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仮に3/4拍子graziosoからのピアノ4小節が伏せられて、何が書いてあるでしょう、という問題だとしたら?

考えられるのは、

朝、川面、投網、ふくらみ、さざなみ、川魚、川魚漁、舟、楠、木陰、舟漕ぎ、川の男性、胸板、川の女性、うなじ、たくましさ、清らかさ、川の景色、川の流れ、川の深さ、対比される上流あるいは下流の情景、愛、SEX、流域の産業、人の成長

の直接描写か、そこから類推される何かの描写。
楽譜を見て、3,4,5連符で盛り上げてオクターブのE, Dテヌートで切り裂く音はここまでの静けさを背景に凛と立つ何かだろうから、それで描きようがあるものは、

朝の川が持つ清冽さに身が引き締まる思いを重ねてみること、投網がぱっと開く様子、川魚が跳ねる様子、恋愛の駆け引き、SEXそのもの

くらいかなぁ。

ピアノの音形を別のところで合唱がなぞったり、思い出したようにどこかで出てきたりしない。強いて言うと3連符は「ふくらむ」のテキストにつくようにできているので、微妙に違うけど似ていると思えないでもない(いや、やっぱり違うと思うほうが自然だろうけど)投網が膨らむ様子って見るべきところなのかなぁ。
個人的には、夜明けから朝日が出るきらめきと緊張感の描写って感じてます。だからこの3小節目2拍目で右手オクターブのE,Dとテヌートさせて入る音を非常に重視していて、ここから音楽をがらりと変えて朝靄の景色から朝日の光線を感じる鋭さを持ち込みたいって思っちゃうんですよね。テンポにrubatoともaccel.とも指示がないのであまりむやみに動かすのもどうかと思うし、このあとの合唱の入りでテンポ指示が何もないのだけど、このあたりからaccel.でmfからpiu mossoくらいが好きだなぁって思います。この解釈は私の趣味性の強い世界で、少なからず「オナニーなら一人でやれ」的な批判があっても当然の手法です。今回の指揮者がどう作るかはよく棒を見てみましょう。