入門編 > 生命の基本

生物は細胞でできている


生物ってなんだろう?
これは難しい問題だ。たぶん、カンペキに答えられる人はいないんじゃないかな。


でも、生命科学では、そこはあんまり難しく考えずに
細胞で出来てるものを生物と呼ぶことにする、というのが多いみたいだ。




細胞(さいぼう)、ってのは聞いたことある人も多いだろう。


細胞ってのは、小さな粒みたいなもんだ。
イクラがものすごく小さくなったと思えば大体あってる。


細胞は、まず植物で見つかったんだ。
それから、動物でも見つかった。

いろんな生き物を調べて見ると、どれもこれも細胞からできていることが分かった。

ふつう、細胞はすごく小さい。
自分の手をどれだけながめても、自分の足をじーっとにらんでも、
細胞が見えることはない。それくらい小さいのだ。

その小さな細胞が、人間の場合、60兆個も集まって一人分になってるらしい。
植物も小さい細胞がいっぱい集まって出来てるのは変わらない。


学校の理科でやったかもしれないプランクトンも、もちろん細胞でできている。
ミジンコとかはたくさんの細胞が集まってできているし、
ゾウリムシは、ちょっと大きい細胞が一個だけでできている。
ミカヅキモも細胞一個だけでできてる。

ほかにも、納豆菌とか乳酸菌、大腸菌といったように、ナントカ菌、って名前の
いわゆる細菌ってやつらは、すごく小さくて細胞一個でできてる生き物たちだ。



こんな風に、目に見えないものまで、生物はみんな細胞でできているらしい。



というわけで、生き物=細胞で出来ているものでOKってわけだ。


そして、この細胞のについてチョコッと詳しく見ていこうってのが
この生命科学入門編、というわけなのさ。






補足
このページに関係する内容で
入門編を超えそうな話、ちょっとした補足をまとめてみたよ。
細かいことだから、気にしなくてよいと思うけど、一応、ね。
最終更新:2008年06月21日 03:33