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  • [WiFiを使用したWireless環境の設定]の変更点

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WiFiを使用したWireless環境の設定」(2008/02/17 (日) 08:16:13) の最新版変更点

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#ref(ya_g03.jpg,トップページ,http://www6.atwiki.jp/divadiva/pages/14.html) OpenSolarisはWiFi環境にも対応している。 が、実際に設定を行ってみると、すんなりいかないことも多いのではないだろうか。OpenSolarisがどうこう、というよりも、一般的な無線LAN設定の問題、もあるわけだが、とにもかくにも、実際につながるまで発生した問題などを書いておく。 **デバイス設定 まず最初にしなければならないのは、Wireless NIC Driverのインストールである。 なので自分が使用しているWiFi NICがどのようなチップを使用しているのかを知らなければならない。そしてそのチップ用のドライバが入手できなければ話にならん!と。 私のマシンはIntel Pro Wireless 2100Bというチップを使ったNICを内蔵しているので、OpenSolarisのサイトから対応するドライバ(ipw)をダウンロードしてインストールした。 OpenSolarisのサイトにはマシン再起動しなくても認識されると書いてあるが、私の場合はインストール直後に、 # ifconfig ipw0 plumb しても認識されなかった。 だが、再起動後にifconfigコマンドを実行すると、無事認識され、マシンのWiFiアンテナランプが点灯した。 &color(#ff0000){(注意 2006/07/23)} この時点でエラーが発生してうまくいかないことがある。 +ドライバインストール時に「インストールはしたけどattachできねーよ」といわれる +ifconfig ipw0 plumb すると file not found などというエラーが出る +OS起動時に undefined symbol error が発生する(mac_freeがどうのこうの) これらはカーネルのbuildバージョンとドライバがマッチしていない場合に出てくるのだ! たとえばipw-0.5のドライバはon build 44以上を要求しているのだ。カーネルが古い場合はipwドライバも過去のものを使おう。 **WiFi設定 デバイスが認識されたら、wificonfigコマンド(これもOpenSolaris.orgからパッケージを入手してインストールしておく)でWiFiの接続設定プロファイルを設定する。 ESSID、暗号化方式、認証方式などを設定するわけだが、一つ注意点。ipwのmanページにも記述があるが、現時点ではSharedKey認証がサポートされていない。認証方式としてはOpenSystem方式を利用することになるので、AP側の設定を、SharedKey固定などにしておくと接続ができないので注意である。 暗号化についてはWEPのみサポートされており、WEPキーは40bitまたは128bitのASCII文字列あるいは16進文字列が使用可能である。 また、wificonfigではなくGUIの設定ツールinetmenuを使用する場合、最近のAPが備えるESSID秘匿モードには対応しないので注意したい。wificonfigのscanコマンドで取得できないESSIDはinetmenuの設定対象にならないので、そういう場合はinetmenuではなくwificonfigで設定しなければならない。 で、例えば下記のコマンドで接続ができる。 手順としては、まずプロファイルを作成し、次にネットワークインタフェースに対してプロファイルを割り当てる、というかたちである。 まずはプロファイルの作成。ESSIDがプロファイル名となる。下記コマンドでは、WEP暗号化方式を指定し、WEPキー1に対してキー文字列を割り当て(1~4まで指定可能)、キー1を使用することを宣言している。 # wificonfig createprofile essid=YOUR_ESS_ID encryption=WEP wepkey1=YOUR_WEB_KEY wepkeyindex=1 プロファイル自体はいくつでも作成できる。作成したプロファイルは下記のコマンドで確認可能である。 # wificonfig showprofile そしてプロファイル名をネットワークインタフェースipw0に割り当てる。インタフェース名は、使用するWirelessデバイスドライバによって異なる。 # wificonfig -i ipw0 connect YOUR_PROFILE_NAME この後、 # wificonfig -i ipw0 showstatus として、linkstatus:connected と表示されていれば、とりあえず接続だけは成功したことになる。 もしそれでもネットワークがうまくつながらなかった場合は、ifconfigコマンドで一度WiFiインタフェースをDOWNさせ、再度UPさせてみよう。 **inetmenuに注意! GUIツールのinetmenuには注意が必要。 svcsコマンドでも確認できるが、こいつはboot時にdhcpサーバにアクセスに行く。boot時にはAPに接続されていないので、dhcpサーバへのアクセスに失敗し、結果としてIPアドレスが不明な/etc/hostsファイルが生成される。 (APに接続するには wificonfig -i ipw0 connect~ コマンドが実行されなければならないが、通常boot up時にこのコマンドが自動実行されることは無い) たとえば/etc/hostsにstatic addressとマシン名を書いてあったとしても、それが削除されて、対応するIPアドレスが空になってホスト名だけが記述された、不正な/etc/hostsに書き換えられてしまう。 この動作は将来改善される可能性があるようだが、現時点ではどうしようもないので、inetmenuをsvcadmなどでdisableしておくことをおすすめする。 詳しくは、OpenSolaris.orgのDiscussonsの 「[[Automatic WiFi Connect on boot>https://www.opensolaris.org/jive/thread.jspa?messageID=16823&]]」スレッドを参照。 **最終的にこんなんなりました! ~工事中~ &html(<!--shinobi1--><script type="text/javascript" src="http://x6.mizubasyou.com/ufo/072923309"></script><noscript><a href="http://x6.mizubasyou.com/bin/gg?072923309" target="_blank"><img src="http://x6.mizubasyou.com/bin/ll?072923309" border="0"></a><br><span style="font-size:9px">[PR] <a href="http://kaigo.rentalurl.net" target="_blank">介護資格</a></span></noscript><!--shinobi2-->)
#ref(ya_g03.jpg,トップページ,http://www6.atwiki.jp/divadiva/pages/14.html) OpenSolarisはWiFi環境にも対応している。 が、実際に設定を行ってみると、すんなりいかないことも多いのではないだろうか。OpenSolarisがどうこう、というよりも、一般的な無線LAN設定の問題、もあるわけだが、とにもかくにも、実際につながるまで発生した問題などを書いておく。 **デバイス設定 まず最初にしなければならないのは、Wireless NIC Driverのインストールである。 なので自分が使用しているWiFi NICがどのようなチップを使用しているのかを知らなければならない。そしてそのチップ用のドライバが入手できなければ話にならん!と。 私のマシンはIntel Pro Wireless 2100Bというチップを使ったNICを内蔵しているので、OpenSolarisのサイトから対応するドライバ(ipw)をダウンロードしてインストールした。 OpenSolarisのサイトにはマシン再起動しなくても認識されると書いてあるが、私の場合はインストール直後に、 # ifconfig ipw0 plumb しても認識されなかった。 だが、再起動後にifconfigコマンドを実行すると、無事認識され、マシンのWiFiアンテナランプが点灯した。 &color(#ff0000){(注意 2006/07/23)} この時点でエラーが発生してうまくいかないことがある。 +ドライバインストール時に「インストールはしたけどattachできねーよ」といわれる +ifconfig ipw0 plumb すると file not found などというエラーが出る +OS起動時に undefined symbol error が発生する(mac_freeがどうのこうの) これらはカーネルのbuildバージョンとドライバがマッチしていない場合に出てくるのだ! たとえばipw-0.5のドライバはon build 44以上を要求しているのだ。カーネルが古い場合はipwドライバも過去のものを使おう。 **WiFi設定 デバイスが認識されたら、wificonfigコマンド(これもOpenSolaris.orgからパッケージを入手してインストールしておく)でWiFiの接続設定プロファイルを設定する。 ESSID、暗号化方式、認証方式などを設定するわけだが、一つ注意点。ipwのmanページにも記述があるが、現時点ではSharedKey認証がサポートされていない。認証方式としてはOpenSystem方式を利用することになるので、AP側の設定を、SharedKey固定などにしておくと接続ができないので注意である。 暗号化についてはWEPのみサポートされており、WEPキーは40bitまたは128bitのASCII文字列あるいは16進文字列が使用可能である。 また、wificonfigではなくGUIの設定ツールinetmenuを使用する場合、最近のAPが備えるESSID秘匿モードには対応しないので注意したい。wificonfigのscanコマンドで取得できないESSIDはinetmenuの設定対象にならないので、そういう場合はinetmenuではなくwificonfigで設定しなければならない。 で、例えば下記のコマンドで接続ができる。 手順としては、まずプロファイルを作成し、次にネットワークインタフェースに対してプロファイルを割り当てる、というかたちである。 まずはプロファイルの作成。ESSIDがプロファイル名となる。下記コマンドでは、WEP暗号化方式を指定し、WEPキー1に対してキー文字列を割り当て(1~4まで指定可能)、キー1を使用することを宣言している。 # wificonfig createprofile essid=YOUR_ESS_ID encryption=WEP wepkey1=YOUR_WEB_KEY wepkeyindex=1 プロファイル自体はいくつでも作成できる。作成したプロファイルは下記のコマンドで確認可能である。 # wificonfig showprofile そしてプロファイル名をネットワークインタフェースipw0に割り当てる。インタフェース名は、使用するWirelessデバイスドライバによって異なる。 # wificonfig -i ipw0 connect YOUR_PROFILE_NAME この後、 # wificonfig -i ipw0 showstatus として、linkstatus:connected と表示されていれば、とりあえず接続だけは成功したことになる。 もしそれでもネットワークがうまくつながらなかった場合は、ifconfigコマンドで一度WiFiインタフェースをDOWNさせ、再度UPさせてみよう。 **inetmenuに注意! GUIツールのinetmenuには注意が必要。 svcsコマンドでも確認できるが、こいつはboot時にdhcpサーバにアクセスに行く。boot時にはAPに接続されていないので、dhcpサーバへのアクセスに失敗し、結果としてIPアドレスが不明な/etc/hostsファイルが生成される。 (APに接続するには wificonfig -i ipw0 connect~ コマンドが実行されなければならないが、通常boot up時にこのコマンドが自動実行されることは無い) たとえば/etc/hostsにstatic addressとマシン名を書いてあったとしても、それが削除されて、対応するIPアドレスが空になってホスト名だけが記述された、不正な/etc/hostsに書き換えられてしまう。 この動作は将来改善される可能性があるようだが、現時点ではどうしようもないので、inetmenuをsvcadmなどでdisableしておくことをおすすめする。 詳しくは、OpenSolaris.orgのDiscussonsの 「[[Automatic WiFi Connect on boot>https://www.opensolaris.org/jive/thread.jspa?messageID=16823&]]」スレッドを参照。 **最終的にこんなんなりました! このところ出張でPCを持ち歩くことが多くなり、NW環境を頻繁に切り替えるようになった。また、当初はinetmenuふざけるな的な感じでいたわけだが、その後バージョンも上がり、変な動きをすることはなくなった(みたい)。 なので結局inetmenuを全面的に使うことになった。 ホテルのネット接続環境は通常DHCPになるが、その環境はホテルによって微妙に異なる。当初は手作業で設定していたが、環境毎の「くせ」に合わせるのが非常にめんどくさいので、まぁやはりinetmenuが良いのである。 で、DHCPの設定についてもinetmenuで選択すればいいだけなのでとても簡単なのだが、やはりinetmenuの「くせ」がこれまたあったりするので、私は少しいじっている。 詳細については[[こちら>Tips for OpenSolaris]]のinetmenuの項目を参照。 &html(<!--shinobi1--><script type="text/javascript" src="http://x6.mizubasyou.com/ufo/072923309"></script><noscript><a href="http://x6.mizubasyou.com/bin/gg?072923309" target="_blank"><img src="http://x6.mizubasyou.com/bin/ll?072923309" border="0"></a><br><span style="font-size:9px">[PR] <a href="http://kaigo.rentalurl.net" target="_blank">介護資格</a></span></noscript><!--shinobi2-->)

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