シリアルナンバー

refresh(ゾーンファイル更新間隔)
 スレーブサーバ、マスターサーバに対して、定期的にゾーンファイルが更新されているかどうかを確認します。
 refreshでは、この確認を行う時間の間隔を指定します。
 ここの数値が短いと、それだけねとワークへの負担が大きくなって忌まします。
retry(再試行時間) refresh
 ネットワークトラブルなどにより、ゾーン確認がうまくいかない場合に、再度確認の試行を行うまでの時間を指定するのがretry(再試行時間)です。
expiry(有効期間)
 ゾーン確認がうまくいかない期間が続いた場合、スレーブサーバは、そのゾーンに関する情報を無効と見なし、そのゾーンに関する問い合わせには応答しなくなります。
 expiryは、更新のチェックが上手くいかない期間が続いたときに、そのゾーンを無効と見なすまでの時間を指定します。
minimum(ネガティブキャッシュのTTL値)
 問い合わせを行った際、問い合わせたレコードが存在しなかった場合、「問い合わせレコードは存在しない」という情報をキャッシュしておく機能です。
NOTIFYメッセージ
 ゾーン転送が行われるタイミングは、SOAレコードの設定によって決定します。
 SOAレコードの設定によるゾーン転送では、ゾーンファイルが書き変わってからゾーン転送が行われるまでにタイムラグが発生します。
 ゾーン転送はNSレコードに登録されたサーバに対して発信します。登録されていないサーバにNOTIFYメッセージを送りたい場合には、
 マスターサーバ側のnamed.confに設定をします。
zone "dns-test" {
      type master;
      (中略)
      also-notify { IPアドレス1;};
};
最終更新:2011年03月21日 15:36