乱れ撃ち読書録@chipmunk1984 レオーネが荒野を駆ける時
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レオーネが荒野を駆ける時



書名: レオーネが荒野を駆ける時
著者: 高齋 正




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紹介

四輪駆動車の生産に力を入れてきたスバル本社は、その性能を全世界にアピールするため、カリフォルニア半島を縦断する過酷なレース”ハバ1000”への出場を決定した。レオーネ4WDに荒地走破性を備えたスーパー・レオーネを開発し、オフロードレースに出場したいというテスト・ドライバー、尾島龍一郎の長年の夢がかなうことになったのだ!レースに賭ける男たちの熱い魂を描いた長編シリーズ第六弾!

評価

評点:★★★☆☆ ( 6/10点)
日本の自動車メーカーが日本人ドライバーを擁して世界の大レースを制覇する.何とも爽快なシリーズの第六弾.ただ,残念ながら今回は点数が低くなってしました.それは,”ハバ1000”というレースがあまりに日本では知られておらず具体的にイメージができなかったこと,姿形こそレオーネだが四輪駆動バギーというメカニックもイメージしにくかったこと,さらには作品中で実在の自動車評論家を貶めるような表現があったこと,ストーリー的にもレース終盤の尾島の行動が理解できなかったことが挙げられます.特に自動車評論家の件は,高齋氏が一言ある分野ということは十分承知していても作品の価値を下げるだけだと思います.全体には高齋節が唸る読みやすい作品なだけに残念でした.

おまけ

解説で,フラットシックス3000ccを思いついたのはアルシオーネの登場以前で作者のオリジナルであると強調していますが,フラットフォー2000ccがあればそれの6気筒版(=フラットシックス3000cc)を想像するのはちょっと自動車を知っていれば誰でも思いつくことで,そんな些細なことを自慢する姿勢もちょっとなぁという感じです.