映像技術_Lighting

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ライティングとは日本でいう「照明」のことです。
照明一つとはいえ、非常に奥が深く、また難しいものでもあります。
しかし、照明一つで作品のイメージがガラッとかわってしまうので注意が必要です。

ライトのコツ

  • 影を作らない
  • 高いところから照射する
  • 対象を壁からなるだけ離す(くっきりした影をつくらないため)
  • ライトの反射を注意する


天候

  • うす雲
が最高。

  • 快晴
は午前10時か午後3時がベスト。
正午は影がなくなり不自然に。



3点ライト

基本的にライトは3箇所からの光で、綺麗になります。

  • キーライト
 ┗上方から
 ┗対象物自体を照らします。光の方向性を決めます。
 ローアングルライト(地獄からの光"light from hell")
  ┗下からの光
 ハイアングルライト(アライグマの目"racoon eyes")
  ┗上からの光
  • フィルライト
 ┗
 ┗対象物全体を照らします。対象物全体を明るく。
  • バックライト
 ┗後ろから
 ┗対象物の輪郭をはっきりさせます。
コツは
対象物の輪郭が分かること!


キーツーフィル比



キャッチライト

人の顔のアップのとき、
目がキーポイントになるんですが、

「キャッチライト」というのは
その目を光らせるためのライトです。

目が光っているか、光っていないかでずいぶん映像の
印象が変わってしまいます。

光があったほうがより、
躍動的に見えるようです。


間接照明のすすめ

バウンスライトともいう。

直接光では強い場合、
  • 発砲スチロールの板
に反射させて行う。

これらの材質を使う理由は
反射しすぎて「いかにも反射してる感」を出さないため。


湯気をライトアップする

湯気を見せるためには
湯気の向こう側にライトを配置し、
こちら側に照射すること。


ブルーフィルター

色温度の問題です。

照明用のライトと太陽光では色温度が違い、
二種類のライトで対象物を照らすことになります。

それを軽減するために
「ブルーフィルター」または「ブルーゼラチン」
というものがあります。

照明用ライトにブルーフィルターをつけると太陽光と同じ色温度に。
ブルーゼラチンは小型照明につけれるものです。

照明は非常に熱を出すので熱が逃げるように工夫しましょう。


レフ版の作り方


なんらかの板にアルミホイルを一度くちゃくちゃにして
伸ばして貼り付けて完成。

くちゃくちゃにするのは明らかに反射しているように見せないため、
自然な反射をつくるため。


波に光で反射



最終更新:2008年03月23日 21:22