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この「川の祭」の一番歌いにくいところは、早口言葉のように「一千匹の」、「一万匹の」と増えたり増えなかったりするところ。しっかり覚えてしまえばなんてことはないのだけど、うろ覚えの段階ではページのめくりどころでもありついうろたえてしまう。

團が作曲を引き受けた頃には丸山による詩が出来上がっていたそうなのだが、この段々増えていくというアイデアはもとの詩を見た團が丸山に「河童の数をどんどん増やしましょうか、一万匹、十万匹、百万匹までいかがかな?」と問うて実現したもの。

じゃぁ、もとの詩にはなんて書いてあったのでしょう。答えはどこにも書いてないのですが、「九千匹」と書いてあったのではないかと思います。
先日も書いた河童の由来諸説のうち、球磨川の河童を率いていた頭領は九千坊(くせんぼう)と呼ばれていました。九千匹の河童の頭領だからです。おそらく、作詞当時、この地域で九千坊という名前は良く知られていたはずで、河童から最初に「九千」と連想されていたとしても不思議ではありません。
まぁ、ある程度実話が入っているに仕手も九千というのは嘘八百とか、一事が万事とかの八百や一万みたいに「たくさん」という程度の意味ではないかと思います。

もしここの歌詞がすべて「九千匹の」だったら歌いやすかったですよね。それになぜ九千なのだろうと思って少し調べてみると、そういう由来が出てきたりして。だんだん増やすというアイデアも悪くないのですが、(勝手ながら)そう思うとちょっとさびしいですね。