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ジョニーFate プロローグ」(2007/01/30 (火) 04:24:36) の最新版変更点

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時刻は0時過ぎ。<br> プロソト 亀有店前の道を歩く黒羽大介。<br> <br> 「<span style= "color: rgb(255, 0, 0);">まだ、終わっていないのか··</span>」<br> <br> 通り過ぎざまに誰にともなくつぶやいた。<br> <br> <br> <br> 向かう先は「水道橋バイク 亀有店」屋上。<br> そこはこの街を一望できる唯一の場所。<br> <br> <br> トコトコトコトコ…<br> ガチャン<br> 「<span style="color: rgb(153, 0, 0);">遅かったな</span>」<br> 黒いフォーマルスーツを身につけた男が黒羽に語りかけてきた。<br> 「<span style= "color: rgb(255, 0, 0);">見回りだよ。今夜は空気が<b>へちょい</b>からね</span>」と、よくわからない事を言う。<br> <br> へちょいってなんだよ。<br> <br> 「<span style= "color: rgb(153, 0, 0);">ヤツはまだなのか?</span>」スーツの男が言う。<br> 黒羽は腕を組み、「<span style= "color: rgb(255, 0, 0);">後30分くらいだろう。こちらから仕掛けてもかまわないな?</span>」<br> 逆にスーツに問いかける。<br> <br> へちょい空気が漂う屋上にどこからともなく聞こえる金属音が。<br> カッキーン<br> <br> 「<span style="color: rgb(153, 0, 0);">隠れろ、大介</span>」<br> スーツが黒羽を庇うように前に出る。<br> <br> 「<span style="color: rgb(0, 0, 153);">よっ</span>」<br> 明るい声で話しかけてくる青い騎士。<br> 手には楽器のような、長い獲物を構えている。<br> 「<span style="color: rgb(0, 0, 153);">一曲どうだい?</span>」<br> 身構える黒羽。<br> 「<span style= "color: rgb(153, 0, 0);">あんたは一曲披露するためにこんな場所にきたのかい?やる気満々じゃないか</span>」<br> 青い騎士は笑いながら返す。<br> 「<span style= "color: rgb(0, 0, 153);">ハハハ。メイドの土産だよ。何を隠そうオレはメイドスキー…</span>」<br> 言うが早いかスーツ男の見えない攻撃が青い騎士の口元に!<br> 「<span style="color: rgb(0, 0, 153);">ちょwおまww</span>」<br> <br> 「<span style="color: rgb(153, 0, 0);">先手必勝だ</span>」<br> 冷酷に語るスーツ男。手にはダイコン<br> <br> 「<span style= "color: rgb(0, 0, 153);">野菜鉄砲使いか・・!</span>」<br> 青い騎士の額に青筋が浮かび上がる。<br> <br> 「<span style= "color: rgb(0, 0, 153);">食べモンを粗末にするんじゃねぇ!!</span>」<br> 言うや否や青い騎士は手にした楽器を吹き出した。<br> <br> ♪ペペロペロペロペロペロ♪<br> <br> とっさに下がるスーツ男<br> 「<span style="color: rgb(153, 0, 0);">くっ・・!</span>」<br> <br> 「<span style="color: rgb(0, 0, 153);">よけるなー!</span>」<br> <br> 無茶を言う・・!<br> 視覚できない音波の攻撃なんて<br> 避けようと思って避けれるわけではない。<br> 衝撃を殺すため、ピーマンの肉詰めを取り出す<br> スーツの男。<br> <br> 「<span style="color: rgb(153, 0, 0);">はぁーーー!!</span>」<br> <br> 肉を撒き散らしながら音波を吸収する!<br> <br> 「<span style="color: rgb(0, 0, 153);">やるじゃないか。</span>」<br> 演奏を停止し、笑いながらこちらをみる青い騎士。<br> <br> 「<span style= "color: rgb(255, 0, 0);">アーチャー。一旦引くぞ。</span>」<br> 黒羽は敵の異変に気がついた。<br> この場で決着をつけてもいいのだが、ヤツがこれから繰り出そうとしている攻撃を<br> アーチャーと呼ばれたスーツの男が防ぐことはできないと感じたからだ。<br>
時刻は0時過ぎ。<br> プロソト 亀有店前の道を歩く黒羽大介。<br> <br> 「<span style= "color: rgb(255, 0, 0);">まだ、終わっていないのか··</span>」<br> <br> 通り過ぎざまに誰にともなくつぶやいた。<br> <br> <br> <br> 向かう先は「水道橋バイク 亀有店」屋上。<br> そこはこの街を一望できる唯一の場所。<br> <br> <br> トコトコトコトコ…<br> ガチャン<br> 「<span style="color: rgb(153, 0, 0);">遅かったな</span>」<br> 黒いフォーマルスーツを身につけた男が黒羽に語りかけてきた。<br> 「<span style= "color: rgb(255, 0, 0);">見回りだよ。今夜は空気が<b>へちょい</b>からね</span>」と、よくわからない事を言う。<br> <br> へちょいってなんだよ。<br> <br> 「<span style= "color: rgb(153, 0, 0);">ヤツはまだなのか?</span>」スーツの男が言う。<br> 黒羽は腕を組み、「<span style= "color: rgb(255, 0, 0);">後30分くらいだろう。こちらから仕掛けてもかまわないな?</span>」<br> 逆にスーツに問いかける。<br> <br> へちょい空気が漂う屋上にどこからともなく聞こえる金属音が。<br> カッキーン<br> <br> 「<span style="color: rgb(153, 0, 0);">隠れろ、大介</span>」<br> スーツが黒羽を庇うように前に出る。<br> <br> 「<span style="color: rgb(0, 0, 153);">よっ</span>」<br> 明るい声で話しかけてくる青い騎士。<br> 手には楽器のような、長い獲物を構えている。<br> 「<span style="color: rgb(0, 0, 153);">一曲どうだい?</span>」<br> 身構える黒羽。<br> 「<span style= "color: rgb(153, 0, 0);">あんたは一曲披露するためにこんな場所にきたのかい?やる気満々じゃないか</span>」<br> 青い騎士は笑いながら返す。<br> 「<span style= "color: rgb(0, 0, 153);">ハハハ。メイドの土産だよ。何を隠そうオレはメイドスキー…</span>」<br> 言うが早いかスーツ男の見えない攻撃が青い騎士の口元に!<br> 「<span style="color: rgb(0, 0, 153);">ちょwおまww</span>」<br> <br> 「<span style="color: rgb(153, 0, 0);">先手必勝だ</span>」<br> 冷酷に語るスーツ男。手にはダイコン<br> <br> 「<span style= "color: rgb(0, 0, 153);">野菜鉄砲使いか・・!</span>」<br> 青い騎士の額に青筋が浮かび上がる。<br> <br> 「<span style= "color: rgb(0, 0, 153);">食べモンを粗末にするんじゃねぇ!!</span>」<br> 言うや否や青い騎士は手にした楽器を吹き出した。<br> <br> ♪ペペロペロペロペロペロ♪<br> <br> とっさに下がるスーツ男<br> 「<span style="color: rgb(153, 0, 0);">くっ・・!</span>」<br> <br> 「<span style="color: rgb(0, 0, 153);">よけるなー!</span>」<br> <br> 無茶を言う・・!<br> 視覚できない音波の攻撃なんて<br> 避けようと思って避けれるわけではない。<br> 衝撃を殺すため、ピーマンの肉詰めを取り出す<br> スーツの男。<br> <br> 「<span style="color: rgb(153, 0, 0);">はぁーーー!!</span>」<br> <br> 肉を撒き散らしながら音波を吸収する!<br> <br> 「<span style="color: rgb(0, 0, 153);">やるじゃないか。</span>」<br> 演奏を停止し、笑いながらこちらをみる青い騎士。<br> <br> 「<span style= "color: rgb(255, 0, 0);">アーチャー。一旦引くぞ。</span>」<br> 黒羽は敵の異変に気がついた。<br> この場で決着をつけてもいいのだが、ヤツがこれから繰り出そうとしている攻撃を<br> アーチャーと呼ばれたスーツの男が防ぐことはできないと感じたからだ。<br> <br> 無言で頷くアーチャー。<br> 黒羽の手をとり<br> 「“<span style= "color: rgb(153, 0, 0);">ここは一旦、ほふく前進で離脱しよう</span>”」<br> と、呪文を詠唱する。<br> すると、なんということでしょう。<br> 目にも留まらぬ速度で青い騎士の脇を通り過ぎる<br> アーチャーと黒羽。<br> <br> 「<span style="color: rgb(0, 0, 153);">なっ・・・!!</span>」<br> <br> あまりの速さに青い騎士は反応することもできない。<br> <br> ちっと舌打ちをし、青い騎士は姿を消した。<br>

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