乱れ撃ち読書録@chipmunk1984

われはロボット

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われはロボット



書名: われはロボット
著者: アイザック・アシモフ(小尾 芙佐 訳)




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紹介(内容は1983年早川書房刊『われはロボット』です.)

1996年に製作され、ウェストン家で八歳の少女グローリアの最愛の友となった子守り用ロボットのロビイ、第二次水星探検で活躍したSPD13号、テレパシイ能力を持つRB34号など……たんなる機械にすぎなかったロボットから、人間そっくりの行動と考え方をする優秀なロボットまで、さまざまなロボットの開発史を、<ロボット工学三原則>の生みの親である巨匠アシモフが、ユーモアと論理を駆使して描きだす傑作短編集!

評価(内容は1983年早川書房刊『われはロボット』です.)

評点:★★★★☆ ( 8/10点)
有名な『ロボット工学三原則』がはじめて提示されたロボットSFの聖典.何よりアシモフの凄いところは,この初期短編集においてすでに『ロボット工学三原則』の解釈問題やテレパシイ能力を持つロボットなど後々のロボットSFのテーマともなりうる設定をすでに提示しているところにあるだろう.特に『ロボット工学三原則』の解釈問題については,手塚治虫たちがあまりにこれを脳天気に使用していることと対照的に深みのあるテーマとして扱われている.SFの基礎中の基礎として全ファン必読の名著である.

おまけ












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