015.運の無い男
「はぁー・・・」
♂シーフはため息をついた。
「どうせ俺は生き残れないだろうなあ、いくら素手で平等とはいえ
騎士とかローグとかいたもんなぁ、この箱からたとえダマスカスでても
俺じゃ相手が素手でも勝てねえよ・・・」
♂シーフはため息をついた。
「どうせ俺は生き残れないだろうなあ、いくら素手で平等とはいえ
騎士とかローグとかいたもんなぁ、この箱からたとえダマスカスでても
俺じゃ相手が素手でも勝てねえよ・・・」
自己嫌悪に陥っていた。
「まー悩んでてもしょうがない、とりあえずGMからもらった箱あけてみるかっ」
威勢良く箱を1つあけてみる
威勢良く箱を1つあけてみる
『ゼロピー、1個獲得』
ガクッ・・・・
「な・・・なんでこんなときにこんなもんが・・・ええいくそ!もう一つあけてしまえっ」
ガクッ・・・・
「な・・・なんでこんなときにこんなもんが・・・ええいくそ!もう一つあけてしまえっ」
やけくそになって残されたもう一つの箱をあけてみる
『古木の枝、1個獲得』
「お、枝だ、ってこんな時に出ても意味ねえじゃねえかっ!」
「お、枝だ、ってこんな時に出ても意味ねえじゃねえかっ!」
彼はイライラして古木の枝を折った
「って・・・・枝なんか使って平気か・・?もしとんでもないのが出ちまったら・・・」
(ブルルル・・・)
(馬の鳴き声?なんか嫌な予感が・・・)
そう思ってるとヌッ、と彼を影が被った
そう思ってるとヌッ、と彼を影が被った
その影の正体は深遠の騎士だった
声も立てる前に♂シーフはブランディッシュスピアで吹っ飛ばされ致命傷を負った
(ああ、なんてこった。こんな間抜けな人生で終わるなんてあんまりだ、ああ、そういえば
俺まともに女の子とも付き合ったことなかったなぁ、一度でいいから女の子と付き合いたかった
なぁ、でも女の子は逆毛を嫌うからだれも見向いてくれなくて・・・)
そんなことを思いながら♂シーフは静かに永遠の眠りについた
俺まともに女の子とも付き合ったことなかったなぁ、一度でいいから女の子と付き合いたかった
なぁ、でも女の子は逆毛を嫌うからだれも見向いてくれなくて・・・)
そんなことを思いながら♂シーフは静かに永遠の眠りについた
そして深遠の騎士を野に放ってしまったのであった
<♂シーフ死亡>
<深淵の騎士乱入>
<参加者1名増加、残り47名>
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