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本スレ(10冊目)

battleROyale'Swiki

本にしてみよう(初代バトROワ製本企画)
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292.そして彼だけになった。

♀アルケミストの前には、死神がいた。

全身から力はどんどん抜けていき、それに反比例して全身の痛みはますます増している。
それでも――意志は、まだある。
そう、生き残る。
どんな手を使ってでも、生き残る。
そうじゃないと――これまでの人生で行ってきた全てが、無駄になる。
幸せになるために、なんでもやった。
それも、全ては幸せになるため。
そう、自分は正しい。
人はみな自分が幸せになるために生きている。
私はそのハードルが他人よりも著しく高かっただけ。
私は常に最善の結果が出るようにと行動してきた。
その私が何故、こんな血と埃に塗れた辺境の島で、一人寂しく死ななければならないのか!!!

理不尽だ! 理不尽だ!

私は生きたい!
生きて、幸せになりたい!
そのためにはこんなところで死んでいられるか!!!


そこで、死神の手が、私に触れて。
瞬間、全身を蝕む苦痛が薄れていくのを感じて。
私は、自らの人生の徒労を理解し、また自分が幸せに包まれているのだと理解した。


♀アルケミストが息を引き取ったを確認して、ようやくグラサンモンクは彼女の首から手を離した。
彼女は――生きようとしていた。決して、生き延びられる筈がないのに。
その執念、あるいは妄執は彼女の全身あるいは全霊を蝕んでいた。
このままでは、彼女はきっと無念のまま死んでいくだろう。
そう理解したグラサンモンクは――♀アルケミストの首に、手をかけた。
せめて、彼女が安らかな死を迎えられるように、と。
医学的な話をするならば、首を絞めることで脳に血液が送られなくなるため、正常な思考ができなくなる。
しかし、それ故に彼女の思考を蝕む妄執を取り払った状態で、彼女を逝かせることができた。
事実関係を確認するならば、彼は♀アルケミストを殺したことになる。
それでも彼は後悔はしていなかった。彼女を妄執から解き放ってから逝かせられたのだから……

「さて、と」
もう一人、重傷者がいた。
♀騎士だ。
彼女は生きているだろうか。
グラサンモンクは彼女に近づき、露わになっているその首筋に触れる。
はたして――彼女は、冷たくなっていた。

グラサンモンクは、ほんの数秒だけ、目を閉じる。
それは、やけになって叫んで走り出したくなる自分を抑えるため。
そして、死んだ♀ハンター、♀アルケミスト、♀騎士への黙祷でもあった。

そして、残ったのは彼と、♀ハンターを殺した鷹だった。
この鷹には見覚えはないが、先ほど♀ハンターを倒した手並みをみると、まさか野生ではあるまい。
彼は先ほどからぴぃぴぃと泣いている。
グラサンモンクには彼の言葉がわからないが――なんとなく悲しげな響きを感じ取っていた。
ともかく、彼をこのままにしておくわけにはいかない。
このゲームの参加者でないのなら、なおさら。
「なあ、鷹よ」
それが、自分に向けられた言葉だと理解したのか。
鷹は、グラサンモンクに寄ってくる。
結構躾けられているな、と感心しつつも、グラサンモンクは続ける。
「お前は、もう帰れ」
ぴぃ、と鷹が悲しそうに鳴いた。
「この島は――地獄だ。
どいつもこいつもいい奴で、誰も彼もが生きたいと思っているくせに、全員死んでいく」
だが、と続ける。
「お前は、ゲームの参加者じゃない」
ぴぃ
「お前は、帰れ。帰ってくれ。このままだと、きっとお前は死ぬ」
ぴぃ、ぴぃ。
「だから、頼む、帰ってくれ。そして新しい生活を見つけて――せめてお前だけは、幸せに生きてくれ」
両手、両膝、さらに頭を地面につける。
獣に自分の意思がどこまで伝えられるのかわからなかったが、彼にはこれしか方法が思いつかなかったのだ。
「頼む、お前だけは――帰って、幸せに――」
1分、2分、それ以上。
長い長い間、グラサンモンクは土下座をしていた。
そして、ようやく目の前の気配が消えたことを感じて――立ち上がった。

ふぁるは、大空を周回していた。
そして、グラサンモンクが立ち上がったのを視認すると、ぴぃ、と一言だけ鳴いて、ねぐらへ向かって飛び立った。

<♀アルケミスト>
現在地:E-6
所持品:S2グラディウス ガーディアンフォーマルスーツ(ただしカードスロット部のみ) 矢筒 毒矢数本 望遠鏡 食料二食
外 見:絶世の美女
性 格:策略家
備 考:製薬型 悪女 ♂スーパーノービスと合流したい(ひとりは怖い)
状 態:脇腹に貫通創(治療済) 寄生虫ロシアンルーレット状態 喉元に矢 毒 モンクの手によって安らかに死亡

<ふぁる>
現在地:E-6
所持品:リボンのヘアバンド
スキル:ブリッツビート スチールクロウ
備 考:なんだかんだいいながら♀ハンターが心配で堪らない、ツンデレ? GM側の拠点を発見するも重要視せず無視
    寄生虫に捕食されかけた事で異様な姿になった♀ハンターを♀ハンターと認識できず
状 態:JTによる負傷、♀ハンターが殺されたかと激昂。グラサンモンクの意思を受け取り、島から脱出。

<♀騎士>
現在地:E-6
所持品:S1シールド、ツルギ
外見:csf:4j0i8092 赤みを帯びた黒色の瞳
備考:殺人に強い忌避感とPTSDを持つが、大分心を強く持てるようになる。刀剣類に抵抗感 笑えるように
状態:死亡

<グラサンモンク>
現在地:E-6
所持品:緑ポーション5個 インソムニアックサングラス 種別不明鞭
容 姿:csm:4r0l6010i2
スキル:ヒール 気功 白刃取り 気奪 指弾 発勁 金剛 阿修羅覇王拳
備 考:特別枠 右心臓 したぼく二号 悪ケミを護る デビルチを警戒
状 態:掌と肩に打撲 SP微妙に枯渇
参考スレ:【18歳未満進入禁止】リアル・グRO妄想スレッド【閲覧注意】
作品「雨の日」「青空に響く鎮魂歌」よりモンク(♂モンクと区別するため便宜的にグラサンモンクと表記)

<残り10名+3匹>

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