乱れ撃ち読書録@chipmunk1984 神の鉄槌

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神の鉄槌



書名: 神の鉄槌
著者: アーサー・C・クラーク(小隅 黎&岡田 靖史 訳)




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紹介

西暦2109年、太陽に接近しつつある未知の小惑星が発見された。その後の観測の結果、恐るべき事実が判明、この天体は八ヶ月後に地球と衝突するというのだ!そうなれば爆発の被害はもとより、粉塵による太陽光の遮断と硝酸雨のため、地球は今後数十年住居不能な死の星と化してしまう。この危機に際し、最新鋭の宇宙船<ゴライアス>は特殊任務を命じられ小惑星へと向かったが……巨匠が満を持して放つ迫真の宇宙SF!

評価

評点:★★★★★ ( 9/10点)
映画ディープインパクトの原作(原案)として知られるクラークの中編.ただ,ディープインパクトを念頭に読むとあてがはずれるだろう.映画のような『泣ける』作品ではなく,この作品は,クラーク流の冷静で澄んだ語り口で語られる,小惑星衝突回避作戦です.随所にクラークらしいアイディア,描写が満載で,中編ながら読み応えは十分です.ただ,クラークの入門書としてこの作品を読むと物足りないかも知れません.どちらかというとクラークの主要作品を読んだあとに読んでいただくと良いかと思います.この作品は,クラークファンならニヤリとするような場面がきら星のようにちりばめられている,クラーク作品を読み込んできたファンへのクラークからの贈り物なのです.

おまけ


映画ディープインパクトと本書は別物ですが...本書を読んだあと映画を観るとまた別の味わいがあります.