乱れ撃ち読書録@chipmunk1984 造物主の掟
※上記の広告は60日以上更新のないWIKIに表示されています。更新することで広告が下部へ移動します。

造物主の掟



書名: 造物主の掟
著者: J・P・ホーガン(小隅 黎 訳)




<イメージをクリックするとamazonに進みます>

紹介

およそ百万年の昔、異星の自動工場宇宙船がはからずも新星爆発を起こした星をかすめ過ぎた。その影響で電子回路に損傷を受けた宇宙船は、航空図にも載っていない衛星に自動工場を建設した。時は移って21世紀初頭、地球から放たれた無人探査機は、土星最大の衛星タイタンに着陸し、驚くべき映像を送ってきた。それは、異星船の機械が発達、進化したロボット生物の世界だった。さっそく調査のため有人宇宙船が赴くことになった、各人、各組織、各国の思惑を乗せて……。鬼才ホーガンの面目躍如たる傑作長編!

評価

評点:★★★★☆ ( 7/10点)
進化とは何か,生物とは何かという大きな疑問に一つの答えを出した意欲作.最初は胡散臭かったザンベンドルフが実は...という物語の設定も読ませます.ただ,巷間言われているように,この作品は『プロローグ』の出来が凄すぎて(ホーガン自身が『たくさんの読者が手紙で「プロローグ」だけでもこの本を買った価値がある,と褒めてくれた』と言っているように,プロローグは10点満点.センスオフワンダーここに極まるといった作品です.これだけで十分短編小説として成立しています.)そのあとのストーリーがそこについていけていないのが欠点で,全体の評価を下げる残念な結果になっています.ただ,そこはホーガンですので読ませますから,未読の方は安心してトライしてみてください.

おまけ

原題は CODE OF THE LIFEMAKER."CODE"の使い方がおしゃれですね.