004.指名
朝早くからギルドマスターの呼び出しを受け、まだ重い瞼を何とか開いてマスターの部屋に向かった
シュッ
部屋のドアを開けるなり、いきなりナイフが飛んできたが避けるのは簡単だった
「朝の挨拶にしては物騒じゃないか、マスター?」
言っても無駄だと思いながらも抗議はしたが、予想通りマスターは抗議を無視し話を切り出した
言っても無駄だと思いながらも抗議はしたが、予想通りマスターは抗議を無視し話を切り出した
「♂アサシン、BRを知っているか?」
「王国がやってる趣味の悪いお遊びだろ興味はないね」
いつもの事だと思いながらもため息を吐きながら不機嫌に答えた
いつもの事だと思いながらもため息を吐きながら不機嫌に答えた
「お前、ちょっとその趣味の悪い遊びに行って来い。
過去3回行われたBRではアサシンギルドから優勝者が出ていない
そろそろ王国のお偉方に俺達は命を扱うギルドだと言う事を思い出してもらう必要がある」
過去3回行われたBRではアサシンギルドから優勝者が出ていない
そろそろ王国のお偉方に俺達は命を扱うギルドだと言う事を思い出してもらう必要がある」
「何で俺が? 俺が勝ち残る保証はないぜ」
当然の疑問だった
自慢じゃないが俺よりも強い奴は他にもいる
遊びでもギルドの面子を賭けているのに、俺が指名される理由が自分では見つからなかった
当然の疑問だった
自慢じゃないが俺よりも強い奴は他にもいる
遊びでもギルドの面子を賭けているのに、俺が指名される理由が自分では見つからなかった
「いいから行って来い。帰って来た時に理由は分かる」
マスターはニヤリと笑いそれ以上の理由は何も言わなかった
マスターはニヤリと笑いそれ以上の理由は何も言わなかった
「BRは確か各職業二人づつだったはず、他のアサシンは誰が行くんだ?」
「ああ、それは分からない。俺は男連中しか管理してないからな、女は誰が選ばれるのか知らん」
行ってみてからのお楽しみってやつか・・・
「ああ、それは分からない。俺は男連中しか管理してないからな、女は誰が選ばれるのか知らん」
行ってみてからのお楽しみってやつか・・・
「以上だ。 出発時刻は追って知らせる部屋で待機してろ」
マスターの指名からまもなく島への出発する日時が通告された
そして今、目の前にいるのはピエロ
何の冗談だコイツは・・・
不信に思ってる間に足元にポタが出て飛ばされた
そして今、目の前にいるのはピエロ
何の冗談だコイツは・・・
不信に思ってる間に足元にポタが出て飛ばされた
「どこだここは?」
誰に言うわけでもなく舌打ちと疑問を口にする
誰に言うわけでもなく舌打ちと疑問を口にする
とりあえず、箱でも開けるか
カタールいや、短剣でも入っててくれよ
祈りながら箱を開け出てきたものは・・・
フードとレッドジェムストーン
カタールいや、短剣でも入っててくれよ
祈りながら箱を開け出てきたものは・・・
フードとレッドジェムストーン
赤石はともかくフードか
まあ、いいこれはこれで使える
まあ、いいこれはこれで使える
さて・・・そろそろ動くかな
<♂アサシン:島の南部 備考:現在のところなし>
<所持品:フード レッドジェムストーン1個>
<所持品:フード レッドジェムストーン1個>
<残り:50名>
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