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---- 266.崩壊していく理性の中で。(三日目・午前)(NGかも) 「あああああああああああああ!!」 右腕が、熱い。腕輪が恐ろしいほどの熱を発しているように感じられる。 殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ 自分のものとは思えない殺意が♂シーフの思考を蹂躙し、破壊していく。 (このまま、僕は壊れていくんだろうか・・・?) ♂シーフは崩壊しつつある理性の中で考えた。 (このままじゃ、♀WIZさんに攻撃を仕掛けてしまうかも・・・) なにか解決策はないかと、必死に考えを生み出そうとするがそれもままならない。 殺せ!殺せ!殺せ!殺せ!殺せ!殺せ!殺せ!殺せ!殺せ! 彼の思考を殺意が攻撃し続ける。 「やめろ、やめてくれえぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」 堪らず♂シーフは叫ぶ。誰かタスケテ。 彼の叫びに♀WIZは驚き、体をビクッと振るわせる。 しかし、彼女は♂シーフから離れようとせずに彼の体をしっかりと抱きしめる。 そして、♂シーフの耳元で、優しく囁いた。 「♂シーフ君しっかりして、大丈夫。私がついているから。」 (母さん・・・?) ♂シーフの体を優しい温もりが包み込む。それは、亡くなった母のものとどこか似ていて、♂シーフの思考を少しだけ落ち着かせた。 (母さんも父さんも僕は失った。) ♂シーフはゆっくりと深呼吸をする。思考がさらにクリアになっていく。 (もう、誰も失いたくない。この温もりを失いたくはない!) (その為には、今のこの状況は駄目だ。腕輪をどうにかしないと・・・) しかし、彼が考えをめぐらせていると再びあの殺意が彼を襲った。 殺せ!殺せ!殺せ!殺せ!その女を殺せ! ♂シーフの意思とは関係なく、右手がグラディウスを握る。 (やばい!!) 「♀WIZさん逃げて!!」 彼はそう叫ぶとバックステップを繰り返し♀WIZと距離をとる。 そのままの勢いで部屋の壁に自らの体を激突させる。 衝突の勢いで右手からグラディウスが抜け落ちる。 「♂シーフ君!!」 ♀WIZが壁に突っ込んでいった♂シーフに向かって叫んだ。 「来ないでください!!」 ♂シーフはなんとか自分の意思で動かせた左手でグラディウスを拾いながら答えた。 「この腕輪は危険だ。このままじゃ僕の意思など関係なく♀WIZさんを襲ってしまうかもしれない。  だから、破壊します。」 「もし、破壊できなくて♀WIZさんを襲うようなことがあったら・・・」 息をしっかりと吸う。恐怖で足ががくがくと震えた。 「そのときは、僕を殺してください。」 自分に出来る最高の笑みを浮かべながら♂シーフは♀WIZに伝えた。 それは、まるで自分ならできると自己暗示をかけているようで。 なるべく、♀WIZを心配させないように彼が気を使っているようで。 そして、自分が死ぬのを覚悟して別れを告げているようでもあった。 <♂シーフ> 現在地:D-6→北か西の半島を目指す→謎の地下室?へ 所持品:多めの食料 +7トリプルハリケーングラディウス 囚人の腕輪? 容 姿:栗毛 備 考:ハイディング所持 盗作ローグ志望でちょっと頭が良い ♀Wizと同行 呪詛に体を蝕まれる     ♀WIZの姿に亡き母が重なる 死を覚悟? <♀WIZ> 現在地:D-6→北か西の半島を目指す→謎の地下室?へ 所持品:クローキングマフラー ロザリオ(カードは刺さっていない) 案内要員の鞄(DCカタール入) ウィザードスタッフ 容 姿:WIZデフォの銀色 備 考:LV99のAGIWIZ GMに復讐 ♂シーフと同行 年の事は聞かないでね? 状 態:容態安定。ただし全身に傷跡が残る。HPは半分ぐらい?希望が見えてきて気持ちが前向きに ---- | [[戻る>2-265]] | [[目次>第二回目次3]] | [[進む>2-267]] |
266.崩壊していく理性の中で。(三日目・午前) ---- 「あああああああああああああ!!」 右腕が、熱い。腕輪が恐ろしいほどの熱を発しているように感じられる。 殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ 自分のものとは思えない殺意が♂シーフの思考を蹂躙し、破壊していく。 (このまま、僕は壊れていくんだろうか・・・?) ♂シーフは崩壊しつつある理性の中で考えた。 (このままじゃ、♀WIZさんに攻撃を仕掛けてしまうかも・・・) なにか解決策はないかと、必死に考えを生み出そうとするがそれもままならない。 殺せ!殺せ!殺せ!殺せ!殺せ!殺せ!殺せ!殺せ!殺せ! 彼の思考を殺意が攻撃し続ける。 「やめろ、やめてくれえぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」 堪らず♂シーフは叫ぶ。誰かタスケテ。 彼の叫びに♀WIZは驚き、体をビクッと振るわせる。 しかし、彼女は♂シーフから離れようとせずに彼の体をしっかりと抱きしめる。 そして、♂シーフの耳元で、優しく囁いた。 「♂シーフ君しっかりして、大丈夫。私がついているから。」 (母さん・・・?) ♂シーフの体を優しい温もりが包み込む。それは、亡くなった母のものとどこか似ていて、♂シーフの思考を少しだけ落ち着かせた。 (母さんも父さんも僕は失った。) ♂シーフはゆっくりと深呼吸をする。思考がさらにクリアになっていく。 (もう、誰も失いたくない。この温もりを失いたくはない!) (その為には、今のこの状況は駄目だ。腕輪をどうにかしないと・・・) しかし、彼が考えをめぐらせていると再びあの殺意が彼を襲った。 殺せ!殺せ!殺せ!殺せ!その女を殺せ! ♂シーフの意思とは関係なく、右手がグラディウスを握る。 (やばい!!) 「♀WIZさん逃げて!!」 彼はそう叫ぶとバックステップを繰り返し♀WIZと距離をとる。 そのままの勢いで部屋の壁に自らの体を激突させる。 衝突の勢いで右手からグラディウスが抜け落ちる。 「♂シーフ君!!」 ♀WIZが壁に突っ込んでいった♂シーフに向かって叫んだ。 「来ないでください!!」 ♂シーフはなんとか自分の意思で動かせた左手でグラディウスを拾いながら答えた。 「この腕輪は危険だ。このままじゃ僕の意思など関係なく♀WIZさんを襲ってしまうかもしれない。  だから、破壊します。」 「もし、破壊できなくて♀WIZさんを襲うようなことがあったら・・・」 息をしっかりと吸う。恐怖で足ががくがくと震えた。 「そのときは、僕を殺してください。」 自分に出来る最高の笑みを浮かべながら♂シーフは♀WIZに伝えた。 それは、まるで自分ならできると自己暗示をかけているようで。 なるべく、♀WIZを心配させないように彼が気を使っているようで。 そして、自分が死ぬのを覚悟して別れを告げているようでもあった。 <♂シーフ> 現在地:D-6→北か西の半島を目指す→謎の地下室?へ 所持品:多めの食料 +7トリプルハリケーングラディウス 囚人の腕輪? 容 姿:栗毛 備 考:ハイディング所持 盗作ローグ志望でちょっと頭が良い ♀Wizと同行 呪詛に体を蝕まれる     ♀WIZの姿に亡き母が重なる 死を覚悟? <♀WIZ> 現在地:D-6→北か西の半島を目指す→謎の地下室?へ 所持品:クローキングマフラー ロザリオ(カードは刺さっていない) 案内要員の鞄(DCカタール入) ウィザードスタッフ 容 姿:WIZデフォの銀色 備 考:LV99のAGIWIZ GMに復讐 ♂シーフと同行 年の事は聞かないでね? 状 態:容態安定。ただし全身に傷跡が残る。HPは半分ぐらい?希望が見えてきて気持ちが前向きに ---- | [[戻る>2-265]] | [[目次>第二回目次3]] | [[進む>2-267]] |

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