乱れ撃ち読書録@chipmunk1984 自由軌道
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自由軌道



書名: 自由軌道
著者: ロイス・マクマスター・ビジョルド(小木曽 絢子 訳)




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紹介

人類のバイオテクノロジーの発達は、新たな生命を創造するに至った。辺境の惑星に浮ぶ巨大企業の研究衛星では、無重力環境下の労働に適した子供たちが生み出されていた。だがある日、この計画に即時停止命令が下される。子供たちを破棄せよというのだ……。この無慈悲な企業決定に、赴任してきたばかりの教育担当官は敢然と反旗を翻した!ネビュラ賞に輝く宇宙SF。

評価

評点:★★★★☆ ( 7/10点)
ちょっとステレオタイプの人間関係とストーリーなのですが,物語の基盤となるエンジニアリングを中心としてSFガジェットはきっちり抑えられており,背景となる世界もしっかり作ってあるので主人公の活躍(というか苦闘)を一気に読ませる佳作です.クライマックスの『お約束』のような展開と,ちょっとご都合主義っぽい伏線もありますがストーリーの流れに身を任せればそれも逆に楽しめます.
物語の中心となるクアディの設定になじめるかどうかがキーかもしれません.個人的にはあまり好きになれる設定ではないので,『ギャラク・テク本社の決定も一理あるよなぁ』なんて読んでしまいました.主人公のように純粋にクアディーに肩入れできればもう少し良い点数かもしれません.

おまけ