乱れ撃ち読書録@chipmunk1984 マイノリティ・リポート

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マイノリティ・リポート



書名: マイノリティ・リポート
著者: フィリップ・K・ディック (浅倉 久志 他訳)




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紹介

予知能力者を使う犯罪予防局が設立され、犯罪者はその犯行前に逮捕されるようになった。ところがある日、犯罪予防局長官アンダートンは思いもよらぬものを見た。こともあろうに自分が、見たことも聞いたこともない相手を、来週殺すと予知分析カードに出ていたのだ。なにかの陰謀にちがいないと考えたアンダートンは、警察に追われながら調査を開始するが……スピルバーグ監督による映画化原作の表題作ほか全7篇を収録。

評価

評点:★★★☆☆ ( 6/10点)
映画化された表題作.同じく映画『トータル・リコール』の原作(原案)となった「追憶売ります」他7編を収録した短編集.本自体は映画『マイノリティ・リポート』の製作にあわせて1999年に発行されたものですが,収録された作品はすべて1950~60年代に発表された作品で,さすがに今では古くささは隠せません.それでもディックらしさが各所に見られるので,ある程度他のディック作品を読んだあとで読めばそれなりに楽しめるでしょう.映画の原作(原案)となった2作品はストレートに楽しめますし,マニアには「水蜘蛛計画」が楽しめます.(後者は,やっぱりアメリカでもこういう『お遊び』はあるんだなとなんだか嬉しくなる作品です.)ただ,マイノリティ・リポートという邦題は何となくミスリーディングですね.(『マイノリティ』というと少数民族をすぐに連想してしまうのは私だけでしょうか.)元々の邦題『少数報告』の方が良いと思います.

おまけ



ディックの作品は映画になるとより輝くような気がします.きっと映像派なんでしょうね.