「059」(2005/11/03 (木) 21:12:36) の最新版変更点
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059.出会いは逆毛と共に
♂アコライトです。
青箱開けたら逆毛でした。
♂アコライトです。
♂アコライトです。
いくら引っ張っても逆毛が取れません。
♂アコライトです。
♂アコライトです。
隣で、♂アルケミが同じ様に膝抱えてます。
僕にも仲間が出来ました。
♂アコライトです。
♂アコライトです。♂アコライトです。♂アコライトです…
「wwwwwwww」
「…なぁ、俺達、いつまでこうしてるんだろうな」
哀愁すら背中に漂わせながら、大量の葉っぱを詰めた鞄を脇に置いているアルケミが言います。
そんな事言われても、僕がそんなこと知るわけありません。
「うはwwwwシラネwwwwっぅぇ」
「…そうか」
僕達は、出会いました。そう、それはたった数刻前の事。
十字架を背負った聖者の様な足取りで、この男はやってきたのです。
…まぁ、鞄の中に大量のハーブを詰め込んで、重い足取りで歩く彼の姿は、
聖者、というよりも、鬱病を患ったモロクの路地裏の大麻売りに見えたのですが。
そして、僕はというと相変わらずの逆毛。
やる事も特になく、二人して膝を抱えて遠くを見つめる事と相成っていたのでありました。
と、その時でした。がさり。目の前の茂みがざわつきます。
「…不覚を…とったか…っ。GMめ…っ」
そんな事を呟きつつ、一人の女性がそこからよろめき出たのでした。
美しい女性でした。意思の強そうな目をした、女性でした。
しかし、ひび割れボロボロになった、戦装束を纏っていました。折れた剣を杖に、何とか歩いているという有様でした。
僕と、膝を抱えているもう一人は呆然とその麗人を見ています。
敵か、味方か。いったい何者か。首元にある、僕たちと同じ首輪以外からは、何も読み取ることができません。
けれども、僕達に一言も言葉を投げないまま、その女性は地に膝を着き、そのままくず折れたのでした。
<深淵の騎士子 GM秋名と交戦? 首輪付き>
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