緑の大陸(みどりのたいりく)
単に「緑」とも呼ばれる。
ディメンション・ゼロの世界に存在する五つの大陸のうちの一つ。
この五大陸にはそれぞれが持つ雰囲気に応じたメカニズムが独自に配分され、ゲームや世界観に深みを与えている。
ディメンション・ゼロの世界に存在する五つの大陸のうちの一つ。
この五大陸にはそれぞれが持つ雰囲気に応じたメカニズムが独自に配分され、ゲームや世界観に深みを与えている。
特性(緑の大陸が得意とするメカニズム)
- エネルギーサポート(誕生の宴、チェリー・ボーイなど)
- エネルギー破壊(大巨人コスモクエイクなど)
- エネルギー束縛(妖魔の勇者など)
- エネルギーゾーン利用(生命の門、大巨人ゴッドファーザーなど)
- ユニットやベースのエネルギー化(ケイオス・ハンド、メルトダウンなど)
見ての通りエネルギーの利用・干渉に特化した色である。ことアドバンテージとエネルギーの関わりが強いディメンション・ゼロにおいて、それはとりもなおさず非常に強力なメカニズムとされる。
その強さゆえ禁止指定を受けた大巨人クレーター・メーカーの悪名は高く、緑の大陸は初の「禁止指定を受けたカードを抱える色」という不名誉な称号を授かることとなってしまった。
その強さゆえ禁止指定を受けた大巨人クレーター・メーカーの悪名は高く、緑の大陸は初の「禁止指定を受けたカードを抱える色」という不名誉な称号を授かることとなってしまった。
グランプリ成績
- 「緑ゲー」「クレーターゲー」とさえ呼ばれた今環境は、「ペスト8に緑の入っていないデッキがない」という異例の状況を引き起こすまでとなった。この小さな巨人によって殆どのデッキが「対クレーター用に自分もクレーターをデッキに入れる」あるいは「対クレーター用に自分も緑のエネルギー加速カードを入れる」かの選択を迫られ、結果として全体の3/4のプレイヤーが緑単ないし緑を含むデッキをチョイスするまでに至った。
- 優勝者に青緑メタ?デッキオペラハウス、準優勝者にクレーターミュラーを輩出。
- クレーター禁止後初のグランプリとなったが、全体の使用率は七割弱と相変わらずの人気であった(ちなみに一番人気は黒の90.43%)。今大会では特に黒緑ファッティ?デッキであるゴッドルドルフの躍進がめざましい。
- ベスト8のうち実に五名が緑を含んだデッキをチョイスし、そのうち四名がゴッドルドルフである。
世界観
常に成長・変化を続ける森が大陸全面を覆い、そこに生息する種族たちは絶えず生命の淘汰に晒されている。それらの種族たちはその進化の過程において遺跡の科学技術を取り込み、肉体と技術の融合に成功した。この「機械との融合」の進化理念は成長し続ける森にさえ伝播し、大陸は太古技術との共生を果たす。
都市などによる国家統制の理念は強くなく、エルフの里がわずかなコミュニティとして存在するのみ。
都市などによる国家統制の理念は強くなく、エルフの里がわずかなコミュニティとして存在するのみ。
支配種族はジャイアント。
緑の大陸の種族
- 青の大陸と共謀した黒の大陸によってエルフの要人が暗殺され、妖精の隠れ里を攻め込まれる。
- シードマン・キメラ・ジャイアントの参戦により一気に押し返すも吸血拳士シュナイダーがジャイアントを押さえ込んだことにより黒の大陸の軍勢を全滅させるに至らなかった。
- この事態により黒の大陸と敵対している白の大陸と同盟を結ぶ。
- その後、偵察をしていたシルフ・ブリザード・ケルピーを捕らえた(ケイオス・トラップ・ケイオス・ファング・ケイオス・ハンド)事により青の大陸の陰謀に気付く。
ファースト・センチュリー エキスパンション 勝利への計略から読み取れる世界観。
- 妖魔の王子、妖魔の予言者から予言を聞く。
- 妖魔の王子は青の大陸を調査することを妖魔の女王に伝える。妖魔の女王は了承するも、「一人で行くことはまかりなりません。」王女の指摘により王子は妖魔の美女と共に青の大陸へと向かった。
- 妖魔の女王は戦争を膠着状態へと導くために変幻する研究所に封印していたアメーバを解き放った。
- 大巨人ゴッドファーザー目覚める。
- 白の大陸との同盟により様々なテクノロジーを得た緑の大陸の住人達はそれらを血肉として取り込んだ。→戦虎タイガーアイ
ファースト・センチュリー エキスパンション 仲間たちの絆から読み取れる世界観。
- 天空のマーケットで小さな刃マキリ達と出会い、真実を知った妖魔の王子はマキリ達を緑の大陸に転送した。
- ピースキーパー・エンジェルが緑の大陸に転送されたのを知った情報商人オウル・カーンはギガント・タートルを含むクラーケン10体を緑の大陸に送り込んだ。
- クラーケンの襲撃は妖魔の王子の警告がギリギリ間に合い大巨人マッスルバルーンが迎え撃った。(ギガント・タートルと大巨人マッスルバルーンの戦いは後の未来で映画化された。)
- 小さな刃マキリ達は緑の大陸のコロボックルに会い仲良くなる。そして野球を教える。
- マキリ達は、妖魔の予言者から予言を聞き、マキリは戦争を終わらせるという五つの王を起こしに行くことを決意する。(夢を見る力)
- 永遠の少年メビウスが単身緑の大陸に向かったが狼王ロボとその一族に囲まれる(冷徹な覚悟)。しかし狼王ロボはメビウスを殺さないどころか小さな牙ガロンにマキリ達への案内をさせた。
- 妖魔の王子は妖魔の女王に自らの決意を伝えた。「同盟に悪影響があったとしても、私は予言の先を見たい。」
- マザーパレスはピースキーパー・エンジェルを白の大陸へ転送するように要求するも、妖魔の女王は「緑の大陸特有のウイルス型生体兵器に感染した可能性があります。治療のためしばらく時間が必要です。」と返事をし、引き渡しを拒んだ。
ファースト・センチュリー エキスパンション 激戦をもたらす者から読み取れる世界観。
- クラーケンの襲撃以降、つかの間の平穏が訪れる(恋人を待つフェアリー)。
- マキリ達は、王がどこに眠っているかを聞くために大巨人ゴッドファーザーの元へ向かい、彼が起きるまで一週間野宿をする(ダイダイガサ・ドリアード)。