祈り
「そろそろ始まるか……」
先ほど"こちら側"にやってきた♂GMが言うには、生き残った参加者は皆打倒GM秋菜のために動いているということだ
傍らの♀プリーストはじっと祈りを捧げていた
「私は死んでしまったけどあの人だけは……あはっまたあの人に笑われてしまいますね、私最初っから最後まで祈ってばかりです」
「祈ることしか出来ないならばそれが無駄だとしても祈り続けるか……」
辺りを見れば似たように目を瞑っている者が少なからず居る
彼らもまたあちらに友と呼べる者を残してきたのだろうか
「祈りの捧げ方などとっくの昔に忘れてしまったのだがな……」
そう呟くと♀剣士は目を閉じた、妹の無事を願って
先ほど"こちら側"にやってきた♂GMが言うには、生き残った参加者は皆打倒GM秋菜のために動いているということだ
傍らの♀プリーストはじっと祈りを捧げていた
「私は死んでしまったけどあの人だけは……あはっまたあの人に笑われてしまいますね、私最初っから最後まで祈ってばかりです」
「祈ることしか出来ないならばそれが無駄だとしても祈り続けるか……」
辺りを見れば似たように目を瞑っている者が少なからず居る
彼らもまたあちらに友と呼べる者を残してきたのだろうか
「祈りの捧げ方などとっくの昔に忘れてしまったのだがな……」
そう呟くと♀剣士は目を閉じた、妹の無事を願って
<♀剣士♀プリースト他多数 祈り状態>
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