バトルROワイアル@Wiki 117


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117.思案


「・・・ふぅ、ここまで来れば」
言って、♀ローグは手近な木にもたれ掛かり、息をついた。
ストリップの効果が切れると、またあの斧を持って追いついてくる。
そう思った彼女は、♂ブラックスミスの姿が完全に見えなくなってからも延々と彼から遠ざかるために走り続けた。
周囲は砂漠から草原へと変わり、目前には自分たちの住む国の首都、プロンテラの城壁が見える。
「プロンテラか・・・誰がいるか分かったもんじゃないね」
暫くは、トンネルドライブでこの辺りに潜んでいることにする。
しかし、あの♂ブラックスミス。
血斧を持っている上にゴーストリングカード挿しの防具。そしてオーラ。
あのとき、ストリップが失敗していれば、間違いなく自分は死んでいただろう。
「冗談じゃないね・・・」
言って、顔をしかめて薄く笑う。
あれをどうにかしないと。――運良くこのまま生き延び続けても、結局最後には奴とぶち当たる。
「・・・ふん」
まぁいい。
追ってくるのなら、逃げ続ければいいだけだ。簡単なこと。
ぎりぎりの賭けで、さっきも生き延びたじゃないか。
仮に逃げられず、負けたとしても、賭けに負けて死ぬのなら、それも仕方がないことだ。
最期に自分の血を見ながら死ねる、それでいい。
隙を突けば、あの化け物ブラックスミスの血だって見ることが出来るだろう。
それに、他の生存者はまだまだいる。
舌先三寸で言いくるめ、近づいて、信用されてから殺す手立てだって、まだある。
うまくいけば、あの♂BSを共闘で倒すことも出来る。

狡猾でなければ、ローグはつとまらない。
まだまだお楽しみはこれからだ―――。
思って、♀ローグはにやりと微笑んだ。


<♀ローグ ダマスカス1個、ロープ、ロザリオ1個、赤P食料 現在位置:プロンテラ南>

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