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152.筆談 ----   モンスターに年端も行かない少女、悪漢に聖騎士に弓手… その奇妙な一団と♀セージ一行は今、焚き火を囲んで焼き魚を食べていた 「つまり、ゲームに乗っているわけじゃない。そういうことだな?」 「ああ、そう取ってもらって構わない」 ♀クルセの問に♀セージが答える 「じゃあ、なんでこんなところに来た?此処から先には禁止区域しか無いぞ」 「正確な地理がわからなかったのでな、適当に歩いたらここに出た」 ♀クルセに変わり問いかけてきた♂ローグに♀セージはそう答えながら地面に木の棒で文字を書いた 『この会話はGMに盗聴されている、自分達は首輪を無効化するために動いている、協力してくれる仲間を求めて此処に来た』と 「なるほどな、三人も居ながらそんなことになるたぁよっぽどマヌケだな」 「ああ、まったくだ」 『首輪の解析は道中でほぼ終了している、これから書くものが必要だ 必要なもの:プリーストまたはアコライト(確実性を求めるならプリースト)、ブルージェムストーンかエンペリウム(魔術のサクリファイスに使用、エンペリウムなら一個で4人は解除可)、魔術使い(魔力制御に必要) あれば確実なもの:呪いのアイテム(呪いを別の呪いを使い断ち切る)、信じる心と勇気(首輪を外せる、と信じること)』 「だがこれで納得してもらえたか?」 「ああ、大体な。しかしまあ疑問も残るわけだが」 『そんなモノが上手く支給品にあると思うか?』 『呪いの武器は♀WIZが確認している。幸いゲフェンはまだ禁止区域ではない。これから取りに行く』 『迷いの森はどうやって抜けるつもりだ?適当に歩くつもりか?』 『そこの♀WIZが道順は記憶している。心配は無用だ』 「ま、愚にも突かねえ些細な疑問だから聞くのは止めておくか」 『最後に一つ、お前達は信頼出来るか?』 「ああ、そうしてくれると助かる」 『書いただろう?必要なのは信じる心だ、と』 そこまで書いて、♀セージと♂ローグは互いの顔を見合いにやりと笑った 『OK、青ジェムならそこのクルセが3つだけ持ってる。持って行け』 『感謝する。あと、子供達の休憩が終われば出来る限り早く此処から離れた方がいい。出口を詰められてはせっかくの命が無駄になるからな』 「ちょ、だれがこども…むがっ」 横から文を見てつい声に出しかけた♀アチャの口を慌てて手で塞ぐ♀クルセ 「さて、それでは夕餉も馳走になったことだし行くとするか。どうやらあまり信用されていないようだからな」 『あまり大人数で動くのも残ったゲームに乗っているヤツらに見つかれば一網打尽になる危険性がある。分かれて行動したほうがいいだろう』 「どうやら前衛が居ない様だな…よし、聖騎士として私が付いて行ってやろう」 『私は、こいつらに着いて行く。それがこのゲームを終わらせる最良の手だと思う』 「♂ローグ……お前は、私の変わりにみんなを守ってくれ」 「げ、なんでオレが…」 拒否しようとしたところを♀クルセにじっと見られて♂ローグは 「……柄じゃねえが乗りかかった船だ、こうなったら最後まで引き受けてやるよ」 結局、諦めたようなため息と「こんなのオレのキャラじゃなかったはずなんだがな」という苦笑と共に引き受けた 「放送の時にお前達の名前が流れないよう気をつけるんだな」 『また、絶対に生きて会おう』 「はっ、そりゃこっちのセリフだ」 『出来れば、そうしたいところだ』 「じゃあな、悪漢」 「あばよ、知識バカ」 『『死ぬんじゃないぞ』』   <♀セージ、♀WIZ、♂アチャ、♀クルセ、ゲフェンへ向けて移動開始> <♂ローグ、アラームたん、♀アチャ、アラーム&アチャの休憩後移動開始> <時間は放送ちょっと前> ---- | 戻る | 目次 | 進む | | [[151]] | [[目次]] | [[153]] |
152.筆談 ----   モンスターに年端も行かない少女、悪漢に聖騎士に弓手… その奇妙な一団と♀セージ一行は今、焚き火を囲んで焼き魚を食べていた 「つまり、ゲームに乗っているわけじゃない。そういうことだな?」 「ああ、そう取ってもらって構わない」 ♀クルセの問に♀セージが答える 「じゃあ、なんでこんなところに来た?此処から先には禁止区域しか無いぞ」 「正確な地理がわからなかったのでな、適当に歩いたらここに出た」 ♀クルセに変わり問いかけてきた♂ローグに♀セージはそう答えながら地面に木の棒で文字を書いた 『この会話はGMに盗聴されている、自分達は首輪を無効化するために動いている、協力してくれる仲間を求めて此処に来た』と 「なるほどな、三人も居ながらそんなことになるたぁよっぽどマヌケだな」 「ああ、まったくだ」 『首輪の解析は道中でほぼ終了している、これから書くものが必要だ 必要なもの:プリーストまたはアコライト(確実性を求めるならプリースト)、ブルージェムストーンかエンペリウム(魔術のサクリファイスに使用、エンペリウムなら一個で4人は解除可)、魔術使い(魔力制御に必要) あれば確実なもの:呪いのアイテム(呪いを別の呪いで使い断ち切る)、信じる心と勇気(首輪を外せる、と信じること)』 「だがこれで納得してもらえたか?」 「ああ、大体な。しかしまあ疑問も残るわけだが」 『そんなモノが上手く支給品にあると思うか?』 『呪いの武器は♀WIZが確認している。幸いゲフェンはまだ禁止区域ではない。これから取りに行く』 『迷いの森はどうやって抜けるつもりだ?適当に歩くつもりか?』 『そこの♀WIZが道順は記憶している。心配は無用だ』 「ま、愚にも突かねえ些細な疑問だから聞くのは止めておくか」 『最後に一つ、お前達は信頼出来るか?』 「ああ、そうしてくれると助かる」 『書いただろう?必要なのは信じる心だ、と』 そこまで書いて、♀セージと♂ローグは互いの顔を見合いにやりと笑った 『OK、青ジェムならそこのクルセが3つだけ持ってる。持って行け』 『感謝する。あと、子供達の休憩が終われば出来る限り早く此処から離れた方がいい。出口を詰められてはせっかくの命が無駄になるからな』 「ちょ、だれがこども…むがっ」 横から文を見てつい声に出しかけた♀アチャの口を慌てて手で塞ぐ♀クルセ 「さて、それでは夕餉も馳走になったことだし行くとするか。どうやらあまり信用されていないようだからな」 『あまり大人数で動くのも残ったゲームに乗っているヤツらに見つかれば一網打尽になる危険性がある。分かれて行動したほうがいいだろう』 「どうやら前衛が居ない様だな…よし、聖騎士として私が付いて行ってやろう」 『私は、こいつらに着いて行く。それがこのゲームを終わらせる最良の手だと思う』 「♂ローグ……お前は、私の変わりにみんなを守ってくれ」 「げ、なんでオレが…」 拒否しようとしたところを♀クルセにじっと見られて♂ローグは 「……柄じゃねえが乗りかかった船だ、こうなったら最後まで引き受けてやるよ」 結局、諦めたようなため息と「こんなのオレのキャラじゃなかったはずなんだがな」という苦笑と共に引き受けた 「放送の時にお前達の名前が流れないよう気をつけるんだな」 『また、絶対に生きて会おう』 「はっ、そりゃこっちのセリフだ」 『出来れば、そうしたいところだ』 「じゃあな、悪漢」 「あばよ、知識バカ」 『『死ぬんじゃないぞ』』   <♀セージ、♀WIZ、♂アチャ、♀クルセ、ゲフェンへ向けて移動開始> <♂ローグ、アラームたん、♀アチャ、アラーム&アチャの休憩後移動開始> <時間は放送ちょっと前> ---- | 戻る | 目次 | 進む | | [[151]] | [[目次]] | [[153]] |

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