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有明海は長崎県、佐賀県、福岡県、熊本県で囲まれた九州最大の湾。面積は1,700平方キロメートル。浦賀水道を含む広義の東京湾は1,320平方キロメートル、伊勢湾と三河湾とで1,800平方キロメートルだから、だいたいそのくらいの大きさ。東京湾は三浦半島の観音崎から房総半島の富津岬まで約10km。有明海の入り口である早崎瀬戸はわずか5km。そんな入り口の狭さが奇特な干潮差を生み、干潟を育て、赤潮問題と戦うことに。阿蘇山の噴火に伴う火山灰が流れ込んでいることもあって、砂ではなく泥干潟の割合が多くなっている。そんな自然の特徴から、ムツゴロウに代表される独特な干潟の生き物たちがいる。
一見、穏やかそうであっても、有明海でググると環境保護だ、干拓がどうだ、赤潮の原因は、、、というページばかり。やや疲れます。今は争点な地域なんでしょうねぇ。


そういえば、川崎 洋 作詩 野田暉行 作曲 女声合唱とピアノのための交響詩 『有明の海』なんて曲もありました。


有明とは、空に月が残ったまま夜が明けること。夜が明けるのなら新しい一日の始まりに月までもが輝いているとでも見るのかと思ってしまいそうです。ですがわが国の古典で夜明けは、夜這いをかけてそろそろ帰る時間。別れのときです。そこに月が残っているなどというのは、あまりいい印象ではないらしいです。
源氏物語では
世に知らぬ 心地こそすれ 有明の 月のゆくへを 空にまがへて
 と、光源氏は朧月夜の君との噂に気が気でない様子。
小倉百人一首では
有明の つれなく見えし 別れより 暁ばかり 憂きものはなし
と、壬生忠岑はつれない様子を歌いました。

もうちょっと明るい話題はないのかよ、と自分で突っ込みたくなりますが、うーーん。なんかないですか?