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WR250Rの紹介

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divadiva

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あぁ、、買ってしまった、YAMAHA WR250R '07 青。


でも実は、私にとってのはじめてのオフロード車。それがWR250Rだなんて、贅沢ですよね。
申し訳ないので、罪滅ぼしにWR250Rを紹介します。でもその前に、WR250Rへの思いをちょっと聞いてくれ。。

 →WR250R購入ガイド
 →WR250Rとの日々(WR関連の出来事を日記として書いてます。途中から外部ブログに移行してます。)
 →WR250Rをカスタム

「WR」への憧れ

2007年、WR250Rは私にとって、初めてのオフロード車。
でも昔からオフロード車へのあこがれはあった。って言っても、林道ツーリングしたいとか、とかとはちょっと違う。1998年に市場デビューしたYZ400Fのかっこよさに衝撃を受けて以来、いつかはオフに乗りたい、と思っていたのだ。(ちなみにこの時DIRT COOL誌の別冊特集号が出たが、今でも持っている)

とは言いつつも、一般人が購入を考えた場合、やはり万能選手であるトレール車が候補としてあがるのが普通。当時のトレールと言えば、XLRやTT-R(RAID)などが代表的であったが、正直、あまりかっこいいとは思わなかった。私がかっこいいと思っていたのはレーサーだったのだ。

その後、何度かバイクを買い換えたが、毎回いちおうオフも検討していた。が、私が欲しいと思えるかっこよさを備えていたのは、やはりYZやWR(ヤマハ好きなので・・・)。リーガルキットを装備したWRの存在を知った時は一瞬心躍ったが、レーサーを維持するのはけっこう大変だと知り、あきらめた。

その後、TT-Rも消え、LANZAも消え、日本のオフ車のラインナップはお寒い状況に。SERROWなどいいバイクも出てはいたが、「走り」を求めるオフローダーには中古のCRMなどが人気となった。でも、いつまでも250のオフ車がラインナップにまったくないなどという状況が続くわけがない、いつかは新しいやつが発売されるはずだと思っていた。

オンロードではYZF-R1など「走る」マシンが次々と発売されていたから、オフ車で新しいやつが出るとしたら、しかもYZ-Fで4ストロークオフの新時代を築き上げたヤマハが公道マシンを出すとすれば、きっとWRみたいなやつしかありえない!ずっと、待っていたのだ。しかし、何事も起こらず、ただ時は過ぎていった・・・。

そして2006年頃から、ヤマハがすごい公道マシンを出す、という噂が立ち始めた。一時は2007年の春に出ると言われながらもなかなか発売されず、規制に阻まれ、もうだめか?と思う人が出てきた頃に、とうとうWR250Rが発売されたのだ!

足かけ9年、てか、ほとんど10年じゃん!少し悩んだが私はWR250Rを入手。やっと憧れが現実となった瞬間だった。。

(おまけ)
ある日リビングから、ふとWRに目をやると、早くも夕日の色彩を帯び始めた冬の午後の光線に浮かび上がる、美しいWRが。至福の時でした・・・。


WR250Rに思う

さて、久しぶりに250の強烈なマシンが発売されたわけだが、個人的な憧れとは別に、いろいろと感じるところもあります。これは多くのバイク好きが思ってきたことだが、250や400のいわゆる中免モデルで魅力的なマシンが無い!ということだった。
若者はスクーターや旧車風に改造した単気筒モデルにばかり乗っている。しかもはっきり言って、単なる移動ツールとしてか、あるいはファッションの一部として、というのが大半だ。
一方で大人たちは1,000cc以上の大排気量モデルにばかり乗っている。パワーも魅力だが、所有感も満たせる。

この構図、なんかいびつ。

そしてメーカー的にはもちろん日本の4大バイクメーカーが世界的にも強力なわけだが、ここ最近、レースの世界においても、一般マーケットにおいても、海外メーカーがとっても元気。

なんだか日本のバイク文化が弱くなってる。ヘタすりゃこのまま消え去っていくんじゃ・・・。

そんななか現れたWR250R。公道で試乗したら、後ろにいた400ccマルチが一瞬で点に。すげー!!!

オフコースで乗ったWR250R。オフ初めて。当然コースも。だからヨチヨチ走り。オフローダーからしたら、動く障害物。でも、本人は満面の笑み!なんて楽しいんだ、オフは!

WRが売れたら、他のメーカーもだまっちゃいないでしょう。XRがカタログ落ちしたホンダはもちろん、カワサキやスズキだって。

単に個人的に欲しいだけじゃない、一バイク好きとして、国内市場の盛り上がりの一助になれば、という気持ちも込めて、私はWR250Rに乗りたい!

WR250Rとは


WR250Rは、完全に新設計の水冷4スト単気筒エンジンにフューエルインジェクションを組み合わせ、国内市販オフ車として初めて採用されたアルミ製フレームに搭載した、2スト250ccマシン以来の久々の「闘うオフ車」である。
WR250R「オフロードでのYZF-R1」をモデルコンセプトに開発されたマシンで、まさに妥協無し。

実際、モトクロスコースで実施された試乗会では、現役選手たちがまるでレーサーのごとき迫力ある走りを披露し、ジャンプも決めていた。

エンデューロレーサー並みの高性能を持ちながら、公道マシンとしての耐久性をも両立させた、まさにエポック・メイキングなマシンがWR250Rなのだ。

各部紹介

ここでは、各部詳細について軽く紹介していきます。

まずは一番の注目点、エンジンとフレーム。
パワーユニットは、新開発の水冷4ストDOHC4バルブ単気筒250ccで、FI搭載である。ボア・ストロークは、77.0mm×53.6mmで、図らずも、YZF-R1やYZと同じ数値。10,000rpmという高回転で最高出力を発揮する。
また、フレームにはコンペモデルでおなじみのアルミフレーム技術をフィードバック。3分割セミダブルクレードルフレームは、アルミ鋳物/アルミ鍛造のメインフレームと、鋼管製のダウンチューブ・リアフレームで構成されている。

リアスイングアームはアルミ製。
アーム断面は異形断面形状で、いかにも走りそう。クロスメンバー部がアルミ鋳造、左右アーム部が押し出し材、エンド部が鍛造である。

ブレーキには、フロントには大径250mm、リアにはφ230mmのウェーブディスクを採用。


ラジエターは右側シュラウド内にある。左側シュラウドには書類入れと水冷液のリザーバタンクに占領されている。片方でいいの?という疑問がわいてくるだろうが、基本的に問題ないようだ。


WR250Rの外観上の特徴でもある巨大なマフラー。環境規制に対応するため、3段膨張室を持つ巨大マフラーを装着。またマフラー前部にはかなり大きい触媒を装着している。とはいえ、マシンの重心へ極力近づけたレイアウトでマス集中化を図っている。
いろいろと制限があるわけだが、音も悪くない、と思うのであった。

灯火類は極力薄く軽く小さく。軽快な運動性をイメージさせる。テールライトはWR250Fと同様のLEDタイプである。


デジタル・スピードメーターを搭載。「基本モード」「計測モード」の2モードが切替可能となっており、「基本モード」では時計・トリップ機能に加え、フューエルインジェクションシステムの自己診断機能を備えている。「計測モード」ではストップウォッチ・距離補正トリップなどの機能を搭載。


現在のセッティング

現在のところ全て標準値設定です。


Specifications

型式 DG15J
全長(mm) 2,190
全幅(mm) 810
全高(mm) 1,235
軸間距離(mm)/シート高(mm) 1,425/895
乾燥重量(kg) 123
エンジン形式 4サイクル水冷単気筒
弁形式 DOHC4バルブ
排気量(cc) 249
内径×行程(mm) 77.0×53.6
圧縮比 11.8 : 1
最高出力(EC表示) 23Kw(31PS)/10,000rpm
最大トルク(EC表示) 24N・m(2.4kgf・m)/8,000rpm
気化器形式 電子制御フューエルインジェクション
燃料タンク容量(リットル) 7.6
変速比 形状 常時噛合前進 6段
変速比 ①2.642②1.812③1.318④1.040⑤0.888⑥0.785
フレーム形式 セミダブルクレードル
サスペンションF/R テレスコピック46mm倒立式/スイングアーム モノショック
ブレーキディスクF/R 250mmウェーブディスク/230mmウェーブディスク
タイヤサイズ前輪 1.6-80/100 21M/C 51P
タイヤサイズ後輪 2.15-120/80 18M/C 62P


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