乱れ撃ち読書録@chipmunk1984 火神を盗め

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火神を盗め



書名: 火神を盗め
著者: 山田 正紀





紹介

古代,インド=ヨーロッパ人が崇拝していた神にちなんで名づけられた,最新鋭の原子力発電所―火神「アグニ」.日本の商社からセールス・エンジニアとしてインドへ出張していた工藤篤は,偶然「アグニ」のある秘密を知ってしまう.ヒマラヤ山中の鉄壁の要塞に隠された「アグニ」の秘密をめぐる,CIA,中国情報員との壮絶なる死闘に巻き込まれて行く彼の運命は果たして…….緻密な構成と迫真のディテールで描く超冒険小説.

評価

評点:★★★★☆ ( 7/10点)
一介のサラリーマンが国際的な陰謀に巻き込まれ,冴えない-というより使えない-仲間と絶望的なミッションをこなしていくという作者お得意の冒険小説.良くも悪くも山田節の中で話が進むので安心して読むことができます.ただ,主人公の工藤があまりにスーパーマンなのと『山田節』の範囲を超えられないもどかしさでちょっと点数を損していますね.一つの作品としてのできは良いのですが,『山田正紀の作品』とすると佳作以上になれなかった……そんな作品です.

おまけ

<ネタバレ注意>
まぁ,読んでる最中は『みんな死んじゃうのかな?』と思ったら,結構ハッピーエンドでした.そこは,甘いかも知れないけど,まぁまぁ評価できるかな?