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和太鼓という出し物

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chikugogawa

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何年か前、仕事で出席した国際的な200人規模くらいの立食パーティで、余興として地元の子供たちによる太鼓の演奏がありました。記憶にはすでに乏しいのですが、小学校の高学年か中学生くらいの女の子が10人くらいで、一人一つの太鼓を大きな振りをつけながら叩くという最近よくあるスタイル。こういった演奏がどのくらいの歴史があって、どのように広がっているのか、とかさっぱり知らないんですが、所々で目にします。どういうツテなのか、夜のお酒の席に借り出されるというのもどうだろうと思いつつも、太古が持っている本来の音量と、よく揃った動き、その万国共通語的な要素がよかったようで、大抵こういう余興はパーティ会場の角で(っていうか壇上だけど)一部の人の注目を集めるだけで、いろんなコネクションを広げたり深めたりしている多くの人たちに相手にされないケースが多いのですが、徐々に海外からの参加者も壇のそばまで詰め寄って様子を食い入るように見ていました。

似たようなケースで、地元の大学の合唱団がちょっと歌ってくれたケースがあったんですが、かなりうまかったんですけど、しょうがないから見てる程度の人たちがほとんど。オーガナイザーが歌いだすくらいの状況でないと、注目は集まらないですねぇ。

芸術をある方向に極めようとするときに音量なんてどうでもいいと思ってしまいがちですが、裾野を広げながら広く愛されるためには、音がでかいとか、見た目に華やかとか、そういうことも必要なんだろうなぁと。



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