マイロード (2)思春期

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第1回はこちら。第3回はこちら


 神奈川県 葉山町

久本雅美「うお~、太陽~?いやぁ、青いねぇ」

 大阪の下町で生まれ育った彼女は
 テレビのレギュラー番組9本の売れっ子になった

久本雅美「きもちーねー!うわぁ、これはいいわぁ」

久本雅美「うわぁ、いいねぇ。うわぁ、もう素晴らしい!」
久本雅美「何見つけてんの?」
子供「貝」
久本雅美「貝か?何あんの?あっ、かわいい!見せて見せて!うわ、い、かわいい!綺麗!」
子供「こっちにも落っこってるよ」
久本雅美「落っこってんのー?これどうするの?集めて」
子供「集めて分からない(笑)」
久本雅美「分かんないけど集めてるんだ」
子供「集めてお、お、お母さんに」
久本雅美「お母さんにあげんの?いい子だねー!もおお、入ってても平気だもんね!」

子供「デッドボール!」
久本雅美「うぅん」
子供「デーッド!」

 彼女はどんな道を歩いてきたのか
 1泊2日で話を聞いた

子供「ダーッ!」
久本雅美「遊んでるな~」
子供「待てよ!待ってー!待ってー!待ってー!」
久本雅美「元気だなぁ」

 4週連続放送の第2回

久本雅美「裸足だよ!裸足!すげぇ…」
(遊ぶ子供達)
久本雅美「バイバーイ」
子供「あ~すっげー!知ってるー!俺!俺知ってるー!知ってるー!」
久本雅美「ハハハwww『鬼が来たぞ』みたいな。バイバーイ」
子供「バイバーイ!じゃあねー!サヨナラー!」

 昭和33年 大阪市平野区生まれ

 昭和46年 地元の公立中学校に入学した

久本雅美「やっぱりそのー中学になると、まオシャレみにオシャレにも目覚め、
     ま、それまでも洋服は好きやったけど、やっぱそん時アイビールックとか、そういうのになると
     やっぱりアイビーのお洋服の雑誌見ては、ねぇ?もらったお小遣とか貯めたやつで、買いに行って、
     ちょっとなんかこう、こじゃれたことをするようになると、なんかこう友達とわいわいする時間も増え、みたいなね。
     ま、ちょっとその、ま、ちょっと、化粧とかにも興味を持ちー、みたいなね。
     まぁ制服をいじり出し、カバンもぺっちゃんこにしながら、私服になるとやっぱりアイビールックとかそういうので、
     でそれをみんなでこうかわいいの買ったら交換し合うみたいな、やってましたよ。『髪の毛どうするー?』とか。
     あーあれは高校の時か、やっぱこう髪カット、サーファーカットみたいの流行って、やりましたねぇ。
     うーん、そん時はもう。高校、中学の時はこうちょっとこう、おかっぱ的な感じなったりとか」
スタッフ「久本さんって中3トリオと同い年ですよね?」

 中3トリオと同い年

久本雅美「そうなんです!中3トリオとおんなじです!百恵さんと、淳子さんと昌子さん」

 山口百恵 桜田淳子 森昌子

スタッフ「それはどう思ってるんです?」
久本雅美「そらもう中3トリオで憧れてましたから。でも私はほら、どっちかっていうと
     男性の方が好きやから、野口五郎さんが好きだったんです。新御三家ですかね?
     めっちゃ好きでしたね、もう野口五郎さん追いかけてましたもん!」

 郷ひろみでも西城秀樹でもなく
 野口五郎

久本雅美「はい。だけどコンサート行く、ことはできず。レコード買って、ポスター貼って、ファンレター書いて」
スタッフ「ファンレター?」
久本雅美「書きましたよ。それでなんか入院された時は、もう病院にファンレター書いて。
     も、間違いなく、自分が野口五郎さんの嫁になるって思ってましたから!(笑いながら2回手を叩く久本)
     みんな多いじゃないですか、 頭おかしいんですけど(笑う 。もうやってましたねぇ」

 卓球部

久本雅美「中学の時はそうですねぇ。何あの、まぁ卓球部入ってましたね。
     あの『クラブ活動何しようかー?』時にー、バーッて色んな見て、あっ、室内で炎天下の中でも、
     炎天、炎天下の下でやるの嫌なので。うわぁ、室内やし、スマッシュとかすごいカッコよかったんで、
     あーもう体力的にもいけそうやし、卓球やるかなぁって思って、卓球入りましたけど。うーん」
スタッフ「それでいつなんですか?何年間?」
久本雅美「6年間やりましたよ」
スタッフ「中高?」
久本雅美「中高。ものすごい面白かったですね。で負けず嫌いでしょ?そういう卓球のー魅力に取りつかれて、
     で真面目でしょ?あの『上手くなりたい!』って思ってね。あのー、ま朝走ったりとか、
     あのービール瓶にすな砂集めてすべりやったりとか。こう今上からヒモ垂らしてピン球付けて、
     カット。ツッツキって言うんですけど、カットの練習とか、やってましたよ。
     ものすっごいそういうの真面目なんですよねぇ」

 どんな友達づきあいをしていましたか?

 交換日記

久本雅美「何、中学の時は、あのその何仲良しグループが、まあのーいてたんですね。5人ぐらい。
     『交換日記』やってましたね。中学生の、ま女の子その全員、回して、こう悩みとか、
     なんか思いとか、書いてましましたねぇ。懐かしいですねー」
スタッフ「どういう悩みなんですか?」
久本雅美「恋の悩みですよ、かわいいね。あと、やっぱり中学は中学なりに、
     『なんで生きてるんやろう?』とか、『何したいんやろう?』とか言いながらやってたりとか。
     あのー、中学ん時に初めてバレンタインデーに、チョコレートを渡すわけですよ。
     なんか周りがほらこのチョコレートを渡すという流れで、
     渡さなきゃいけない的な感じになってきはるじゃないですか?」
スタッフ「そうですね」
久本雅美「そんなに渡したくないんやけど、まぁ、乗っかとこうかぁ、みたいなね。
     でぇ私の幼馴染のヒロシ君っていう子がいてたんですけど、まぁまぁあの私の初恋の人ですよ。
     まそんなんやってた時に、そのあるそのグループの女の子が、
     あのー、勝手にね、ま私のことヒサモっちゃんのこと『ヒサモのことどう思う?』って、
     『ヒサモ』って呼ばれてましたから、『ヒサモのことどう思う?』って聞いたんです。で聞いて」
スタッフ「そのヒロシ君に?」
久本雅美「ヒロシ君に。でヒロシ君は『いや、友達やぁ』って。
     『別にそんななんとも思ってない、友達や』っていう答えを聞いてきたわけです。
     そしたらそのグループ内で、『なんで、勝手に聞くんや』と、『久本は別に』あのあの
     『チョコレートを渡す。それだけでええのに、 何勝手なことしてんの?(怒る
     っていう友達の間で、私はなんとも思ってなかたんですよ。こうなったんです。
     で、その子が『ヒサモっちゃん。ヒサモ、ごめんな、 ごめんちゃーい 』みたいな
     こう文章を書いてあるわけです。そして読むの忘れて、またみんな
     『人に謝る時は、ごめんとか、ごめんちゃーいはないんちゃうの?』みたいな。
     ちゃんと『すみません』とかいう、ね?
     謝り方ないと、『それはダメやと思います』みたいな物議が醸し出されてみたいな。
     私それはホント勉強になりました、その交換日記は。こう自我が目覚めて、やっぱりそのー、
     『なんで生きてんのやろう?』、『なんで死んでいくんやろう?』とか、
     そういうことを考える時じゃないですか。そういう色んなことが初めて色んな自分にぶつかって、
     良いか悪いか、正しいか正しくないかということを、感じながら、さ前へ進んでいく。
     それはまぁ、悪いけど私のところ通して、あ、あのー、ま、『人の接し方』って変な言い方やけど、
     うーん、『やっぱり大事なんやなぁ』っつってね。うーん、相手に対する態度。
     あぁ、『謝る時はちゃんと謝らあかんねんなぁ』とか。
     それは今からかんが考えたら第一歩ですよ。人間の付き合い方っていうか」

 ハマっていたものは何ですか?

久本雅美「まもう中学の時は、深夜放送バンバン聞いてましたね。ラジオ。めっちゃ聞いてましたよね。
     それこそまぁ、大阪でいうと『ヤングタウン』。『ヤンタン』って言うんですけども。
     めっちゃ聞いてましたね。音楽的にはもうそれこそホントに、歌謡曲。
     流行ってる歌番組はもう必ず見て、みんなでわいわい言いながら、やってましたもんね。
     芸能ニュース大好きでしょ。でも平凡明星買ってはわいわい言うて。
     で、そうですねぇ、までも高校ん時ですかね、やっぱり『浪花ロック』とかに、ごっつい浸透していったのは」

 浪花ロック

スタッフ「なんか上田正樹さんとか」

 上田正樹とSOUTH TO SOUTH

久本雅美「SOUTH TO SOUTHです。上田正樹とSOUTH TO SOUTHはもう、熱があっても行ってましたね。
     命懸けで、全然悲しいいろやねもんないんですよ。浪花ロックです、完璧な。
     ある時に夜中にテレビ見てたら、上田正樹さんがSOUTH TO SOUTHの音楽が流れて、
     ボワッて起き上って、ごっついもうこれやー!みたいなって。
     『この熱い魂を伝えたいんや』っていうLP盤があるんですけど。
     もうそれ誰やー!ってなって、上田正樹さんの曲ガーッ聞いて。
     それで上田正樹さんのラジオにもう、手紙ガンガン書いて、
     2回ぐらい名前呼んでもろって、『あ、また来てますー。久本さんからの手紙ですー』みたいな、
     もうラジオ聞いて『ウオッ!ウオッ!やったぁ!』って言うて、そんなんしてたりし。
     あのー、行ったら、一番前行く、まエネルギーで満ち溢れてますから。
     それこそ乗ったらいけないそのースピーカーの上乗って、
     こうやって怒られて、『降りろー!』言われて、『ふー、クソッ!』っと思って。
     でー、着ていくTシャツとか、そん時あえてチロリアンブラウスとかも、
     タンクトップの上にチロリアンブラウス着て、こうネックレスかけるんですけども、
     こうちぎれてるわ、汗でもう全部色取れてるわ、曲なったらグワーッ前行って、
     一番前でもうこの、なんていうんすかステージの台でもうこんななりながら。
     で、そのー、ライトがガーッ頭が焼けるんちゃんか?ぐらい、
     『上田正樹!SOUTH TO SOUTH!』とか言うてもう、死ぬかと思って、
     『もう死ぬわー!もう息出来へんわー!』ってなところ、友達が引っ張ってくれて」
スタッフ「それはもうみんなハマってたんですか?若いころ?」
久本雅美「いやいやいや、みんなじゃないですよ。まあのー私の友達とか、一部の方ですよね」
スタッフ「一部の人、うーん」
久本雅美「だから高校の時時の文化祭も、サボって、そっちに行こうって思って、抜け出してたら、
     クロサキ先生っていう担任の就任が追いかけてきたんです、アハハ(笑)。
     『お前またどこ行くねんやー!』、グゥワァーッ走って、逃げたけど、速い!バレーボール部の顧問で。
     ふぅ『止まれー!』って言われて、止まって パーン叩かれてー
     そん時のクロサキ先生が、サンダル履いて、ものすごいギュウギで追いかけてきて、あの形相と、
     『叩かれる!』って思って下向いた時の先生のあの足の親指から出てる長い毛、忘れません!
     グワーッこうダーン殴られてー、『痛ぁっ…』って、『戻れー!』言われて、
     『はぁ、チッ(舌打ち)』って言って、戻ったの覚えてます」

久本雅美「はい、ありがとうございまーす。 なかなか喋れない人とかもいるんですか?ビデオで」
スタッフ「喋れない人もいますね、えぇ。います、います」

 久本さんほどしゃべる人は
 めったにいません

久本雅美「どっちがやりやすいんですか?」
スタッフ「微妙なことですね正直としては」
久本雅美「うーん、うんうんうん」
スタッフ「あのー」

 ところで中高生のころの夢は?

 ディスクジョッキー

久本雅美「DJになりたいってのはうっすら思ってましたね。
     DJっていうのは今こうあのーレコード回すんじゃなくて、
     ディスクジョッキーの方ですよね、その時は。うっうっうっ」
スタッフ「DJごっこ」
久本雅美「(自分の太ももを叩く久本)やってましたよぉ、やってました、そんなんやってました。
     『はい、こんばんはー!今日もなんとか、なんとかでー』て言うて喋って、
     で『次の曲は誰々の何々でー』、『今はコロキョクこの曲イケてるよねー!』て言うて、
     堂々とやってましたよ。めちゃやってました、そんなん。だからね」
スタッフ「中高?」
久本雅美「はい」
スタッフ「中学、うーん」
久本雅美「私多分そんなん好きやったんですよ。今でも覚えてますもん。家の三面鏡あるでしょ?
     三面鏡の前に座ってね。『徹子の部屋』ごっこを1人でやってます。
     徹子さんに、私はインタビューされてるっていう体で、喋ってるんです。
     でその三面鏡はカメラなんです、全部。こっちから喋って撮られてる、
     こっちから喋って撮られてるみたいな。でやっぱり架空の質問に『あぁ、そんなんですよねぇ』って、
     『いやいや、そんなにあのー、苦労はしてないんですよ、はぁい』、
     『いや、そんなこと言われてもね、今自分がやっていることが大事やと思うんで』、
     『え?なんですか?』みたいな感じで。そんなん1時間ぐらいやってるんです。
      アホでしょ(笑う ハハハwwwいやホンマにやってましたねぇ」

 お昼の時間です

スタッフ「じゃ、1回ホテルの方を…」
久本雅美「行きましょかぁ、よかったら行きましょかぁ。
     行きましょう、行きましょう。 やったぁ~! 行きましょう。
     うわぁ、あっ、ちょっといい匂いしてきましたよ!
     ほらほら!匂いしますよ!ご飯!ご飯!ご飯行きましょう!」
ホテルの客「ご飯?下で食べるんですか?」
久本雅美「そうですねぇ、下ですよねぇ?」

久本雅美「こんにちは~!うわぁ、すみません、こっちですか?」
(スタッフと一緒に昼食を食べる久本)

 食事中も みんなに話しかけて
 場を盛り上げてくれます

 思春期に 人に言われた
 忘れられない言葉を書いてください

久本雅美「うーん、中学高校なぁ…。難しいなぁ…。
     いちばーん、色々悩んだとき時代ですよねぇ、中高って。
     いちばーん、一番なんかこう悩んだけども、色んな柵のない時ですよねぇ。
     何が一番やろなぁ。うーん、ふーん。
     ごめんなさい、ちょっと思い浮かばないっすねぇ今、今ね。
     うーん、難しいなぁそんな一言で言うたらって言ったら…。うーん…」

 珍しく ほとんどしゃべらずに
 20分間考えた

久本雅美「そうやなぁ…。まよくただ例えばですよね。あのー、高校ん時に朝礼の時に、
     朝礼の時に、私が毎回もう面白いことずっと喋ってたんです。
     友達に『聞いて!聞いて!聞いて!』っつって、
     『こんなんて、あんなんて、こうなん見て、ああなってん』って言われた言うてた時に、
     そのー、後ろからあのー、主任の先生ですか。出席簿で バーン頭叩かれて
     『お前は毎日毎日よう喋ることあるなぁ!』って言われて、
     全校生徒の前で連れていかれて、朝礼で立たされてですね。
     あのー先生から、『こいつは日本一のお喋りです!』って紹介されて、
     全校生徒が出て行くまでずっと立たされたっていう、そそっとか(笑)。
     あのー、そうですねぇ。うーん…」
スタッフ「一回置いといて…」
久本雅美「ちょっと置いときましょかぁ。うんうんうん。
     そうですねぇ、またなんか思い出したら、そうですねぇ…。
     うーん…。ちょっと思い出したら、はい、そうですね」

 後で思い出したら
 お願いします

 中学3年生の時の初デート

スタッフ「初デートというと」
久本雅美「初デートはあのー、あれですね。ホントの初デートは中学3年生の時に、
     あのー、私のことを『好きだ』って言ってくれた人がいて、それでちょっと『デートして』って言われたんで。
     あのー、まぁまぁ、正直そのー、全然奥手だったんで。あのー、『デートってどういうもんだろうな』っつうんで。
     みんなも『行ってこい!行ってこい!』って言われたんで、私の友達に洋服借りて、それでー、行きました。
     行ったけど、そのー、緊張して何も喋れないしね。
     もうホントに、あのー、カバン落ちた、カバン落ちたでもう、拾うのもなんか、
     こういう、こういう、なんていうかあのー体動かすのも恥ずかしいみたいな。
     んでそいで、うーん。ま、でも、そうですね、そん時お茶飲んで帰ったみたいな。感じだったんですけど」

 高校生の時のデート

久本雅美「んでそん時高校、高校ん時にお付き合いした人がいたんですけど、
     その子とデートした時はもう、あのー、好きな人だから、あのー、
     ブルーのコートを買ってね、デートして行くんですけど、だけど脱げなかったですね。
     喫茶店行って、お茶飲んでるんですけど、もう熱くてしょうがないだけど、
      顔も火照って体も熱いんだけど 、この脱ぐという行為が、恥ずかしくて。
     もうずーっとそれも下もかわいいワンピース着てんだけど、
     恥ずかしくずーっと着たまま、頬っぺたも真っ赤になってくのも分かって、
     もう熱い熱いってなってんだけど、それでもあの何もできなくてきましたね。
     そういうホントにあの、奥手っていうかー、うーん」
スタッフ「その時はいっぱい喋るんですか?」
久本雅美「喋れないんですよ、それが。なっかなか喋れなかったですね。
     やっぱこう嫌われたくないっていうか、好かれたいっていう気持ちの方が強いんでしょうね。
     女友達とわいわいやってるんだけど、ちょっとやっぱデートとなるとあのー、
     そんなわいわい喋れなかったですね」
スタッフ「わいわい喋ってる、日本一のお喋りって言われた久本さん」
久本雅美「うん、うん」
スタッフ「ですけれども、知ってるわけですよね。その」
久本雅美「その子はね。そうですよね」
スタッフ「それなのに、喋れなかった」
久本雅美「喋れないっすね!もうすっごいやっぱ恥ず、もうやっぱり自信がないんでしょうね、自分に。
     だからそのー、『嫌われたらどうしよう』っていうマイナス思考の方がでかいんですよ、私。
     だからこう、なんていうかこう、いるじゃないですか、あのー、羨ましいぐらい自身のある人って。
     もあのー、ポーンって強気でいけるみたいな。だから『すごいな』とか思っちゃう。
     も私は全然、常にいつでもなんかこう、今はねこういい歳だから関係ないけど。
     もだから『嫌われたらどうしよう』、あのー『フラれたらどうしよう』の方が強いですね。
     だから自分からこう積極的にこの、告白するとか、そういうことも苦手みたいな。
     だからなんとなく周りにこう助けてもらって、付き合うみたいなやつが」
スタッフ「『自信のなさ』って何なんですか?その容姿とかその姿勢の見方とか」
久本雅美「うーうーんうーんうーん」
スタッフ「そのかわいらしい感じの写真いっぱい残ってるんですけど」
久本雅美「(スタッフの言葉に吹き出して4回手を叩く久本)写真ね。うーん、やっぱー、
     容姿とかってのもあの、ギャグで今やってますけど、やっぱ笑うと歯茎が出るとか。
     そのやっぱ、歯が出てるっていうのは、まコンプレックスですよね。
     だから笑うと時にいつもこう手に、口に手、バイクっていう、(口に手をあて)『あぁ~』って、
     それが嫌だったですね。あの笑うと白い歯がパーッって出る人っているじゃないですか、
     『羨ましいなぁ』って思って。まぁ今はギャグで、あのー、『歯茎が出るからー!』っていう
     笑いとれますから、ま変な話お金になってるんですけど、アハハ(笑)、そうじゃない時は。
     やっぱり思春期の時はー、もう嫌だった自分の笑顔が」
スタッフ「なるほど、笑顔に自信がない」
久本雅美「ないない!だから、あのー、写真とか撮っても、こう歯茎を見せないように、こうやって笑うから、めっちゃ不自然な写真が多いです」

 モテましたよね?

久本雅美「いやぁ、うーん、全然モテなかったっていうと嘘だと思います。だけど、モテたぁっていうたらそらまたモテてもいないです、普通です」
スタッフ「普通」
久本雅美「好きな人にフラれて、校庭で一人で歩いてて。その私の、大好きな先輩と付き合っているの見て。
     『はぁ、ホントに素敵だなぁ』って思いながら。んで自分が失恋して落ち込んで。
     それでなんかこう、みんなと一緒にご飯食べに行くって言ったけど、
     行けない自分がいて、嘘ついて、『今から練習する』っていう嘘ついてるとか、
     そういうの見ると、あそういうの思い出すと、『あぁ…』。
     そん時初めてなんかこう、『 せつない 』とか、そういう言葉が知るんですよね、やっぱ。
     あと、『 みじめ 』とか、『 あぁ、みじめってこういうことなのかー 』とか。
     そういう色々な言葉が実感として分かってくるみたいなねぇ。うーん」
スタッフ「ちょっと休憩、うん。ちょっと休憩しましょかぁ」
久本雅美「今ね、ふと思い出したんですけど、自分がこう中学の時友達に、あぁ言われた言葉ってあったなぁって思って。うーん。いや」
(紙に「忘れられない言葉」を書く久本)
久本雅美「クフフwww『 そんな言い方ないんじゃない 』って」
スタッフ「へぇ…」

(そんな言い方ないんじゃない)

久本雅美「中学の時ってやっぱこうみんなと仲良くて、色んな意味でこう、
     人間関係とか友情とか、そういうことやっぱ学ぶ時ですよね。
     でたった一言で傷つけたりとか、一言がすごい元気になったりとか、
     そういうの私すごい思い知ったけど。もうあのー、クラブをその卓球部をやってて、
     その仲良しグループの子が待っててくれたみたいなんですよ、教室で。私が終わるまでね。
     で全然知らずに私はもうクラブ終わって、うわわって帰ってきたら、みんながいたわけ。
     でみんながいたから思わず、『え、なんでいんの?』って、『え、かえ帰ってないのー?なんでいたーん?』って言ったら、
     みんなが『あなたを待ってた』と。『あんたを待ってたのに、 そんな言い方ないんじゃない?(怒る 』って言って、
     ババババーッて帰って行ったんですよ。私もすっごいビックリして、『ハァッ…』って、
     ホントなんて言い方したんやろと。だけどねそれはすっごくショックだったんです、すごく。
     自分がニゲダシテモ(?)言うてるわけじゃないですか、『え、なんでいるの?』って気持ちで言ったけど。
     やっぱりそのー、ねぇ?『あれー?』。そういう言い方っていけないんだと、いけないんやと。
     今でもはっきり覚えていますね。あの、あのー、教室のにおいとか空気とか暗さとか、
     ハハハハハwww(笑いながら1回手を叩く久本)、バーッて、みんなが、もう待ってたのに、
     『待ってたのにそんな言い方されたら、めっちゃ悲しいわ』とか、『最悪やわ』とか、
     言って帰って行った姿を、友達を。『あれ?』って、『あれ、これってすごいことやったんや』っていうね。
     まホンマにそのー、ここ言葉一つというか、心一つで、こんな、
     『こんな風になってしまうのや』って思って。それはすごいやっぱり」
スタッフ「すごく久本さんもそういうのを、こう重く受け止めるsそうですよね?」
久本雅美「私すごーく重く受け止めるんです。普通の人もそうじゃないですか?そうdそうでもない?」
スタッフ「さっきのあの交換日記の話ともちょっと近いところありますよね」
久本雅美「はい、はいはい」
スタッフ「それは久本さんって言われたことじゃないでしょうけども」
久本雅美「そうです、そうです」
スタッフ「別の子がー、言われちゃったっていう話なんでしょうけども」
久本雅美「うん、うんうん。私はその子が言われたことに、
     その子の謝り方がそんな別に嫌じゃなかったんですけど。
     世の中には色んな受け止め方をする人がいてんねなと。
     その何気ない一言で別になんとも感じない人もいれば、
     そのーものすごい傷つけr傷つく人傷つく人もいてんねんと。
     そうすっと、あ、『ホントに言葉というのは、もう大事なもんやな』と。
     すごく思いましたね、そん時ね」
スタッフ「でもそれはやっぱり、人に嫌われないようにするっていうか」
久本雅美「うーん」
スタッフ「それは保身って意味じゃなくて、相手を傷つけないっていうか」
久本雅美「そうですね」
スタッフ「そういう意識ってすごくありますよね、なんか」
久本雅美「私、だから、ま自分で言うものなんですけど、キャパが狭いので、
     時々傷つけたりとか、やな思いさせて、させてしまったとあると思うんですけど。
     一番嫌なのは、ソバ(?)なんすよね、やっぱりね。
     人が嫌な思いするっていうのがもう嫌なんです。それがダメなんです。
     だから、『人がなんと思われてもいいやん!』って、
     『自分がやんでん!』っていうとこもあるんですよ!自分がやりたいことやってますから。
     だけど、それだけであのー、終わってしまうっていうことができないタイプですよね。
     あの、『嫌われるだったら嫌われてもいいよ!』っていう人いるじゃないですか。
     だ、だって俺が『やってるだんも~ん!』とか、『あたしが言いたいこと言ってるんだもん!』って、
     めちゃめちゃ羨ましいんですその人、ホハハハwww(笑いながら1回手を叩く久本)。『へぇ~!?』って。
     私もそうやって生きてきてますよ!生きてきてるし、生きていかなあかんって思ってるから。
     そういうのはいいです。自分のやりたいことはちゃんと明確やったら。
     自分がやってることが、『正しい!』とか、『やりたい!』ってことが、
     キチッとあれば、どう思われても構わないって思うんですけれども、でもその100パーではないっていうか。
     この人とのコミュニケーションとか、対話を取るのに、やっぱり、できればホントに、
     出会った人には、嫌な思いさせたくないっていうか、そこは私の中では大きいですよねぇ」

 浪花ロックに熱狂し
 デートでコートを脱げなかった彼女は

 人に嫌な思いをさせるのが
 何よりも苦手でした


女性ナレーター「次回は久本雅美さん、人生の『転機』」

久本雅美「『これやー!』みたいな。今まで何やりたいとか、あれやりたいとか、色々思ったけど『これやー!東京出てこの劇団に入んのやー!』っていう風に思いましたね」

女性ナレーター「偶然見た一本の芝居が彼女の人生を変えました。親の反対を振り切って上京します」

久本雅美「『ひさ 行くしかないやろ!』」
ツールボックス

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