「う、ああああああ!!」
体を焼くような痛みが走る
そんな僕は近くの両親に手を伸ばす。
だけど、両親は僕を化け物の様なものを
見ている様な眼をしていた。
見ている様な眼をしていた。
そして、僕を見捨てて家を出てしまった。
天井の骨組みが壊れて、鉄金が僕の体を
突き抜ける。
突き抜ける。
意識が薄れる・・・
だがすぐに痛みで意識は元に戻る
そして感じる違和感
傷口を見ると、貫かれた所が直っているのだ
まるで、内側から新しい肉体が浮き出てくる
ような感覚だった。
ような感覚だった。
「はは・・・・」
いつの間にか声を出していた。
もう自分は人ではないのだ・・・・
その時、僕の耳には確かに聞こえた。
―お前の罪はけして消えることはない・・・
永遠に死ぬことのない体で行き続けるが良い―