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腹式呼吸 わき腹の使い方

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chikugogawa

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昨日の話の続き。

言いたいことのもう一つは使う方の筋肉。昨日の話はみぞおちを柔らかく(直腹筋を使わない)ということ。で、今日の話は斜腹筋。(この言葉自体は、明日微妙にコメント)

手を開いて、中指の付け根をおへその上に置くと、親指がみぞおちを、小指が下腹部を押さえますよね。息を吐くと、中指を軸に小指のところがへこみ、親指のところが出てきます。そういう吐き方ができるようにおなかを使うと斜腹筋を使っておなかをへこます腹式呼吸になります。

もう一つ、わかりにくい高度な話なので読み飛ばしてもらってもいい部分ですが、わき腹に手を当てます。そのとき親指が前方、のこりの4指が後ろ来るように手を当ててください。そしておなかの部分を前かがみにします。体育すわりのような状態からさらに前屈するのでもいいし、脚を少し開いてお尻まではまっすぐ立ち、上半身を前に倒すのでもいいです。おなかをつぶしてください。それで息を吸うと、さっき手を当てた4指が押さえているあたりのわき腹が膨らむのがわかると思います。吸ったり吐いたりしてそのことを確かめてください。そしてさらに、膨らませ、息を止めたまま上半身を起こして、おなかがつぶれないようにしていってください。油断するとさっきの膨らみが戻ってしまいます。しぼんでしまったらまた前屈して息をわき腹の後ろにいれて、なんとかそれが元に戻らないようにしようとしてみてください。そのときの筋肉が腹式呼吸で重要な役割をする筋肉です。まずはそうやって、どうすれば自発的にそこへ力を入れられるかというテクニックを身に着けてください。音楽表現の幅が広がりますから。



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