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女声の「はしりだす」にはスタッカートが付いている。これは書いてあるとおりに歌えば多分それでいい。ページをめくってすぐに入らないといけないので、前のページの終わりに、何か注意を促す書き込みをしておくといいんじゃないかな。注意するのはまぁその程度。
役割を交代して、ほぼ同じ音楽をつくる。よくよく見ると2回目のほうが和音の充実している。とはいえ大雑把には同じ音楽。mfで始まりすぐにクレッシェンドして、アクセントつきで元気、そして「はしりだす」でスタッカートが、、おや?ない。男声にはスタッカートが付いていない。

ここで相変わらずの選択肢。
さすがにこれは付け忘れたんじゃないの?って思ってみて、女声と同じように男声にもスタッカートをつける。
積極的につけなかったことを重く受け止め、その差を強調すべくここでレガートを想起させるほどの「はしりだす」を男声に要求する。
あるいは、「エコーというものはそんなに輪郭が明確ではない」、というタイプの音楽作りに入って、女声のスタッカートつき「はしりだす」をちょっとぼかした程度で、スタッカートが付いているようなついていないような音楽を作る。

3番目は、女声が三度の重ねだけだったのを、男声が3和音で作っているという差をこの部分の音響として充実させるにはいいかもしれない。

この楽譜を見て、ブラームスのドイツレクイエムの1曲目を思い出しました。
この曲ではerntenという歌詞の部分(61-62小節目)とGarbenという歌詞の部分(94-95小節目)で、女声の動きを2小節目で男声が模倣するのに、女声についている<>という記号が男声にはついていないのです。指揮者によってここの指示が違うのですが、男声はエコーだから、までは同じ考え方なのに、その結論が「女声と同じでいい」と「なんとか楽譜の範囲内で女声の創った音楽を無視しないよう、でも差をつける」というもの。

話を戻してみなかみ。さらにこのあと、フォルテでアクセントつきでさあと入らなきゃいけません。女声には八部休符がありますが、男声はそのまま。言葉としても音楽としても切れていてかまわない場所だから、よくタイミングをみて、自分の技量に会った音楽作りをやっていきましょう。