甘利大臣応援演説@新宿

「キャラが立ちすぎて、永田町でも理解が今ひとつ結びません。」
これは、麻生太郎さんが出陣に際して最初に言った言葉であります。
そもそも永田町では、キャラが立つということを理解できる人は2割くらいしかいません。
でも皆さん、政治家にとってキャラが立つ、
つまり際立った個性を持つということは大事なことなんであります。
それはすなわち、政治家としての存在感であるからです。
考えてみれば、小泉さんだって相当、キャラは立ってましたよ。中曽根康弘さんだって、
まちょっと渋かったけれどもまあある意味キャラは立っている。
歴史に名を残す世界の政治家、ケネディだってチャーチルだってある意味キャラが立っている。
それはすなわち、世界に向けての存在感なんです。
日本の政治家が世界第2位の経済大国の指揮をとって、世界の先頭に立つ、
キャラが立って存在感を示して、日本はこう いうことをやっている、
是非それを示してもらいたいもんであります。

二十年前に私は麻生太郎さんのプロフィールを読んでびっくりした。
愛読書、「俺の空」
本宮 ひろ志さんのあの傑作劇画の代表作。安田一平の青春グラフィティであります。全巻読みました。
今、先般からこの日本では、ジャパン国際コンテンツフェスティバルがスタートしています。
東京ゲームショウに始まって、締めくくりは東京国際映画祭。
40日間のイベントの中にゲームあり、映画あり、マンガあり、あるいはオモチャあり、
テレビコンテンツあり 、日本のありとあらゆるコンテンツ、
エンターテイメントコンテンツをぎっしり詰めた40日間。
これは、日本から世界に向けて日本のコンテンツを発信しようという長い間の夢なんです。
麻生さんは 外務大臣の時に漫画大賞というのを創った。
第一回目の受賞者は確か韓国のマンガ劇画作家でありました。
こんな感性を持てる政治家って、あんまり居ないんです。
麻生太郎の他には甘利明と、それから少ししか居ない。
今、日本はこのコンテンツ、コンテンツ産業を10年以内に20兆円産業にしようとしているんです。
コンテンツの世紀は、メッカは日本である。この情報発信を今年から始めたわけであります。
こういう感性で新しい価値を創造して日本を率いてもらいたい。

永田町というのは恐ろしいところで、一夜明けたら大勢が決まっていた。
それまで我も我も出ると言っていた人は、
とても勝ち目が無いと尻尾を巻いて次から次へと出馬を辞退した。
そんな中にあって、 麻生太郎たった一人が、「俺がやらなきゃ誰がやる」そういう想いで、
理想に燃えてロマンを持って夢を持って、
端然と日本の政治の更なる推進に向かって意を決したわけであります。
彼の愛読書の「俺の空」は、夢とロマンと男気です。
私は、麻生太郎の男気に惚れて真っ先に支持をしました。
派閥からは「やめろ」と言われました。いろいろプレッシャーをかけられました。
しかし、そんなもんに 屈してたんじゃあ、日本の政治なんかは明日駄目になっちゃう。
麻生太郎を先頭に、彼の男気に、そして夢とロマンにかけて、
皆さん、是非、麻生太郎にエールを送ってやってください!