
ノリスケ「うぅ、うぅぅ~・・・」

タイ子「申し訳ありません。伯父様に失礼なことを申し上げたそうで」
サザエ「とんでもない、ノリスケさんは私たちの言いたいことを代わりに言ってくれたようなものよ。ね母さん」
フネ「そんなに気にすること無いわよ」
タイ子「だといいんですけど」
フネ「あら。タラちゃんたち馬鹿に静かだねぇ」
サザエ「もしや!」

イクラ「バッブィ」
サザエ「やっぱり!」
タイ子「タラちゃん、これは玩具じゃないのよ」
タラオ「お手伝いしてるです」
イクラ「ハーイハーイ」
サザエ「あーあ、こんなに割っちゃって」
タイ子「いけません!イクラ」
イクラ「バーブバーブ」

サザエ「お帰りなさい。あのタマゴ割機だけどぉ・・・」
波平「その話はせんでよろしい。不愉快だ」
サザエ「そうじゃないのよ、イクラちゃんがすっかり気に入って持ってっちゃったの」
波平「あぁ?何?」

ノリスケ「なるほど、よく出来てるもんだなぁ」
イクラ「ハーイ」
タイ子「もう卵は無いわよ。冷蔵庫の卵全部割っちゃったのよ」
ノリスケ「えー!ということは・・・」

ノリスケ「卵尽くしか・・・」
タイ子「ご飯も卵かけご飯よ」
イクラ「ハーイハーイ」

ノリスケ「ど、どうも、ご無沙汰を・・・」
波平「今取り込み中だ」
ノリスケ「実はこれをお返しにきました。使ってみたら意外と調子がいいですね」
波平「今頃褒めても手遅れだ」
ノリスケ「実は伯父さんに見て貰いたいものがあるんですよ」
波平「ん?」

波平「鉛筆削りか」
ノリスケ「と、思うでしょう。実はこれ鰹節削りなんですよ」
マスオ「これで削るのかい?」
ノリスケ「ええ、鉛筆の削りカスを見てたら思いついたんですよ」
波平「だが鉛筆のように細い鰹節がないとダメじゃないのか?」
ノリスケ「そこなんですよ!まず鰹節をナイフで鉛筆のように削ります。細くなった鰹節をこの機械に入れてハンドルを回す。簡単に削り節の出来上がり」
波平「うーむ、これはアイデアかも知れんな」
ノリスケ「伯父さんならきっと解ってくれると思いました」
マスオ「これは商品化したら売れるんじゃないかなぁ」
ノリスケ「マスオさんもそう思いますか?グルグル回して出汁を取るから、 『グルグルダシトール』!!!(またの名をウーロン茶☆ヌルヌル)
マスオ「なかなかいいネーミングだなぁ」
ノリスケ「どうですサザエさん、『グルグルダシトール』」
サザエ「出汁を取る前に頭を冷やした方がいいんじゃな~い」
ノリスケ「酷いなぁ」
波平「ハハハ、女性は機械ものに弱いんだよ」

サザエ「馬鹿馬鹿しくて聞いていられないわ」
フネ「お酒を呑んだり麻雀をしたりするより健康的じゃないか」
サザエ「それはそうだけど」
カツオ「姉さん、お父さんたち何をこそこそやってるの?」
サザエ「訊いてみれば~?」
カツオ「情報が漏れるって入れてくれないんだよ」

波平「それがいい」
一同「ん゛ん゛ー!」
波平「フフッ」

タマ「ニャ~?」
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