マイロード (1)子ども時代

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第2回はこちら。第3回はこちら


 神奈川県 葉山町

 この日彼女は テレビの生放送出演に加え
 2本分の番組収録を終えて駆けつけた

久本雅美「ハハハハハハハハハハハハ」
スタッフ「こんばんは」
久本雅美「もう、おはようございます。『おはようございます』じゃね、こんばんはぁ。すみません、お世話になります。おぉ、こんにちはぁ。うわぁ、面白い」
スタッフ「すみません、お疲れっす」
久本雅美「とんでもないっす、いつもすみません、ありがとう、素敵なとこですねぇ」
スタッフ「ありがとうございます」
久本雅美「お楽しみに」
店員「ごゆっくり、お過ごしくださいませ」
久本雅美「わぁ、来た。すごーい」

 ホテルの1泊2日
 彼女の歩んだ道について話を聞く

久本雅美「こんばんは~」
店員「こんばんはぁ、久本様お待ちしておりましたぁ」
久本雅美「うわわわわわわわ、素敵ですねぇ」
店員「ありがとうございます」

 4週連続放送の第1回

久本雅美「わぁ、カッコいい。ねぇ、すごい素敵ですねぇ。はぁい、スタイリッシュな、うわぁ大好き、テンション上がってきました。すぅ、こちらも見てみますか」

 お疲れのところ恐縮ですが
 今夜はひとつだけ聞かせてください

久本雅美「おぉ。すごいですねぇ。うわ、なんだこれ。うわ、すごーい」

 ものごころついた最初の記憶は
 何ですか?

久本雅美「うわぁ考えたことないなぁ。あのー残ってるっていう人いますもんねぇ。
     あたしなんだろう…。全然関係ないかもしんないっすけど、あのー、
     お母さんとじゃれてて、あのねー、あのー、お母さんにファッとつかれて、
     あたしが『ふぁー』ってやってて、すごい楽しかったんです、それが。
     押されてあのまたでまた戻ってまた押されてま、それがすんごい楽しくて
     キャーキャッキャッキャッやってたら、勢い余ってあのあのー、
     テーブルの角にボーンって私が頭ぶつけちゃったんですよ。
     んで、『痛てっ』って思ったつたんにうちのお母さんが
     ガバッって抱きしめたっていうのが思い出しますねー。いつも」

 お母さんが抱きしめてくれた

久本雅美「うあおっ、大丈夫?みたいな。で、泣きもわめいてもしてないんですよ、私。
     『あ、痛っ』って思ったら、ガーッてごめんねってくれたのが、
     すごく思い出すんです!時々。なんでしょうねぇ。ま3つ、4つぐらいですかぁ」
スタッフ「じゃあ、続きは明日ゆっくり」
久本雅美「ホントですか?お世話になります!」
スタッフ「はい、サヨナラ」
久本雅美「はい、よろしくお願いいたします!」
スタッフ「はい、おやすみなさい」
久本雅美「はい、おやすみなさぁ~い。じゃあ、ゆっくりさせていただきまーす!」

 午前10時 インタビュー開始

 昭和33年 大阪市平野区の
 加美という町に生まれた

久本雅美「まぁ、住宅街っていうのもあって、まぁそこがもうみんなぁ
     あのーもう引っ越してもう、たくさんの子供がいたんで、
     小学校も中学校もマンモス校っていうので、あのー、小学校の時に校庭にみんな集められて、
     ヘリコプターが来て、『わぁ~』って手ぇ振って
     『マンモス校だー!』っていうあのー記事載ったことありますよ。
     それぐらい子供がt、あたしの周りにも友達っていうか同級生・幼馴染いっぱいいますもん!
     だから、町内もほら活気に満ちてて、昭和のあたもうそのまま『ALWAYS』じゃないですけど、
     子供会があって、子供会で遠足行ったり、バレーボール大会やったり、
     盆踊りでみんなで踊ったりぃっていうね。もうホンットにすごいいっぱい子供がいましたね」
スタッフ「振興時代の長、長屋みたいな感じですか?」
久本雅美「そうですね!あのー、長屋みたいな感じです。
     そこにいっぱい団地、あのー住宅、がドーッ建ち並んで、はぁい。
     そこも昔はもうなんか全然普通の畑とかそういうとこにパーッてもう、うーん」
スタッフ「間取りというか覚えていらっしゃいます?」
久本雅美「覚えてます、覚えてます。もうホンットにちっちゃいです。
     あのー、玄関が入って、すぐにえっと六畳があって、四畳半が隣にあって、台所があって、それで庭です。
     で、そこにみんな大きくなってきたら、庭にプレハブを建てるっていうのが、みんなそうやったんですね。
     プレハブ建てて、子供用作って、そこまたこう、
     えっと家とプレハブの間をまた、繋いで、まぁ増築していくみたいな。
     洗濯機も、あのー、ローラーでグルグル回して絞ってたのが、このー、脱水機が付くとか。
     あとあの電子レンジが来たみたいなね、で『チンした!チンて言った!』みたいな。
     あと、あのテレビとか、そういうのもあの、ある家とない家があったみたいで、
     私はあの、おかげさまであったんです。うちに。だから、ホントにおるんですね。
     あの近所の人が見に来たりとかして。カレーテレビがなかったから、
     あのーこうパネルみたいなのこう上から被せてカラーチックにするみたいな。
     それが取れて途中からカラーテレビを、あのーみんなで入れるみたいな。
     ホンットそうやって今喋ってると、ホントに古いね、アハハハハハハハハwwwww」

 3人きょうだいの長女

 父はトラック運転手
 母は保育士

久本雅美「あのー父親はもう明るくて、もうアクティブで。あのー昔もその住宅の中で会長やってたぐらいなんで。
     ま、とにかく前出て人の世話するのが好きで、も賑やかなことが好きで、面白いことが好きで、
     『わしが盛り上げたるー!』ぐらいのそういうやっぱり人に喜んでもらうこと、笑ってもらうこと、
     要するに、まぁちょっと、前出て、ま目立ちたいということもあれば、とにかくこう、
     じっと出来ないっていうのはもう、ホンットについてますね!
     で、同時にうちの母親は、ホンットに穏やかで、ま明るくて。でもやっぱりこう、なんていうか、
     ワーッていうタイプじゃなくて。控えめでっていうか、で、真面目なんです。すごく、几帳面なんです。
     それからあのー、なんかあればすぐにお手紙のやり取りを、まぁ母はあの7、8年前、ま、あのー、
     ま亡くなったんですけども、あのー今でもたくさんの人からお母さんからいただいたお手紙を、
     『こんなにあるのよー!』とか、お母さんからいただいた、あのー『お葉書はこんなにあるのよー!』って言って、
     で、時々あの、も、あのー、『あってもあれだから返すわ』っていただいたりするんですけど。
     まったく私もそうですね!ま特にこういう仕事させていただいた、やっぱりこう、
     何かいただいたりとか、何かこー、ね!あのーお礼状をもらったりすると、
     すぐにやっぱり自分でも休憩時間にお手紙書くっていうか。
     お礼状書かないと気が済まない!っていうか、メールじゃ嫌だメーrメールできる人もいるんですけれども、
     メールの方があの気を使わなくて、お互いいっていういrいるんですけれども、
     とにかく手紙書くっていう筆まめなところはものすごい似てきたなぁーって思いますねぇ。で、真面目」

 父からは 人を笑わせる喜び
 母からは きまじめさを受け継いだ

 家庭の献立

スタッフ「覚えている家庭の献立っていうんですか」
久本雅美「うんうんうん」
スタッフ「こうよくあった食卓の」
久本雅美「うんうん」
スタッフ「風景っていうか」
久本雅美「うん」
スタッフ「それってどんなものでした?」
久本雅美「まぁね、もうね、あのー、母親はやっぱり煮物が好きでしたね。だからもうホンットに煮物のイメージです」
スタッフ「煮物の」
久本雅美「はい!もうあのー菜っ葉と、それからあのー卵をこう落としたやつを煮たやつとか。
     それっからもうとにかくお野菜の煮込みとか。それこそ肉じゃがも含めて、カボチャも含めて。
     あとねー、あのうちのお母さんが好きだったのがね、あのーお寿司なんです。
     それは、あのー、鰺をこう開いて乗せてるっていう、
     あのー鰺のお寿司が、お母さん好きでね。あのーよく、やってくれてましたね。
     小鰺の、あのーお寿司を、それはお母さんよう作ってましたねぇ。あと、ま高野豆腐煮たりとかしてね。
     もうちっちゃい時に、ばっかりやなぁって思ったんですけど。でも、ま大好きですけど。
     もちろんまぁ、もちろんカレーもあれば、そういうのありますけど、ものすっごいそのイメージ大きいですね。
     でもホントに家族全員が朝ご飯食べて、夜ご飯食べてっという、一家団欒の、家だったと思いますね」

 家族会議

久本雅美「それとあとやっぱり、あのー、うちの母はさっき言ったように真面目ですから。
     『家族会議』を持ちたがるんですね。で、あのー、1週間に日曜日、1回、
     『家族会議開きましょう!』、『家族で何か、あのー、困ったこと、言いたいこと、
     もうあのー忌憚なくご意見を』みたいな、アハハハハハハwwwww」
スタッフ「面白いですね」
久本雅美「ほだも、みんなないんですよ、そんなこと!」
スタッフ「週に1回もやられちゃったら」
久本雅美「うん!『えぇ…』って、『なんでもええねんよ』、『言いたいことあったら、言うねんよ』
     言われるけど、『別にぃ、別にぃ…』って、それは正直長く続かなかったですね。
     それで家の真ん中にね、あのー家族に対するこうご意見・ご希望みたいな
     ノートも置いてあるんですよ。アハハハハwww(笑いながら2回手を叩く久本)
     ノートに書いてたらそれをまた議題に持って、こういうこと書かれてますみたいな。やりたかったんでしょうね。
     あのー、それはホントに長く続くことなくwwフフッwwだからホントに真面目な人ですよ。
     あと、やっぱり、厳しかったっす、やっぱり。あのー、それはしつけに対してもあのー、勉強に対しても。
     あのー、ちっちゃい時、あのー小学校3、4の時私こう結構全身に
     アレルギーができて、そのー、病院に通ってたんです、毎日ね。
     あのー、それはちょっとまぁ大阪の病院ではやっぱりあれだったので、
     ちょっと神戸の方まで、あの電車1時間、半ぐらいかけて行って。
     それで、まぁあのー、アレルギー体質を治すっていうので。あのまぁ、注射打ったりとか、
     毎日あのーここを切って薬を入れたりとかしてた。それを毎日のように繰り返すんですけど。
     それがもうほらあのー、病院終わって行くと大体まぁ午後からの授業だから、もう正直行きたくないんですよね。
     途中から行ってワーッて参加するのやだなぁって、もうホンットにやっぱりそこは厳しくて。
     あのー、ちょうどバスが小学校前に、バス停がありましたから、そこで堪忍と思って、
     私が『絶対もう嫌や行きたくない』って言ったらもう、とりあえず後ろからもう背中押されて、
     『行ってきなさい!』って、もう『行くのよ!』って言われて、もう渋々降りて。
     もうまた全身になんか包帯巻いたりとか、あの、もうなんていうの、絆創膏やってたりとかしてるから、
     もうそういう体見られたくないってあるじゃないですか。だからちょっとミイラ的な感じだったから。
     そういうなんかもう恥ずかしい姿見られたくないって言うんだけども。
     でも、お母さんは『勉強やってきなさい!』いい、『負けないで頑張りなさい!』みたいな。
     それで鍛えられて、もう行って。で家帰ってドリルやって、勉強遅れちゃいけない!っていうんで、お母さんがもう。
     だからそん時小学校の時結構だからそん時そういうので頭良かったんですけど、お母さんおかげで。
     で、そういうことに対してはキチッとする人でしたね。
     体が全身やっぱりこの2年間あのー、ブツブツだらけで、まぁあのーねぇ。
     なんだかんだって嫌なこと言われたことありますけど。
     でも、それもそんなに、あのー『なんでやろう!』っていうのが、
     もうあのー、なかったですね。お母さんがいつもこう糠でこうやって洗ってくれたりとか、
     もう私がもうかゆくて眠れなかったらずっと足をこう、薬を塗ってくれはったりとか。
     までも、銭湯行ったり時に、もう『あの子と一緒にお風呂入るの嫌やー』って指さされたりとか、
     もく、もうホンットにもう、あのー傷つけることいっぱい言われたことありますけど。
     でも、そんなん別に、あのー『ま、そやねんなぁ』っていうぐらいで、
     あんまりこう『なんでこんな体になってしまったん!』っていうような感じはなかったですねぇ。
     ただ、親の愛情がすごくあったんでしょうねぇ。うぅん『必ず治るよー』って言ってくれたし。うぅん」

 記憶に残る母の言葉は?

久本雅美「私一番覚えているのはね、中学の時にね、お友達と遊びに行って。
     それで、あのー、ま、ちょっと小腹すいたから、デパートのなんかあのー、
     ちk地下でたこ焼き売り場かなんかでね、あのー、『たこ焼き食べよう』ってなったんだけど、
     お腹減ってる人とお腹減ってない人といるじゃないですか。
     そいで、おなお腹減ってる人が食べたんですよ。お腹減ってない、
     私もお腹減ってなかったんですけど、食べなかった。その話をお母さんにしたら、
     お母さんが『それでいいの?』って言われたんです。『え、なんで?』って言ったら、
     『お腹減ってない人待たしてまで食べるっていうことはどういうことなんやろうなぁ?』って、
     『なんでそん時に、その、待たすとか待たさないとかってことで、あのー、これはどういうことやねんやろ?』って、
     『話し合わなへかったん?』って言われて。『えぇっ!?』って。
     『あんた友情ってどない思う?』みたいなこと言われて。
     『えぇ~、そんな考えたことわぁ…』って思ったんですけど。
     『あんたがもし食べる時の側になったら、食べやんと帰りやー』って。
     『そんなん、あんた、お腹減ってない人まで、待たしてまで食べるってことないんちゃうのー?』って言われて、
     決して友達の悪口は言わなかったんですよ、そんな。そりゃもう子供やから。
     本能のままに生きてんねん、まぁもうしゃーないんで。
     『そういう風になった時には、あの相手のこと考えるっていうこと大事なんちゃうのー?』って言われて。
     子供心ながら、『あーそんなん、なんも考えへんかったぁ、
     友達のこととかそんな思わへんかったわぁ。ええこと言うなぁ』
     って思いながらね(笑)。そんなん思ったことありますけど」
スタッフ「それはなんかこう、公平主義というか、平等主義」
久本雅美「そういうことですね!『相手の思って行動するってことが大事なんちゃうの?』ということを教えてもろたっていうか。あぁ」
スタッフ「ちょっとお水でも飲みますか?」
久本雅美「スッハハ、どっちでも。ありがとうございます。あのよう喋るから気ぃ遣わんと、くとうてないですよ」
スタッフ「はい。喉かわ渇きますね、やっぱね」
久本雅美「うん」

 何をして遊んでいたのですか?

久本雅美「もううちの住宅の中にある公園ですね。そっこでもう日が暮れるまで、
     鬼ごっこしたりとか、ゴム跳びしたりとか、かくれんぼしたりとか、
     あのまぁ、東京で言ったら『だるまさんがころんだ』ですよね。
     大阪で言うと『ぼんさんが屁をこいた』ですよ」
スタッフ「へ!?」
久本雅美「『ぼんさんが♪屁を♪こいた♪』って言ってるんです。
     歩きながらプッとこいて、プッとく、プップップッて言いながらやるんですけど。
     ま、土地柄ですよね。そんなんやったりとかねぇ、やってましたねぇ…。
     あの仕切るのが好きで、盛り上げるのが好きなので、あのー、
     ほとんどのちっちゃい時の写真は、『シェー』です。シェーとか、ワーッとかね」

 やっぱり 人を笑わせるのが
 好きだったんですね

久本雅美「好きですね。で自分で本書いて、あのーコント考えて、ドリフターズのパロディやったりとか。
     社会の勉強で習ったなんかこう社会的なことをパロディやって。友達集めて、練習して、あのー、
     ま、学芸会とか、リクエレーション大会とか、そんなでは、発表して、で笑ってもらって」
スタッフ「小学校ですか?」
久本雅美「小学校の時」
スタッフ「例えば、どういうことやるんですか?」
久本雅美「ま、くだらないことですよ。あのー、ま、ドリフターズの真似して
     なんでも笛持って、いかりや長介さんじゃないですけど、
     ピーッピーピッピーピーッピーピーピーッ言いながら変な体操。こう踊ってみたりとか。
     まっすぐ歩いて『ぜんたーい!止まれ!ピッ!ピッ!』で、自分だけ違う方向向いて笑いとったりとか。
     そういうかわいらしいベタベタなこととか。もうそんなやってましたねぇ。
     だからまぁ、好きなんですね、そういうことがね。だからやっぱり、こう必然的にこういうことやってあの、
     仕切ったりとか、まぁ大体せっかちで、ちゃっちゃとしないと気が済まないタイプでもあるんですけど。
     だと、放ったけないっていうのがあって、あのー、どうしても周り出て、
     『どないする?』、『何する?』とか、あとなんか小学校の時もー、
     なんかクラスでなんか、あのー、発表会かなんかしてたんですけど、
     そん時誰かが詰まったんですよね、言葉に。そん時私全然そんな台本なかったんですけど、
     もう思わず勝手にアドリブで、『 何があったーん、かわいそうにぃ… 』とかって、盛り上げたんですよ。
     もう爆笑やったんですけど。終わってからもうみんなに褒められましたよ。(笑いながら3回手を叩く久本)
     『ありがとう』、先生からも『助けてもらってありがとう』みたいな、
     もろいなぁみたいな、そんなんばっかしてましたねぇ」

 先生に言われたこと

久本雅美「だから小学校3、4年の時にですね、あのー、忘れもしないんですけど。
     もうみんなに『やれやれー』とか言われて、あのー、ま、
     クラスの書記っていうのがあったんですよ、学級委員じゃなくて書記っていうのがあって、
     『ちょっとヒサモっちゃん、立候補しぃやー』、『えー、マジでぇ!?』とか言いながら、
     『ちょ、出てみようかー?』って、そのやったんです。もう一人の男の子がいてたんですよ。
     その子はもう、ま、いわゆる、まぁ、ま、そういうエリートというか、
     そのなんかこうちょっとね、頭のいい子でー、ま、お母さんお父さんもま
     その地域の学校、PTAの会長さんみたいな、そのなんかしっかりしたお坊っちゃまと、
     このーただの浮かれたアハハハハハハ(笑)、ね?まぁあのー、おちょお調子もんが出たわけですよ。
     で、そいで、あのー、『私はー』って『このクラスをこうないしたいんですー!』って言うて、
     笑かしながら喋ったら、投票なった時に、私が通ったんです。担任の先生慌てて、
     『あっ、みんないいかー、面白いからどうやって決めるんちゃうんよ』って(笑)。
     『誰があのー出来るかで決めてー』って言うて、もうそいでもう一回やり直しですよ」
スタッフ「えぇ、それはひどいですね…」
久本雅美「そうですよ!そん時に『この先生なんや』と思いましたもん。
     言うたら怒られるけど、『うわぁ…』って。
     で、もっかいやったんです。やっぱりもっかい勝ったんです。
     先生しゃーない渋々『じゃあ、書記は久本でぇ…』みたいな。
     もうなんかねー、そういうの好きみたいですね。 何なんでしょうね
スタッフ「目立ちたいんですか?」
久本雅美「 目立ちたいんでしょうね 。てか、そうでしょうねー。
     だけど好きなんでしょうね。あの人に喜んでもらうとか、笑ってもらうとか。
     今でもそうなんですけどー、めちゃめちゃ疲れてるじゃないですか。
     『うわぁ、もう疲れたなぁ…』って、『今日なんかもう、なんもしたないなぁ…』と思っても、
     まぁ変な話仕事があったりとか、なんか表に出なきゃいけなかったりとかしなきゃいけない。
     でそん時に、舞台でもそうですけど、ハッて出て行って、お客さんがワッと笑ってくれたら、
     むちゃくちゃ元気なんですよ。なんかもうその血がグワーッ回転するっていうか、好きなんでしょうね。だから」
スタッフ「沈黙はつらいんですか?」
久本雅美「沈黙はつらいと言うよりが言うよりは、暗い顔とか、下向いてるのが嫌なんですねぇ。
     えべt別に黙ぁて、あ普段こんなにベラベラ喋ってるかってそうでもなかったりする時もあるので。
     あのー、沈黙そのものっていう黙っているのが嫌っていうじゃないんですよ。
     でもそうかでも嫌いなんかもしれへんなぁ。私は黙ってても誰か喋っててくれたら気ぃ楽になるし。
     でもだからといって、あのー、ボーっとしたいなーって時は。
     うーん、沈黙は嫌じゃないっていうのもありますからぁ。でも大勢でおったらぁ
     やっぱり、黙ってんのはやっぱ、嫌いかもしんないっすねぇ…。うーん」
スタッフ「ちょっと紅茶でも頼みますか?」
久本雅美「いいですかぁ?いいですねぇ、お紅茶飲みますかぁみんなで」
スタッフ「お紅茶飲みましょう。そこ取って、あれ、決めました」

 紅茶でも頼みましょうか

久本雅美「今何時間ぐらい喋ってんですか?」
スタッフ「今、1時間20分…」
久本雅美「これはあの体力勝負ですよね。あのー、こう大変やろ?」
女性スタッフ「あの、持ってるだけなんでね(笑)」

 「マイクが重くないか」と録音の
 女性スタッフを気遣ってくれた

久本雅美「ホンマ~?女の体で偉いなぁ…」
スタッフ「そういうの気になるんですか?」
久本雅美「ものすっごい気になるんです!いやあの、ごっつい、ごっつい頑張ってるなと思って拍手したなるんです。女子、女子ですねぇ女子」
スタッフ「女子を応援したい気持ちあります、やっぱりスタッフに?」
久本雅美「めちゃめちゃあります!私まだ女子が出だした時に」
スタッフ「そうですよね、やっぱり苦労なさってるその分」
久本雅美「あぁあぁ、あぁ、私もそうですけど、違うテレビ局の女の子がカメラマンさんやってたんですよ。
     『うわぁー!』って思って、『来たー!』って思って、『頑張ってなー、頑張りやー』って言うたら、
     何年か経った時に、それはそれ私忘れてたんですよ。何年か経った時に、
     『あん時、頑張ってねー、言われたカメラですー』って言われて、
     おう頑張っとるや、ホンマにこの世界でみたいな。はぁい」

 将来の夢は?

久本雅美「あそれはもうね、ご多忙にもむらず漏れずにね、やっぱりそのー、
     ま今で今じゃ違いますほk保育士さんですけど今、そん時保母さん。
     母は、は保母さんやってましたから、ずっと。
     ほb子供好きやったし『保母さんになりたい』って書いたこともあるし。
     また、あのねぇ、『新聞記者になりたい』って書いたことあるんですよ。
     なんでかって言うたらね、小学校なのに、やっぱりこう
     自分の文面が『バリバリ社会で働きたい』って書いてますね」

 バリバリ社会で働きたい

久本雅美「あの要するに男の人のとこに交じって、女性として、仕事で、すごく、なんか頑張りたい!っていう。
     みとめれ認められたいっていうこと書いてあるんです。『結婚は28歳ぐらいでいい』って書いてんです。
     その時っていうのは、もうねぇ?あぁ随分前結婚なんていうたらもう、
     ほらまぁそれこそ『売れ残り』だとか、『行き遅れ』とか、そのーねぇ?
     『ハイミス』とか言われる時代じゃないですか、『適齢期や!適齢期や!』言われてー、
     『いつ結婚すんのー?』、『結婚することが女の幸せ』みたいな時代の時に
     全然結婚に興味なくて、28歳ぐらいで結婚出来たらいいなぁって。
     それまではホントに男の人達と一緒に交じって、新聞記者になって、バリバリ活躍したい!みたい、書いてんですよね。
     ただ新聞記者っていうのは、きshなんかこう男社会で、堂々と認められたいっていう気持ちがあったんでしょうね。
     なんで書いたと思います?大体その新聞記者っていう、職がカッコいいなぁっていう雰囲気で、書いてたと思うんですけど」


 子どものころ 人に言われた
 忘れられない言葉を書いてください

久本雅美「えぇ…」
スタッフ「まぁね、なんでもいいんですけど」
久本雅美「小学校時代に印象に残った言葉…」
スタッフ「誰かが、久本さんに対して」
久本雅美「うーん、なんやろなぁ…。なんかあるっけなぁ…。言葉…」
スタッフ「格言とかじゃなくても全然いいですけど」
久本雅美「うぅうぅうぅーん…。言葉ねぇ…。小学校時代…」
スタッフ「まぁね」
久本雅美「そういうのって覚えてんのかなぁ…。覚えてる~? ほら、みんな、覚えてない」
スタッフ「フフフ(笑)」
久本雅美「まぁほんだら、あれか分かんないけど…」
(紙に「忘れられない言葉」を書く久本)
久本雅美「ま、あぁ、こっちかな…」

(あんた面白いからこっちおいで!)

久本雅美「あのねー、幼稚園の時に、あのーいじめっ子っているでしょー?
     いじめっ子がいてたんですけど、私はいじめられなかったんですよ。
     なんでかっていったらね、『お前、面白いからー!』って、『雅美ちゃん、面白いからー!』って言って。
     男の子にも女の子のいじめっ子にもいじめられなかった。『こっちおいで!』って。
     で、本能的にあったのかもしれないっすね、それは言われたら。
     そういうことは自分で分析してしたこともないんですけど。
     基本的には大好きやっていうのは、もう、もう一番の思いだと思うんですけど。
     でもあらゆる意味では自己表現の中に、一つ自分を守るっていう手段があったのかもしれないっすねぇ…」
スタッフ「人にどう見ら思われるのかっていうのかやっぱり気になるんですかね?」
久本雅美「私ね、すっごい気にしてました。ものすごい気にしてましたね。
     だから、あのー、そういうところで、優柔不断な部分はいっぱいありましたね。
     今でもそういう時ありますけども正直」

 コンプレックスは?

スタッフ「子供のころはなんかそういうコンプレックスっていうか、そういうことはなかったですか?」
久本雅美「コンプレックスですかぁ…。そらいっぱいあったと思いますけど。
     まぁあのー、ま、さっき自分で監督が色々考えてっておっしゃいますけど、
     私もすごいこう、考えすぎるタイプだったんですね。今だいぶそれがなくなりましたけども。
     あのー、『人の3倍ちゃん』って言われてたから」

 3倍ちゃん

久本雅美「もうちょっとしたことをすごーく悩むんです。
     あのワーッていう割には、『ああいう言い方で良かったんやろうか』とか、
     『もっとこういう言い方の方が傷つけへんかったんちゃうやろか』とか、
     『なんかもうごっつい落ちこんでちゃうんやろうかぁ』とか。周りは『もうそんなことない!』って、
     『あんた別にそんなに向こうは気にしてないよ、あんたの言ったことなんて!』って言うんですけど、
     自分はすごい気にしてるから、『3倍ちゃん』とか言われたんです。
     そういう意味では、ものすごいなんかこう、ま今でもそうですけど、生真面目過ぎるというか、
     考え込み過ぎるっていうところは、ありましたね、やっぱねぇ。ゴホッ(咳)。来た?うーん」

 面白さときまじめさが同居する性格は
 子どものころから変わっていないようです


女性ナレーター「次回の『マイロード』は、久本雅美さんが思春期を語ります」

久本雅美「そん時初めてなんかこう、『 せつない 』とか、そういう言葉が知るんですよね、やっぱ。あと、『 みじめ 』とか、『 あぁ、みじめってこういうことなのかー 』とか」

女性ナレーター「恋愛・友情。今だから明かせる青春の思い出。どうぞお楽しみに」
ツールボックス

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