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まじめに話すと長くなりすぎるので思いっきりはしょると、輪唱とか、カノンとか、フーガとか、そういう名前がついている音楽の形式の面白さは、楽団のあっちこっちからきちんとずれて音が出てくる様、だと思う。

静かな 湖畔の...
   静かな湖畔の...
      静かな湖畔の...
         静かな湖畔の...

って感じの話。ここでその面白さをはっきり出すためには各パートが最初の音をしっかり出すと、あぁ次はここからはじまった、おっ今度はここだぞ、ってな感じがわかりやすくなり、むしろそれに続く音は抑えた方が良い場合も多い。

こういう動きの小さいバージョンで

しーーずかな
しーずーかな

の場合、ずれているのは「ず」だから、その「ず」をはっきり出すことが構成上の面白さを出すことになる。自分のパートしか見ていないと「しずかな」というテキストにあるリズムで作曲された歌を淡々と歌うだけになって、だからどうしたという音楽が出来上がる。

で、何がいいたいかというと、「朝の川面に」の「あさの」というところは、まさにこの後者のタイプで、テナーは「の」が3拍目、女声は3拍裏、(ベースはお休み)。

S あーさーーの
A あーさーーの
T あーさーのー
B         (出番なし)

こういうずれがあったら、その形を強調すべく該当する音を硬くはっきりと出すべきです。このばあいは「の」。また、自分とずれた音を出すパートを聞いて、全体としての「きちんと」ずれた感じを出すタイミング探しも必要でしょう。
まずはこの形式であることに気づくこと。次にそのずれた音をはっきり出そうとすることです。ずれ具合がいい加減だったら、それは指揮者の責任なので、指揮者が直してくれることでしょう。(自発的にきちんとしていてくれればありがたいのですが)

この動きは今後何度もでてきますので、ここだけでなく要注意です。