乱れ撃ち読書録@chipmunk1984 さよならダイノサウルス
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さよならダイノサウルス



書名: さよならダイノサウルス
著者: ロバート・J・ソウヤー (内田 昌之訳)




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紹介

恐竜はなぜ滅んだのか?この究極の謎を解明するために、二人の古生物学者がタイムマシンで六千五百万年のかなた、白亜紀末期へ赴いた。だが、着いた早々出くわしたのは、なんと言葉をしゃべる恐竜!どうやら恐竜の脳内に寄生するゼリー状の生物が言葉を発しているらしいのだが、まさかそれが「***」だとは……!?次次に披露される奇抜なアイデア、先の読めない展開。実力派作家が描く、心躍るアドベンチャーSF

評価

評点:★★★☆☆ ( 6/10点)
恐竜の絶滅の謎,時間旅行,そしてファーストコンタクトが錯綜しつつ,謎が謎を呼んで物語は進みます.全体としては,スムースに読める佳作です.2つの物語がフラッシュバックしながら描かれる構成も,最初は読みにくいですが,最後まで読むと『なるほど』と納得させられます.ただ,いかんせん,SFとして空想の科学技術に対するつっこみが甘く,SFとして脇が甘くなってしまっています.タイムマシンの原理,”ヘット”の正体,”ヘット”の科学技術,どれをとってもその蓋然性が描かれていないため薄っぺらいものになってしまいました.特に,タイムトラベルものであるのに,タイムパラドックスに対する説明が甘すぎます.そういうSF的なところが気にならなければ良いアイディアの作品なのですが...

おまけ

原題は"END OF AN ERA".『さよならダイノサウルス』という邦題はちょっとミスリーディングだと思います.