「フラッシュフォワード」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら
「フラッシュフォワード」(2007/02/20 (火) 21:09:06) の最新版変更点
追加された行は緑色になります。
削除された行は赤色になります。
*フラッシュフォワード
#amazon(4150113424,left,image)書名: フラッシュフォワード
著者: [[ロバート・J・ソウヤー>http://www6.atwiki.jp/chipmunk1984/pages/82.html]] (内田 昌之訳)
<イメージをクリックするとamazonに進みます>
**紹介
全世界の人びとが自分の未来をかいま見たら、なにが起こるのか?2009年、ヨーロッパ素粒子研究所の科学者ロイドとテオは、ヒッグス粒子を発見すべく大規模な実験をおこなった。ところが、実験は失敗におわり、そのうえ、数十億の人びとの意識が数分間だけ21年後の未来に飛んでしまった!人びとは、自分が見た未来をもとに行動を起こすが、はたして未来は変更可能なのか……ソウヤーが時間テーマに大胆に挑戦する問題作。
**評価
評点:★★★☆☆ ( 6/10点)
未来を垣間見てしまったとき,人はどのように行動するのだろうか?そして世界はどのように変わるのだろうか?大胆な前提を元に,物語は進みます.量子論にインターネットと現代社会のガジェットをうまく使いながら,行くべき先を事前に知ってしまった人々の希望,恐れ,落胆を非常にうまく描写しており,ソウヤーらしい読みやすい語り口で,すらすらと読み進められます.
ただ何より,中盤まで物語の中心となっている(これによりセンスオブワンダーが生まれるはずの)『仮説』が,終盤に一転いとも簡単に捨てられてしまい,SFとして破綻してしまっているような気がします.あの『仮説』を縛りとして物語りを進めることこそがSFの神髄だと思うのは少しSF原理主義過ぎるでしょうか?
**おまけ
表示オプション
横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示: