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なんでここで2連符なんでしょう。テンポを動かしまくって、挙句の果てって感じ。『筑後川』の全般的な曲の難易度からすると、わざわざそういう面倒な楽譜を書かないと思えるそうなところですが、ともかく作曲家は書きたかったようです。
難易度を落とすための工夫として、さっきまでの「りょうこうが」に合わせるピアノパートが8分音符で動いているのに対して、ここでは付点四分を叩くだけになっています。もしピアノが8分音符を叩き続けていたら、ベートーベンのピアノソナタ「月光」の左手3連符で右手付点や、イタリア第二の国家とも言われるヴェルディの「行けわが想いよ、黄金の翼にのって」の6/8にタッカのリズムでのっていくときの高い難易度と同様に、楽器とちょっと違うところにリズムを刻むという面倒なことが起こるところでした。
結局、指揮者はここで合唱の面倒だけを見ればよいので、たいていの場合、2連符どおりにわかりやすく振ってくれると思います。ってことは見ていてそのとおりに歌えばよく、複雑なことを気にする必要はありません。なんとなく盛り上がってくればそんな感じで仕上がっていくはずです。
厳密には2連符ですのでさっきまでの8分音符よりも3/2倍長い音符でリズムを刻んでいくことになりますが、Allegroに変わったばかりで、直後にはGrandiosoに戻るので、ここのリズムの正確さは音楽全体の流れの中でそれほど重視される必要がなさそうなところです。さっきまでの「りょこうが」で刻む8分よりも長い音符でアクセント付きでがんがんと歌えばそれでいい。
つまり、やっぱり指揮を見ろってことですね。