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 ♪夢の中で、夢の中で、逝ってみたいと思いませんか ウフフ…
とかいう話ではなくて、むしろ
 「青年なんですぅ!」
って、タママ二等兵みたいにカワイクならないための微調整。

思いっきりまじめなレベルでは
http://www.lingua.tsukuba.ac.jp/ippan/JGL/1999/1999-MiFuSuUSi.pdf
あるいは
http://www2.kokken.go.jp/~csj/public/j6_1.html
の6-3でも読んでいただくとして、ざっとしたところでは
「無声子音にはさまれたり無声子音後の語尾にあるイ母音とウ母音は無声化することが多い。」
ってな話で
「ピカピカ光る服を着た人が、つかれきった視線をおとして薬を口に含むと、力なく腰掛けて描きかけの菊を捨てています」
をちゃんと(声優やアナウンサーとかの修行を)した読むと
カピカ ヒカル フク ヲ キタヒト ガ、 ツカレキッタ シセン ヲ オトシテ クスリ ヲ クチ ニ フクムト、 チカラ ナク コシカケテ カキカケノ キク ヲ ステテイマス」
の下線部が無声化するとかいう話で、
特に有名な例が「~です。」の語尾「す」が無声化するってこと。

東京方言とそれをベースにした共通語でそうだし、作曲家の團伊玖磨が東京・神奈川の人だから、無声化させても問題は少ないようにも思える。
ただ、歌では話し言葉で確実に無声化する音節でもはっきり母音を歌うこともままある。
曲想でどうあるべきかの判断が働くところで、微妙なときは指揮者マター。
たとえば、この「青年です」の語尾は、このテンポでの16分音符だし、はっきり母音を歌う必要はかなり少ない。もちろん、フォルテのマルカート基調を失わないように「不屈の決意」を歌いきるために、尻切れトンボのようであってはならないものの、間延びさせることも良くない。子音とリズムをはっきり出して、母音を無声化させるという選択肢かな。