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重要なので結論を先にいいます。

主題をパート、とくにその入りを強調できるように作る。
つまり主題のパートは楽譜の直接的な指示以上に大きくはっきり歌っていいし、
主題でないパートは楽譜の指示よりも若干抑えて歌ったほうがいい。

ここでのことにいいかえると
「まつりよ」はかなりはっきり歌う
「かわをよびおこせ」もはっきり歌う
「あーー」は抑えて、理性的にきちんと歌う

細かく言うとアルトは、まず最初の「まつりよかわをよびおこせ」をはっきり歌う。つぎにテナーが入ってくるとき、その直前でアルトにはフォルテからのクレシェンドが書いてあるけれど、フォルテで入ってくるテナーよりも抑えて「あーー」を歌う。さらにベースが入ってくるときにテナーには同じ問題が起こるけど、抑える。とくにここでテナーは小さく歌いにくい音域に突入して、そこまでのとにかくフォルテという基調にのっとると何でも大きく歌いたいところかもしれないけど中音域からの下降音形となるベースをたてるおとなしさが必要だし、最後にソプラノが入ってくるときにベースを含めた下3パートはすべてソプラノ様のために理性的な音楽を作ることが求められる。

書かれていませんがフーガの構造になっているというだけの暗黙の理由で各テーマの入りにはアクセントのようなものを書き込んでいい、という指示が出る場合もあると思います。お客さんが聞いていて、あっ、アルトが入った、次は同じことをテナーがやった、その次はベースだ。じゃあ次はと思ったらやっぱりソプラノも入ってきた。4パートが入ると音がなんだか充実してきたなぁ、くらいの感想を抱ければOKです。そうなるように作るべきだ、というのが一般的な解釈になります。