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3ページ前にもあった「さあ」の動き。
まず楽譜上の違いを確認してみると、同じ和音だけど、歌う高さは違う。音量の指示はさっきがfひとつだったのに対してここではfが二つ。アクセントにテヌートが付いているという記号の使い方は同じ。
前のところは比較的、流れるように歌うことも許されるとも思うけど、ここは直前のピアノが奏でるsffの和音から入ることを思えばかなり決然とした入り方の音にしかなりえない。いよいよという盛り上がった感じの中から感動詞をどういえばいいかは、多少考えればわかると思う。
となれば音の切り方もおのずとわかるだろう。全員が揃って8分休符をもらうところも、そのあと再びピアノがsffで叩くところも、バシッと切れるほうが勢いの表現が出る。
たぶん。

大きな声で。でも怒鳴るのではなく、感動を伝えるため。今から繰り広げられる物語を。これから奏でる音楽を。この流れに生まれる愛の深さと、この流れが育む命の拡がりを思えば、その気持ちが呼吸と、表情に表れると思います。よい声を出すために必要なさまざまな筋肉の動きは、そういった呼吸や表情のときにやれてしまう動きです。作曲家と指揮者と周りの音を信じて、伸びやかに歌いましょう。