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「白い工場の群れ」が、暗にこの曲を委嘱した石橋幹一郎が社長をしていたブリヂストンの久留米工場のことを指している、ってのは有名ですよね。

株式会社ブリジストンの久留米工場は43.6万平方メートルの敷地に従業員数約千人が働く、久留米市をかすりの町からゴムの町に本格的に変えた工場。久留米城と道を挟んで立地していて、お城から工場沿いに歩いていくと久留米駅。その歩いた道から筑後川までが、ブリヂストンの久留米工場と株式会社アサヒコーポレーションの久留米工場。アサヒは月星シューズと並んで久留米でゴム製地下足袋を作ってゴム産業を興した会社で、そのアサヒの2代目社長がゴム産業発展のために始めたのが国産タイヤの会社で、それがブリヂストン。このブリヂストンとアサヒとがまさに川面に白い工場を映すことができる立地です。

とりあえず地図をたどってみた程度ですが、久留米より下流で、まさに筑後川本流に面した工場群といえば、
久留米市津福本町のダスキンや久留米紙器工業などが立地するあたり、
大川市中古賀の木工所が集積しているあたり、
佐賀市諸富町の味の素九州工場、
くらいしかありません。

全国的には海沿いの干拓地や埋立地を工業団地として大きな工場を誘致しているケースも多いです。漠然と河口の歌と思って歌えば、自分の育った町を流れる川も、河口付近には工場があったなぁ。そして、たぶん工場はなんとなく白い。だからなんとなく共有しやすい歌詞なのですが、筑後川に限って言えば、筑後川最下流の橋である新田大橋より下流側の5kmくらいの川沿いは水田しかありません。だから、「白い工場の群れよ」といえば、河口というには遠いのですが、ブリヂストンの久留米工場のことだろう、って思われてしまうわけです。