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048 悲しい話 ---- (私、やっぱり怖がられてるなぁ・・・) まぁ、無理も無いだろう。この島で、オーラを出してる者なんかに追われたら誰だって逃げる。まともにやりあって勝てる相手ではないと、誰しも考えるだろう。 (実際、私だって逃げるだろうし) だが、話し合うにはまず追いつかなければならないし・・・・どうしたものか。 不意に、♂プリが♂シーフを下ろした。自分が食い止めてる間に仲間だけは逃がすつもりなのだろう。 (やっぱり悪い人じゃないんだ・・・でも自分は殺戮者だとでも思われてるんだろうなぁ・・・。) 説得は難しいかもしれない。だがここで彼らと説得できなければ、いつ協力してくれる人に会えるかわからない。やるしかないのだ。 「・・・・・・・・・・」 「・・・・・・・・・・」 ♂プリーストには追いついたが、思わず♀WIZは言葉に詰まってしまった。遠目にはわからなかったが、プリーストにしてはとんでもない強面だったからだ。しかも修道女のヴェールかぶってて、なんか変態っぽいし。 (い、いや・・・外見で判断しちゃいけないわよね。他人を逃がすために体を張って追跡者の私と対峙するような人なんだし・・・) 自分に何とか言い聞かせる 一方♂プリーストも固まっていた。遠目にちらっと見ただけだったのでわからなかったが相当な美人だったからだ。しかも色っぽい体してるし。 (なんてこった、もろ好みじゃねぇか!ぜひお近づきに・・・ってああ!そんな場合じゃねぇだろ俺!) 彼女が殺戮者なら、なんとしてでも食い止めなければならないのだ。好みのタイプだとかそんなことは関係・・・ 「あ、あのっ!実は私、仲間になってくれる人を探していて。よかったら・・・同行してくれませんか?」 静寂を破ったのは♀WIZが何とか搾り出した台詞だった。 「と、いうわけで彼女が行動を共にすることになった♀WIZだ。」 数分後、逃げろと言っておいたのに近くにハイドで隠れていた♂シーフを発見して、紹介した。なんか視線が冷たいような気がするが気のせいだろう (ちょっと、いいんですか、そんな手放しに信用しちゃって。大体まだ目的がなんなのかはっきり聞いてないんでしょ?) (うるせぇな、幾らなんでもオーラとやりあう気にはなんねぇよ。大体彼女がやる気なら俺たちゃとっくに殺されてるだろ。) (僕達を存分に利用してから殺すつもりかもしれないですよ?幾ら相手が美人だからってそんな簡単に・・・) (馬鹿、そんなんじゃねぇよ。っつうか心配するとこはねぇって。俺の経験がそう告げてるんだよ) (経験が?) (ああ、その通りだ。いいか、俺はな、今まで美人についって行って後悔なんざ、したことねぇぜ。今回もきっとそうだ。) (・・・じゃあ、失敗はしてるんですか?) (・・・細けぇこときにしてんじゃねぇよ。失敗くらいどうってことねぇ。何せ後悔しないんだからな。) (駄目じゃないですか失敗してるなら。貴方はそれでもいいかもしれませんけどね、僕はまだこんなところで死にたくは・・・) 「あの・・・やっぱり駄目でしょうか。」 「いや、んなこたぁねぇって!。ただこの馬鹿がちょっとごねてるだけで・・・」 「馬鹿とはなんですか馬鹿とは!。ただ僕はもう少し慎重になろうと・・・」 「いえ・・・いいんです。危険な頼みごとだっていうのはわかってるし、それにこんな状況じゃ、信じてもらえませんよね・・・。お騒がせしてすみませんでした。」 そう言った彼女は、とても悲しそうな顔をしていた。 (で、随分変わり身が早ぇんじゃねぇかおい) (し、仕方ないじゃないですか!あんな顔されたら誰だってっ!。) (こんな早い段階で2人も協力者ができるなんてついてるわね。あ、そういえば目的話すの忘れてたけど・・・いいのかしら。)  ・・・いつの時代も、男というのは悲しい生き物なのだ。 <♂プリースト> 現在位置-(F2) 所持品-修道女のヴェール(マヤパープルc挿し)、でっかいゼロピ、多めの食料、赤ポーション5個 外見特徴-逆毛(修道女のヴェール装備のため見えない)、怖い顔 備考-殴りプリ 、♀WIZ・♂シーフと同行 <♂シーフ> 現在位置-(F2) 所持品-青箱(未開封)、多めの食料 外見特徴-栗毛 備考-ハイディング所持 、♂プリ・♀WIZと同行 <♀WIZ> 現在位置-(F2) 所持品-ロザリオ(カードは刺さっていない)、青箱(未開封) 外見特徴-WIZデフォの銀色 備考-LV99のAGIWIZ、GMに復讐、♂プリ、♂シーフと同行 <残り43名> [[戻る>2-047]] | [[目次>第二回目次]] | [[進む>2-049]]
048 悲しい話 ---- (私、やっぱり怖がられてるなぁ・・・) まぁ、無理も無いだろう。この島で、オーラを出してる者なんかに追われたら誰だって逃げる。まともにやりあって勝てる相手ではないと、誰しも考えるだろう。 (実際、私だって逃げるだろうし) だが、話し合うにはまず追いつかなければならないし・・・・どうしたものか。 不意に、♂プリが♂シーフを下ろした。自分が食い止めてる間に仲間だけは逃がすつもりなのだろう。 (やっぱり悪い人じゃないんだ・・・でも自分は殺戮者だとでも思われてるんだろうなぁ・・・。) 説得は難しいかもしれない。だがここで彼らと説得できなければ、いつ協力してくれる人に会えるかわからない。やるしかないのだ。 「・・・・・・・・・・」 「・・・・・・・・・・」 ♂プリーストには追いついたが、思わず♀WIZは言葉に詰まってしまった。遠目にはわからなかったが、プリーストにしてはとんでもない強面だったからだ。しかも修道女のヴェールかぶってて、なんか変態っぽいし。 (い、いや・・・外見で判断しちゃいけないわよね。他人を逃がすために体を張って追跡者の私と対峙するような人なんだし・・・) 自分に何とか言い聞かせる 一方♂プリーストも固まっていた。遠目にちらっと見ただけだったのでわからなかったが相当な美人だったからだ。しかも色っぽい体してるし。 (なんてこった、もろ好みじゃねぇか!ぜひお近づきに・・・ってああ!そんな場合じゃねぇだろ俺!) 彼女が殺戮者なら、なんとしてでも食い止めなければならないのだ。好みのタイプだとかそんなことは関係・・・ 「あ、あのっ!実は私、仲間になってくれる人を探していて。よかったら・・・同行してくれませんか?」 静寂を破ったのは♀WIZが何とか搾り出した台詞だった。 「と、いうわけで彼女が行動を共にすることになった♀WIZだ。」 数分後、逃げろと言っておいたのに近くにハイドで隠れていた♂シーフを発見して、紹介した。なんか視線が冷たいような気がするが気のせいだろう (ちょっと、いいんですか、そんな手放しに信用しちゃって。大体まだ目的がなんなのかはっきり聞いてないんでしょ?) (うるせぇな、幾らなんでもオーラとやりあう気にはなんねぇよ。大体彼女がやる気なら俺たちゃとっくに殺されてるだろ。) (僕達を存分に利用してから殺すつもりかもしれないですよ?幾ら相手が美人だからってそんな簡単に・・・) (馬鹿、そんなんじゃねぇよ。っつうか心配するとこはねぇって。俺の経験がそう告げてるんだよ) (経験が?) (ああ、その通りだ。いいか、俺はな、今まで美人についって行って後悔なんざ、したことねぇぜ。今回もきっとそうだ。) (・・・じゃあ、失敗はしてるんですか?) (・・・細けぇこときにしてんじゃねぇよ。失敗くらいどうってことねぇ。何せ後悔しないんだからな。) (駄目じゃないですか失敗してるなら。貴方はそれでもいいかもしれませんけどね、僕はまだこんなところで死にたくは・・・) 「あの・・・やっぱり駄目でしょうか。」 「いや、んなこたぁねぇって!。ただこの馬鹿がちょっとごねてるだけで・・・」 「馬鹿とはなんですか馬鹿とは!。ただ僕はもう少し慎重になろうと・・・」 「いえ・・・いいんです。危険な頼みごとだっていうのはわかってるし、それにこんな状況じゃ、信じてもらえませんよね・・・。お騒がせしてすみませんでした。」 そう言った彼女は、とても悲しそうな顔をしていた。 (で、随分変わり身が早ぇんじゃねぇかおい) (し、仕方ないじゃないですか!あんな顔されたら誰だってっ!。) (こんな早い段階で2人も協力者ができるなんてついてるわね。あ、そういえば目的話すの忘れてたけど・・・いいのかしら。)  ・・・いつの時代も、男というのは悲しい生き物なのだ。 <♂プリースト> 現在位置-(F2) 所持品-修道女のヴェール(マヤパープルc挿し)、でっかいゼロピ、多めの食料、赤ポーション5個 外見特徴-逆毛(修道女のヴェール装備のため見えない)、怖い顔 備考-殴りプリ 、♀WIZ・♂シーフと同行 <♂シーフ> 現在位置-(F2) 所持品-青箱(未開封)、多めの食料 外見特徴-栗毛 備考-ハイディング所持 、♂プリ・♀WIZと同行 <♀WIZ> 現在位置-(F2) 所持品-ロザリオ(カードは刺さっていない)、青箱(未開封) 外見特徴-WIZデフォの銀色 備考-LV99のAGIWIZ、GMに復讐、♂プリ、♂シーフと同行 <残り43名> ---- [[戻る>2-047]] | [[目次>第二回目次]] | [[進む>2-049]]

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