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「銀の魚」の1ページ目と2ページ目、昨日の言い方でテキストの1パラグラフ目と2パラグラフ目には作曲上いくつかの差異が設定されているが、ここまでに挙げていない特徴的な動きとして、 1パラグラフ: 「漕ぎだした」 「漕~ぎ」とタッカのリズム 2パラグラフ: 「さおを入れる」 「さお~を」とシンコペーションのリズム がある。 歌詞をよく考えてみても「さ~おを」と割ってなんら違和感なく、芸のないありきたりな作曲にできる。それを「さお~を」という割りにわざわざしたわけだから、このリズムは演奏上の要注意点となる。 昨日の指摘のような深入りした解釈はむしろ聴衆の嫌悪感を招きやすいべたべたの演奏になりかねないので、逆にこういうところこそ演奏に客観性を残してリズムを正確に立てるような発想のほうが良いかもしれない。 そんなわけで多くの場合、リズムが変化する妙味を聴衆にそこはかとなく伝えるための手はずが必要になるわけだ。端的にはなんでもないところよりははっきりリズムをたてる、という手段をとるだろう。 油断して演奏すると先に出てくる「漕ぎだした」がわりと普通のリズムで、後からの「さおを」が特殊なリズムなので、先のリズムを立てそこないやすい。 指揮者にその気があるか、歌い手がその差を意識しているか、あたりで曲の面白さをどこまで引き出せるかが変わってくるという例といえるだろう。  

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