バトルROワイアル@Wiki

NG2-07

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堕ちたる詩人


GMジョーカーに向かってGM森は言った。
「しかしあんたも思い切った事するねぇ~あいつを出すってことは血の雨が降るぞ?」
GMジョーカーはしばらく虚空を見つめた後、芝居かかった声で答えた。
「アハハハハ!それこそが私が見たいものですよ。くぅ~早く見たい見たい!」
今から始まるショーが楽しみで楽しみで仕方が無く、子供みたいに地団駄を踏む。

「しかし、ジョーカー様。精神支配が解けた場合、今度はうちらが危ないですよ?」
こいつの欠点は頭は切れるが心配性がということだ。GM森はその逆だが。

「くどい!そしたらまた精神支配するのみですよ」
その者はこのバトルロワイヤルが始まりちょっと経った頃、こんなゲームを
何故また繰り返す!イゾルデと会わせろ!というような事をひどいアクセントで
しゃべりながらプロンテラ城に詰めかけてきた。

確かその男は10年前にGM秋菜と呼ばれる者のバトルロワイヤルで優勝した。
そして、その時の体験を元に詩を作りこの世に広めてきた。
だからこそ、このようなゲームに耐え切れなかったのであろう。

「だけど皮肉なものですねぇ。その詩が昔、イゾルデの耳にも入りそして彼女は
このバトルロワイヤルを思いついたのですから・・・・・・ヒッヒヒヒ」

とにかくそいつを取り押さえるのには手を焼いた。
GM三人がかりで捕縛し、そして精神支配するのにさらに三週間かかった。
イゾルデはこのゲームに信念を持っているかもしれないが
GMジョーカーらは違った。
ただただ、残虐ショーが見たいだけなのだ。
だからこそ♂ローグのような戦闘狂の志願者を許している。

「だが、ようやく実戦投入できたというわけです!彼の強さを楽しもうじゃないかっ!」
そうGM森とGM橘に告げると彼らはニヤニヤしてこう言った。
「いい趣味してるぜ」&「いい趣味してますよ」

「ああ、それとイゾルデはこのゲームに反対である騎士団長に見せしめるために
彼の娘の♀プリを殺せと命じられたがそれはぬかりないだろうねぇ?ヒッヒヒ」

そうGM森とGM橘に問いかけると二人はすぐさま答えた。

「ええ、馬鹿な娘でホイホイ拉致できましたよ。ただ手違いで♂騎士もくっついて
しまって現在一緒の位置にいるはずです」

GM橘が眼鏡に手をかける。

「お、ちょうどあいつが接触するみたいだぞ」

GM森が興奮しながら発言をする。

「はは・・・・・・惨劇の始まりですね・・・・・・フフフフフフフ・・・・・・アーハハハハハ!」

男は力に溢れていた。オーラをトーガのように纏った強靭な肉体。
眼光は鋭く油断の一片さえ見当たらない。
今や完璧な殺人マシンと化した男は頭痛に耐えながら変なアクセントでつぶやいた。

「コ、ロ、ス。アタ、マガイ、タイノ、モナ、ナナ、ナ、オル」

青箱からはリュートとカッターがでてきた。
だが、この貧弱な装備でさえもハンデには程遠いのかもしれない・・・・・・

今、彼がいるのは森の中。
そしてやや遠くの小屋の前に♀ダンサーが。
その木の上には♂バードが居るのが見える。
どうやら監視をしているようだ。
普通なら弓を持っている相手に接近戦を仕掛けるのは無謀であるが
彼にはそれができる。
そして何より強い衝動に突き動かされていた。

「ア、アノユミ、、、ホ、シイ・・・・・・」

何かバードが手に持っている弓に特別な感情でもあるのだろうか?

男はすくっと立ち上がるとリュートを構え、そしてカッターを
腰に刺し突進した。

二人がこちらを見て驚いているのが見える。
だが遅い。

「ソ、ソノユミ、ヲヨ、ヨ、ヨコセエエエエエエエ!」

<堕ちたる詩人 現在位置 F-3 所持 S2リュート S3カッター
外見特徴-精神支配されており一定時間で頭痛を起こす。備考-LV99のAGI-DEX二極>
<参考スレ:【殺し合いは】バトルROワイアル 四冊目【終わらない】>
<残り47名>
小説特別枠使用


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