乱れ撃ち読書録@chipmunk1984

量子宇宙干渉機

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量子宇宙干渉機



書名: 量子宇宙干渉機
著者: J・P・ホーガン (内田 昌之訳)




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紹介

出版社/著者からの内容紹介
世界が再び全面戦争の危機に直面した二十一世紀、ついに量子コンピュータは完成を見た。この世界は唯一の存在ではなく、同様に無数の世界が並行してあり、それらの相互干渉によって何が出来するかが決まる。国防総省の極秘計画では、ある別世界に干渉することで現実の世界危機を回避できるというが。量子論的多元宇宙SF!

評価

評点:★★★☆☆ ( 6/10点)
ホーガン得意の物理理論ものです.なかなかの出だしなのですが,最近のホーガンにありがちな,『広げた風呂敷をたたみきれない』という印象の作品となってしまいました.<ネタバレ注意>せっかく,近い世界が自分たちと似たようなことをしているかもしれない...という多次元宇宙ものに対する新しい視点を導入しているにも関わらず,結局最終的には,『この』宇宙の視点だけで物語が完結してしまって,なんだか肩すかしを食ったような気がします...

おまけ





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