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溺死者の特徴から水場に住むケダモノは尻子玉を抜く悪いやつ、という連想で語られる以外に、河童には神様の化身という側面がある。

水は、人が生きていくために必要不可欠なもので、さらに農耕を主体とする日本での水の持つ意義は大きい。日照りが続けば稲は枯れ、雨が続けば根が腐り、大雨にでもなれば洪水で何もかも失ってしまう。日々の気象に、また四季を通じて変化する気候に一喜一憂する暮らし。日本に土着する信仰が、自然現象を数々の神様に置き換え、崇め、鎮め、言祝いできた。古事記や日本書紀にいう、弥都波能売神(みづはのめのかみ)、あるいは罔象女神(みつはのめのかみ)や、淤加美神(おかみのかみ)をはじめ、天之水分神(あめのみくまり)、天之久比奢母智神(あめのくひざもち)。もっとわかりやすいところなら弁財天。
偶像崇拝を禁じるいわれもなく、水の周りの生き物?にその姿を求め、河童、蛇、龍などが、その象徴、化身、神使、あるいは神そのものと考えられた。

河童が純粋に悪いやつ、水に入った人を溺れさせる単なる人の敵でしかないのなら、
愛されるはずがない。しかし、一方で神の化身であれば、ときに取り入り、大切にす
ることで、洪水を退け、恵の水をもたらしてくれるかもしれない。
歴史的に、なんで相撲をとるようになったのかはよくわからないのだけど、中国の水
虎とあわせて子供のような姿となれば、恐れ多い存在というよりも、愛らしい小悪魔
的存在として、徐々に民話が形作られるのも不思議ではないと思う。

こんな私のくだらない話を読んでいるより、もっとすっきりした気持ちにさせてくれ
る、筑後川の水神さまネタでのエッセーをどうぞ:
http://www.d1.dion.ne.jp/~sentaka/tikugo010.htm