「第92代内閣総理大臣/ぶらさがり会見/2009年2月/第二週」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

第92代内閣総理大臣/ぶらさがり会見/2009年2月/第二週」(2009/02/16 (月) 11:26:32) の最新版変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

&setpagename(首相ぶらさがり会見 - 2009年2月第二週)&topicpath(top=トップページ) テキスト:[[首相VS記者団 - 毎日jp(毎日新聞)>http://mainichi.jp/select/seiji/primeminister/]] 動画:[[麻生さんのべらんめぇ日記>https://al.ssl.dai2ntv.jp/blog/aso/]] -[[2009年2月一週>第92代内閣総理大臣/ぶらさがり会見/2009年2月/第一週]] -[[2009年2月三週>第92代内閣総理大臣/ぶらさがり会見/2009年2月/第三週]] -[[2009年2月四週>第92代内閣総理大臣/ぶらさがり会見/2009年2月/第四週]] -[[2009年02月14日>#d090214]] -[[2009年02月13日>#d090213]] -[[2009年02月12日>#d090212]] -[[2009年02月10日>#d090210]] -[[2009年02月09日>#d090209]] -[[2009年02月08日>#d090208]] ---- &anchor(d090214) ***2009年02月14日 [[午後1時30分ごろ~>http://mainichi.jp/select/seiji/primeminister/news/20090214mog00m010011000c.html]] A はい。 Q よろしくお願いします。テレビ東京です。 A はい。 ◇品川区立品川小、城南中の視察 Q 今日、こうして小学校中学校と視察をなさったのですが、今日、視察をなさる目的というのはどちらに置かれているのでしょうか。 A ああ、教育っていうのは、非常に重要な政策、私にとりましては政策の重要な柱の一つ。その中でこの品川の、ここは若月さんという人がさっき来ていたけれども、この人が教育再生懇のメンバー。で、ここの教育長もやっておられるので、いろいろ土曜日に授業をやってたり、授業の内容がいわゆる生活力っていうのを言ってみたり、また国際、何?社会に通用するという意味で英会話をかなり、小学校1年からやっているとか。いろいろな意味で授業をやってるというのは、この品川でやってるという話をしておられましたので、それで今日は「土曜はやってるのか」と聞いたら、やっておられるという話だったので、今日は寄せてもらったというのが背景です。 Q 今、いろいろ実習も、というか体験もなさって、さらに久しぶりの給食もたぶんお召し上がりになったと思うんですが。 A うん。 Q 全体的なご感想をお聞かせ願えればと。 A まず、給食はうまかったね。オレたちの子供の時には小学校はとにかく終戦直後ですから。給食は小学校3年ぐらいからですかねえ。そのころは、お米は配給の時代でしたから。我々のころにはコッペパン、脱脂粉乳の牛乳とか、そういうような時代ですから。みなさんたちの知らない言葉ばかりしか出てきませんよ。そういう時代の給食ですから、給食っていうと、あんまりおいしかったというイメージがほとんどありませんけれども。  今日のは間違いなく、自民党本部の昼飯よりはうまいんじゃないかなと。フッフッフッフッフ。あれで280円だっけ?(秘書官:「280円です」) 280円だった? 280円だそうですけれども、あのー、どういう何? 品川区、もしくは東京都がどうやっているのか、僕はその背景を全然知りませんけれども。あのー、間違いなくおいしかった。  子供がハキハキしてらあね。何となく、きちんと行儀もいいし、いいんじゃないですかね。あのー、ここは明らかに教育として、いろいろ実体験も積ませて、1年生と6年生が縦系列できちんと一組作っていたり、ああいったのも、なかなかアイデアとしていいよね。同じ年齢の横並びだけじゃなくて、兄弟が少ないという時代になってくれば、縦系列で6年生から1年生まで一緒にするというのは決して間違ってないと思いますね。 ◇米の景気対策法案可決 Q 次はちょっと視察を離れてですね。2問ほどちょっと別の質問をさせて頂きたいんですが。一つはですね。アメリカで史上最大規模の景気対策法案が上院下院通りまして成立の見通しとなりました。受け止めをお願いします。 A そうですねえ。正直言って一番のアメリカの対策がきちんとしてそれが早く効果が上がるというのは、我々にとってはものすごく大きな、あのー、何? 関心事でした。で、日本も出していまだにまだ、補正がなかなかスタートできないというようなのと比べて非常にスピーディーに上げてきているというのは、いわゆる国民の感性とか求めているものに対して、議員が、もしくは国会が素早く対応しているという、あのスピード感はうらやましいなと思いました。なかなか野党の反対でいまだにできませんから、こちらは。その意味では早く対応ができるというのは、やっぱり意識がそういう意識なんだと思って、僕は、そこは非常にうらやましいと思ったのが一点。  もう一つは、内容は公共工事っていうのをかなり使っているなあという感じで、ちょっとまだ細目をみている訳ではないんですが。出てきているところからそう思ってましたんで。アメリカの場合はその部分はかなりいろんな意味で、何て言うの? 電力会社が停電しちゃったりなんかしたっていう時期が続いたので、いろいろな意味でもう一回見直す時期に来ているのかなという意識があったんですが、あのー、もう少しこれがどういう内容で出てくるのか。ちょっと正直、パブリックセクター、パブリックセクターって、民間部門に全部任しちゃっている部分っていうのがなかなか、送電と配電と、それから電力、火力、電力を、発電を3つに分けてというようなことをやってて「うまく行くかなあ」と私はそう思っていたんですけれども。そういったところもいろいろな意味で修正をしつつあるのかなあと、いう感じがして。やっぱり効率のことを考えたらそっちの方がいいんじゃないかと私自身はそう思っていましたので。あのー、一つのいい方向が出てくればいいなと。ちょっと期待しています。 ◇クリントン米国務長官と民主・小沢代表の会談 Q 続いてなんですが。ヒラリーさんがもうすぐ来日されますが、小沢代表との会談が決まりましたので、総理の受け止めをお願いします。 A 小沢代表と誰が? Q クリントン国務長官。 A ああ、クリントン長官? Q 会談が決まりました。その受け止め。 A 受け止め? 受け止めって、あのー、特に小沢さんが会われるというのは、僕はいいことだと思いますね。なんか、前はインドの、インドの総理大臣のをドタキャンされるという話だったので。ちょっと「どうかねえ」と思ってましたから。そういった意味では、あの、きちんとした対話が成り立つ、いいことじゃないですかね。 ---- &anchor(d090213) ***2009年02月13日 [[午後6時50分ごろ~>http://mainichi.jp/select/seiji/primeminister/news/20090213mog00m010054000c.html]] ⇒[[動画@第2日テレ>http://blog.dai2ntv.jp/aso/2009/01/post_115.html]] ◇小泉元首相発言 Q テレビ朝日です。昨日の小泉元総理の発言についてなんですが。 A はい。 Q 昨日、総理は「よく聞いてないので分からない」とおっしゃってましたが。 A はい。 Q 改めてですね。 A はい。 Q 小泉元総理の一連の発言について、どのようにお感じになりますか。 A あのー、私に対しての叱咤激励だと、そういうように感じましたけれども。 Q 叱咤激励だと。 A はい。 Q かなりきつい表現だったと思いますが。 A 叱咤激励で、優しい叱咤激励は、叱咤激励とは言わねえんだと思いますけれども。 Q 小泉元総理がですね、定額給付金について言及したことについて。 A はい。 Q 中川財務大臣は。 A はい。 Q 「小泉さんも給付金に賛成したのに、なぜそう言うのか理解に苦しむ」とおっしゃっていましたが、総理はどのように考えますか。 A この定額給付金については政府与党できちんと手続きを踏んで対応して、瑕疵(かし)なくきちんと対応した話ですから、これが、何? 我々として否決ということで参議院で仮になった場合、これは粛々として3分の2条項を使わせて頂くことになるんだと。そういうように思っていますけれども。 Q 昨日の小泉さんの発言。総理はご理解されると。 A 私は3分の2という条項を使われないというのは、私どもとしては使わせて頂きますということです。 ◇夕刊フジ寄稿文 Q 1年ほど前の夕刊フジの寄稿文で国民生活に直結するような法律、予算関連法案は徹底的に議論していくべきもので予算関連はなじまないと書きました。それでも、定額給付金は…。 A 今の記事はこの記事ですね。 Q はいそうです。 A 言われましたんで、読み直してみたんですけども、一番最初にまず、3分の2条項に自主ルールをというのをきちんと最初に書いてあって、この3分の2ルールを使うにはこうすべき。いろいろ書いてある。国として、きちんと対応すべき案件とか。迅速性を要求される案件は、3分の2条項を使ってでも、きちんと対応するのが政治の役割、と書いてあります。今、まさに100年に1度の危機と言われるほどの経済の状況として、国としてきちんと対応すべき迅速性が要求されていることも確かだと思っていますんで、あの、今回の条項を3分の2条項というのは、明らかにそれに適合していると思いますが。 ◇郵政 Q 郵政の経営形態の4分社化ですが、衆院予算委員会で改善されるものは改善されてしかるべきと言いましたが、その考えは今も変わらないですか。 A あの、郵政民営化の検討委員会というのを、今やっているんでしょ。そこで検討されて、その結果がどういうことが出るのか、そういうとこで、いろいろ経営というのは、いろんな形で、これは、民営化した以上はやって良かったという結果を生まないと、国民にとっても、そこに働いている従業員も考えなきゃいかんよ。利便性が悪くなったとか、なんだか悪くなったとか、内容が悪くなったんじゃ民営化としてはうまく行ってないんだから。だから、民営化した以上はやって良かったという結論が出ないとならないんだと。そのために、民営化委員会で対応される。まあ、そういういろんな方が検討されるんで、そういう答申を受ける立場だと思います。 ---- &anchor(d090212) ***2009年02月12日 [[夜>http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090212/plc0902122104012-n1.htm]] ⇒[[動画@第2日テレ>http://blog.dai2ntv.jp/aso/2009/01/post_114.html]] ◇小泉純一郎元首相発言 Q まず小泉元首相について A はい Q 小泉元首相が先ほどの郵政民営化推進議連で、最近の麻生首相の発言について「怒るというより、笑っちゃうぐらいあきれている。首相は前から戦おうとしている人に鉄砲を撃っているのではないか」と発言した。郵政民営化を決めた小泉元首相のこうした発言について、どう考えるか A あのー、ちょっとその話を聞いておりませんので、何ともお答えのしようがありません。それから選挙というものを戦えないではないかという話ですけど、基本として今、私は政策として景気対策が一番だと思っています。国民の総意は景気対策なんだから。私は景気対策というその政策をきちんと仕上げて戦えるようにしたい。そう思っています Q 小泉元首相は「定額給付金は3分の2を使ってでも成立しなくてはいけない法案とは思っていない。私は次の選挙で引退表明している。あまり多くのことを申し述べたくはないがあのとき賛成したけども、実はそうでもなかったんだと言いたくはない」と再可決に反対も示唆するような発言もした。小泉元首相が造反するとなると、多くの同調者が出る可能性もあるが、どう受け止めるか A その発言もうかがっていないので、お答えのしようがありません。ただ、この定額給付金の話については、これは基本的には間違いなく政府、与党できちんと手続きを踏んで決めた上での結論ですから、粛々とこの法案を成立させるように努力しなくてはいかんもんだと思っております Q さらに「首相の発言は信頼がないと選挙が戦えない」とも発言した。党の重鎮からこうした意見が出たが、それでも首相は自らの手で解散を打って出るつもりか A いろんなご批判があるというのは前からうかがっているところなんで、発言というものに関しては慎重にという話をさせていただいたところでもあります。選挙というものに関しましては、しかるべき時期にきちんと政策を立て、そして野党との違いを明確にした上で、選挙をやらねばならんものだと思っています ◇三位一体改革 Q 三位一体の改革について A 三位一体 Q 今日衆院本会議で鳩山総務相が三位一体の改革について失敗の部分があったというふうに発言した。地方交付税に関して、国税5税の算定率を上げて、地方交付税の基本的な額が少しでも増えるようにしなければならないと発言した。首相も地方交付税の減額についてはあまり賛成ではない考えを持っていると思うが、こういう小泉元首相が進めた三位一体の改革について、どのように考えるか A 三位一体の改革については少なくとも補助金を3兆円切るという話をやる代わりに、地方に地方税を3兆円。国税から3兆円移すというのが一番の大きな大きな変革だったと思っています。そのときに地方5団体…6団体からどういう補助金はいらないのかという案を国の方では出し切らなかったので、地方の意見をまとめるという案を提案し、その通り地方から案が出て、それをその通り実行して結果として補助金というものは大幅に変更になり、地方交付税… すみません、地方税に国税から3兆円移るという始まって以来のことができたなどなどは大きな変化だった。大きな成果だったと、私はそう思いますね。しかし、こういった大きな成果を、変化というものをやれば、確実にそういうものをやった場合は、急激な変化というものは痛みを伴いますから。その痛み、光と影というような表現を使っておられましたけども、そういった部分に関しましては手直しがいる。当然のことだと思います。その手直しを今、地方交付税の1兆円とか、地方が痛んでいるから、地方というものを考えねばならんということをずっと申し上げてきているのであって、影の部分にいろいろ手当をしていくというのが今、いちばん肝心なんだと思っておりますので、三位一体自体が間違っていたという考えはありません ---- &anchor(d090210) ***2009年02月10日 [[午後5時過ぎ>http://mainichi.jp/select/seiji/primeminister/news/20090210mog00m010048000c.html]] ⇒[[動画@第2日テレ>http://blog.dai2ntv.jp/aso/2009/01/post_113.html]] ◇郵政と支持率 Q 「先週末の各社の世論調査で支持率が下がったのは、総理が郵政民営化に賛成でなかったと発言していることが影響している」と今日の自民党総務会で、そういう声が上がりました。総理はこうした批判をどう受け止めますか? A 支持率に関して、いろいろ僕は世論調査というのは、やり方知りませんけども、世論調査の内容というのはいろいろあるんだと思います。従って今経済対策というのを私ども打ち出しているのですが、実行に移すために関連法案が通りませんから、そういったもので私どもとしては今やっている予算、関連法案含めまして、こういったものはきちんと出されていくというのが、世の中にとって、景気対策の一番だろうと思っていますので、こういったものをきちんとやっていくのが私なりの仕事だと思っています。支持率の内容の分析については、私の仕事ではないと思います。 Q 総理は昨日までの予算委員会で「私は郵政民営化担当大臣ではなかった」と発言されていますが、去年9月の自民党総裁選では「私は郵政民営化を担当した大臣でしたから」と発言されています。これについて官房長官は「総理の勘違いだった」と説明していますが、実際、総理の勘違いだったのでしょうか? A 郵政を含めます総務大臣というのですが、総務大臣を私、2期やりました。小泉内閣の下で。1期目は間違いなく、郵政民営化を担当する所管の大臣、しかし後半の2期目、いわゆる決定する時には、私は、郵政民営化担当というのを外されて、郵政省所管の大臣ではありました。従って二つ分けてお話にならないと混線されるんだと思います。 Q 昨日の予算委員会の答弁で、総理は「2005年の郵政選挙で民意を問うたのは、郵政の民営化であって、4分社化は通っていない」との発言をされました。 A ああ、法律的にはね、あの中に入っていますよ。だってあの時、法案は通っていますから。だけど多くの国民の中で、4分社化、3分社化、2分社化というのを知っていた方はほとんどおられないと思いますね。 Q それでも1年前に決定した郵政民営化の基本方針。4分社化というのは盛り込まれているわけです。 A はい。 Q 選挙をやる以上、そういった基本方針の具体的な中身についても問うていると考えるのが自然では? A ああ、それはそうかもしれません。それはそうかもしれませんが、ほとんどの方は「あの時、4分社化知っていましたか?」と言われて、知っている人はほとんどおられないというのが私の認識ですから、当時は郵政民営化か、そうではないかであの選挙は問われた。私は、一般的な有権者の方々の意識は、みなさんほど詳しくないと思っていますけどね。 Q 総理は矛盾されているとはお考えにならないですか? A いいえ、私はあの時、その4分社化、3分社化入ったというのは、法案を知っていますから、内容は知っていましたよ。知っていましたけど、国民が感じていたのは民営化か、そうではないかだけだったと思います。内容を詳しく知っておられる方はほとんどおられなかったと思います。 ◇早川政務官 Q 法務省の早川政務官が自身のブログで辞任する考えを示したことについてです。えー…。 A 早川って誰だっけ? Q 法務政務官。 A あー、森さんのところのね。 Q はい。早川政務官は最終的には辞意を撤回したのですが、内閣の一員からこのような辞意が出たことの受け止めと、そして、こうした動きは麻生総理の求心力低下を表しているとの指摘もありますが、それについてのお考えを。 A ご本人から確か森法務大臣だったか、河村官房長官からだったか忘れましたけども、自分として、反省しているという弁がありましたんで、それで撤回されたということだと思いますんで、求心力とかいうような話に直結していうように考えていません。 ---- &anchor(d090209) ***2009年02月09日 [[午後6時40分ごろ~>http://mainichi.jp/select/seiji/primeminister/news/20090209mog00m010055000c.html]] ⇒[[動画@第2日テレ>http://blog.dai2ntv.jp/aso/2009/01/post_112.html]] ◇世論調査 Q 一部の報道機関の世論調査で内閣支持率が10%台にまで低落しています。結果をどう受け止めますか、その原因をどう思いますか。 A 世論調査というものの結果については、真しに受け止める。世論調査が出るたんびに申し上げている通りです。その内容については、政策といっても、まだ政策が実行に移されておりません。高速道路1000円とか、いろいろな話を定額給付金含めて、いずれも民主党の反対で今、実行に移されていませんから。実行に移されていない段階なんで、政策が、といってもなかなか理解されないところだと思いますが。これをきちんと景気対策。最大の関心事は私は、景気対策だと確信してますんで、その1点に絞って、今後も進めて行きたいと思っております。 ◇郵政民営化 Q 郵政民営化を巡る、予算委員会での総理の答弁について。先週は「民営化に反対だった」と答弁し、きょうは「民営化に賛成」と答弁しました。修正なのですか。 A 修正ではありません。この、至る経緯はいろいろありました。最初からその通り、正直に申し上げております。しかし、最終的にこれは、決定され、閣議で決定され、閣議に賛成したと、それだけで、それだけであって、民営化というものを後退させる気はありません。郵政民営化の中でどうすべきかという前提で話をされないと、いかがなものかと思います。 Q 総理、修正ではないとのことなんですが。 A 修正、何の修正? Q その答弁、先週と今週の答弁の違いですが。 A 何回も言います。重ねて言うようで恐縮ですが。私は、議論の過程ではいろいろありました。最終的に決まったということに関して、私は民営化に賛成しました。全然、変わっていません。民営化しました。従って、それを一歩も後退させるつもりはありません。それが、私の答えでして、経緯は反対でも、賛成でも、変更でもないと思いますが。 Q 最初反対だったということですが、民営化そのものに反対だったのですか。民営化、さらに4分社化にも反対だったのか、その経緯を。 A 経緯はいろいろありますんで、その中は実にいろいろな話がありました。2分社化もありましたし、3分社化も4分社化もありました。その内容を全部説明する、というのをぶらさがりでやるというつもりはありません。 Q 答弁について、与党内からも批判が出ています。どう答えますか。 A 今、答えた通りです。 ◇教育再生懇談会 Q 今日、教育再生懇談会で新たなテーマを提示しましたが、今後、麻生内閣のカラーを出すうえで、どのような議論を期待したいですか。 A 国際的に通用する人材の育成。そして、安心できる教育。公立学校含めて、そういったところをきちんとするというところと、スポーツというものをもう少し重要視する、こういったものを考えていくようにといった話をしました。 ---- &anchor(d090208) ***2009年02月08日 [[福井県越前市にて午後3時38分ごろ~>http://mainichi.jp/select/seiji/primeminister/news/20090208mog00m010009000c.html]] ⇒[[動画@第2日テレ>http://blog.dai2ntv.jp/aso/2009/01/post_110.html]] Q 総理よろしくお願いします。フジテレビです。きょうですね、福井県の定額給付金の取り組みやアイデアを聞かれて、どうお感じになりましたか。 A 定額給付金は早く配ってほしい、我々としては多く待ち望んでいます。それにあたっては、そのお金をぜひ地元の商店街で使ってほしい。そのためには市も商工会議所も商店街もいろいろ工夫をしてる。この越前で言えば、越前和紙という透かしの技術というのがありますんで。こういったものを使って、いろいろ商品券というものを作るというものにまた結びつけようとしている、そういったアイデア、非常に考えてるなという感じがしましたんで、早く我々もこれを配れるように、残った関連法案というものをきちっと通したいもんだと思いました。 ◇北陸新幹線 Q 県政記者クラブの幹事社の福井新聞です。北陸新幹線についておたずねします。 A 北陸新幹線、はい。 Q 福井駅部がもうまもなく完成する中で、景気対策の一つとして早くレールを伸ばしてほしいという声が県内で高まっております。政府与党は昨年末、今年中に認可するということで合意したんですが、今後の見通しについて、総理のお考えをお聞かせ下さい。 A 去年の年末に新幹線のことについてはいろいろ地元から熱心な陳情がありました。稲田ともみ先生筆頭に、各、山崎会長、いろいろお見えになっておられましたんで。私どもとしては、今回どのみち、最終的にはいつの日かこれ、やらないかんのだったら、やっぱり今のような土地も安い金利も安い、そういったときにやる方がより安く出来るのではないか、というようなことから、きちんとしたものを示さないと、いつかやりますみたいな話ではいかがかということで、あのー、福井までという話は前からの話でしたんで、そこまできちんとやらせていただきます。路線の決定については今年の、今年っていう数字はみんな間違えるから。平成21年度末までに決着します。 ----
&setpagename(首相ぶらさがり会見 - 2009年2月第二週)&topicpath(top=トップページ) テキスト:[[首相VS記者団 - 毎日jp(毎日新聞)>http://mainichi.jp/select/seiji/primeminister/]] 動画:[[麻生さんのべらんめぇ日記>https://al.ssl.dai2ntv.jp/blog/aso/]] -[[2009年2月一週>第92代内閣総理大臣/ぶらさがり会見/2009年2月/第一週]] -[[2009年2月三週>第92代内閣総理大臣/ぶらさがり会見/2009年2月/第三週]] -[[2009年2月四週>第92代内閣総理大臣/ぶらさがり会見/2009年2月/第四週]] -[[2009年02月14日>#d090214]] -[[2009年02月13日>#d090213]] -[[2009年02月12日>#d090212]] -[[2009年02月10日>#d090210]] -[[2009年02月09日>#d090209]] -[[2009年02月08日>#d090208]] ---- &anchor(d090214) ***2009年02月14日 [[午後1時30分ごろ~>http://mainichi.jp/select/seiji/primeminister/news/20090214mog00m010011000c.html]] A はい。 Q よろしくお願いします。テレビ東京です。 A はい。 ◇品川区立品川小、城南中の視察 Q 今日、こうして小学校中学校と視察をなさったのですが、今日、視察をなさる目的というのはどちらに置かれているのでしょうか。 A ああ、教育っていうのは、非常に重要な政策、私にとりましては政策の重要な柱の一つ。その中でこの品川の、ここは若月さんという人がさっき来ていたけれども、この人が教育再生懇のメンバー。で、ここの教育長もやっておられるので、いろいろ土曜日に授業をやってたり、授業の内容がいわゆる生活力っていうのを言ってみたり、また国際、何?社会に通用するという意味で英会話をかなり、小学校1年からやっているとか。いろいろな意味で授業をやってるというのは、この品川でやってるという話をしておられましたので、それで今日は「土曜はやってるのか」と聞いたら、やっておられるという話だったので、今日は寄せてもらったというのが背景です。 Q 今、いろいろ実習も、というか体験もなさって、さらに久しぶりの給食もたぶんお召し上がりになったと思うんですが。 A うん。 Q 全体的なご感想をお聞かせ願えればと。 A まず、給食はうまかったね。オレたちの子供の時には小学校はとにかく終戦直後ですから。給食は小学校3年ぐらいからですかねえ。そのころは、お米は配給の時代でしたから。我々のころにはコッペパン、脱脂粉乳の牛乳とか、そういうような時代ですから。みなさんたちの知らない言葉ばかりしか出てきませんよ。そういう時代の給食ですから、給食っていうと、あんまりおいしかったというイメージがほとんどありませんけれども。  今日のは間違いなく、自民党本部の昼飯よりはうまいんじゃないかなと。フッフッフッフッフ。あれで280円だっけ?(秘書官:「280円です」) 280円だった? 280円だそうですけれども、あのー、どういう何? 品川区、もしくは東京都がどうやっているのか、僕はその背景を全然知りませんけれども。あのー、間違いなくおいしかった。  子供がハキハキしてらあね。何となく、きちんと行儀もいいし、いいんじゃないですかね。あのー、ここは明らかに教育として、いろいろ実体験も積ませて、1年生と6年生が縦系列できちんと一組作っていたり、ああいったのも、なかなかアイデアとしていいよね。同じ年齢の横並びだけじゃなくて、兄弟が少ないという時代になってくれば、縦系列で6年生から1年生まで一緒にするというのは決して間違ってないと思いますね。 ◇米の景気対策法案可決 Q 次はちょっと視察を離れてですね。2問ほどちょっと別の質問をさせて頂きたいんですが。一つはですね。アメリカで史上最大規模の景気対策法案が上院下院通りまして成立の見通しとなりました。受け止めをお願いします。 A そうですねえ。正直言って一番のアメリカの対策がきちんとしてそれが早く効果が上がるというのは、我々にとってはものすごく大きな、あのー、何? 関心事でした。で、日本も出していまだにまだ、補正がなかなかスタートできないというようなのと比べて非常にスピーディーに上げてきているというのは、いわゆる国民の感性とか求めているものに対して、議員が、もしくは国会が素早く対応しているという、あのスピード感はうらやましいなと思いました。なかなか野党の反対でいまだにできませんから、こちらは。その意味では早く対応ができるというのは、やっぱり意識がそういう意識なんだと思って、僕は、そこは非常にうらやましいと思ったのが一点。  もう一つは、内容は公共工事っていうのをかなり使っているなあという感じで、ちょっとまだ細目をみている訳ではないんですが。出てきているところからそう思ってましたんで。アメリカの場合はその部分はかなりいろんな意味で、何て言うの? 電力会社が停電しちゃったりなんかしたっていう時期が続いたので、いろいろな意味でもう一回見直す時期に来ているのかなという意識があったんですが、あのー、もう少しこれがどういう内容で出てくるのか。ちょっと正直、パブリックセクター、パブリックセクターって、民間部門に全部任しちゃっている部分っていうのがなかなか、送電と配電と、それから電力、火力、電力を、発電を3つに分けてというようなことをやってて「うまく行くかなあ」と私はそう思っていたんですけれども。そういったところもいろいろな意味で修正をしつつあるのかなあと、いう感じがして。やっぱり効率のことを考えたらそっちの方がいいんじゃないかと私自身はそう思っていましたので。あのー、一つのいい方向が出てくればいいなと。ちょっと期待しています。 ◇クリントン米国務長官と民主・小沢代表の会談 Q 続いてなんですが。ヒラリーさんがもうすぐ来日されますが、小沢代表との会談が決まりましたので、総理の受け止めをお願いします。 A 小沢代表と誰が? Q クリントン国務長官。 A ああ、クリントン長官? Q 会談が決まりました。その受け止め。 A 受け止め? 受け止めって、あのー、特に小沢さんが会われるというのは、僕はいいことだと思いますね。なんか、前はインドの、インドの総理大臣のをドタキャンされるという話だったので。ちょっと「どうかねえ」と思ってましたから。そういった意味では、あの、きちんとした対話が成り立つ、いいことじゃないですかね。 ---- &anchor(d090213) ***2009年02月13日 [[午後6時50分ごろ~>http://mainichi.jp/select/seiji/primeminister/news/20090213mog00m010054000c.html]] ⇒[[動画@第2日テレ>http://blog.dai2ntv.jp/aso/2009/02/post_115.html]] ◇小泉元首相発言 Q テレビ朝日です。昨日の小泉元総理の発言についてなんですが。 A はい。 Q 昨日、総理は「よく聞いてないので分からない」とおっしゃってましたが。 A はい。 Q 改めてですね。 A はい。 Q 小泉元総理の一連の発言について、どのようにお感じになりますか。 A あのー、私に対しての叱咤激励だと、そういうように感じましたけれども。 Q 叱咤激励だと。 A はい。 Q かなりきつい表現だったと思いますが。 A 叱咤激励で、優しい叱咤激励は、叱咤激励とは言わねえんだと思いますけれども。 Q 小泉元総理がですね、定額給付金について言及したことについて。 A はい。 Q 中川財務大臣は。 A はい。 Q 「小泉さんも給付金に賛成したのに、なぜそう言うのか理解に苦しむ」とおっしゃっていましたが、総理はどのように考えますか。 A この定額給付金については政府与党できちんと手続きを踏んで対応して、瑕疵(かし)なくきちんと対応した話ですから、これが、何? 我々として否決ということで参議院で仮になった場合、これは粛々として3分の2条項を使わせて頂くことになるんだと。そういうように思っていますけれども。 Q 昨日の小泉さんの発言。総理はご理解されると。 A 私は3分の2という条項を使われないというのは、私どもとしては使わせて頂きますということです。 ◇夕刊フジ寄稿文 Q 1年ほど前の夕刊フジの寄稿文で国民生活に直結するような法律、予算関連法案は徹底的に議論していくべきもので予算関連はなじまないと書きました。それでも、定額給付金は…。 A 今の記事はこの記事ですね。 Q はいそうです。 A 言われましたんで、読み直してみたんですけども、一番最初にまず、3分の2条項に自主ルールをというのをきちんと最初に書いてあって、この3分の2ルールを使うにはこうすべき。いろいろ書いてある。国として、きちんと対応すべき案件とか。迅速性を要求される案件は、3分の2条項を使ってでも、きちんと対応するのが政治の役割、と書いてあります。今、まさに100年に1度の危機と言われるほどの経済の状況として、国としてきちんと対応すべき迅速性が要求されていることも確かだと思っていますんで、あの、今回の条項を3分の2条項というのは、明らかにそれに適合していると思いますが。 ◇郵政 Q 郵政の経営形態の4分社化ですが、衆院予算委員会で改善されるものは改善されてしかるべきと言いましたが、その考えは今も変わらないですか。 A あの、郵政民営化の検討委員会というのを、今やっているんでしょ。そこで検討されて、その結果がどういうことが出るのか、そういうとこで、いろいろ経営というのは、いろんな形で、これは、民営化した以上はやって良かったという結果を生まないと、国民にとっても、そこに働いている従業員も考えなきゃいかんよ。利便性が悪くなったとか、なんだか悪くなったとか、内容が悪くなったんじゃ民営化としてはうまく行ってないんだから。だから、民営化した以上はやって良かったという結論が出ないとならないんだと。そのために、民営化委員会で対応される。まあ、そういういろんな方が検討されるんで、そういう答申を受ける立場だと思います。 ---- &anchor(d090212) ***2009年02月12日 [[夜>http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090212/plc0902122104012-n1.htm]] ⇒[[動画@第2日テレ>http://blog.dai2ntv.jp/aso/2009/02/post_114.html]] ◇小泉純一郎元首相発言 Q まず小泉元首相について A はい Q 小泉元首相が先ほどの郵政民営化推進議連で、最近の麻生首相の発言について「怒るというより、笑っちゃうぐらいあきれている。首相は前から戦おうとしている人に鉄砲を撃っているのではないか」と発言した。郵政民営化を決めた小泉元首相のこうした発言について、どう考えるか A あのー、ちょっとその話を聞いておりませんので、何ともお答えのしようがありません。それから選挙というものを戦えないではないかという話ですけど、基本として今、私は政策として景気対策が一番だと思っています。国民の総意は景気対策なんだから。私は景気対策というその政策をきちんと仕上げて戦えるようにしたい。そう思っています Q 小泉元首相は「定額給付金は3分の2を使ってでも成立しなくてはいけない法案とは思っていない。私は次の選挙で引退表明している。あまり多くのことを申し述べたくはないがあのとき賛成したけども、実はそうでもなかったんだと言いたくはない」と再可決に反対も示唆するような発言もした。小泉元首相が造反するとなると、多くの同調者が出る可能性もあるが、どう受け止めるか A その発言もうかがっていないので、お答えのしようがありません。ただ、この定額給付金の話については、これは基本的には間違いなく政府、与党できちんと手続きを踏んで決めた上での結論ですから、粛々とこの法案を成立させるように努力しなくてはいかんもんだと思っております Q さらに「首相の発言は信頼がないと選挙が戦えない」とも発言した。党の重鎮からこうした意見が出たが、それでも首相は自らの手で解散を打って出るつもりか A いろんなご批判があるというのは前からうかがっているところなんで、発言というものに関しては慎重にという話をさせていただいたところでもあります。選挙というものに関しましては、しかるべき時期にきちんと政策を立て、そして野党との違いを明確にした上で、選挙をやらねばならんものだと思っています ◇三位一体改革 Q 三位一体の改革について A 三位一体 Q 今日衆院本会議で鳩山総務相が三位一体の改革について失敗の部分があったというふうに発言した。地方交付税に関して、国税5税の算定率を上げて、地方交付税の基本的な額が少しでも増えるようにしなければならないと発言した。首相も地方交付税の減額についてはあまり賛成ではない考えを持っていると思うが、こういう小泉元首相が進めた三位一体の改革について、どのように考えるか A 三位一体の改革については少なくとも補助金を3兆円切るという話をやる代わりに、地方に地方税を3兆円。国税から3兆円移すというのが一番の大きな大きな変革だったと思っています。そのときに地方5団体…6団体からどういう補助金はいらないのかという案を国の方では出し切らなかったので、地方の意見をまとめるという案を提案し、その通り地方から案が出て、それをその通り実行して結果として補助金というものは大幅に変更になり、地方交付税… すみません、地方税に国税から3兆円移るという始まって以来のことができたなどなどは大きな変化だった。大きな成果だったと、私はそう思いますね。しかし、こういった大きな成果を、変化というものをやれば、確実にそういうものをやった場合は、急激な変化というものは痛みを伴いますから。その痛み、光と影というような表現を使っておられましたけども、そういった部分に関しましては手直しがいる。当然のことだと思います。その手直しを今、地方交付税の1兆円とか、地方が痛んでいるから、地方というものを考えねばならんということをずっと申し上げてきているのであって、影の部分にいろいろ手当をしていくというのが今、いちばん肝心なんだと思っておりますので、三位一体自体が間違っていたという考えはありません ---- &anchor(d090210) ***2009年02月10日 [[午後5時過ぎ>http://mainichi.jp/select/seiji/primeminister/news/20090210mog00m010048000c.html]] ⇒[[動画@第2日テレ>http://blog.dai2ntv.jp/aso/2009/02/post_113.html]] ◇郵政と支持率 Q 「先週末の各社の世論調査で支持率が下がったのは、総理が郵政民営化に賛成でなかったと発言していることが影響している」と今日の自民党総務会で、そういう声が上がりました。総理はこうした批判をどう受け止めますか? A 支持率に関して、いろいろ僕は世論調査というのは、やり方知りませんけども、世論調査の内容というのはいろいろあるんだと思います。従って今経済対策というのを私ども打ち出しているのですが、実行に移すために関連法案が通りませんから、そういったもので私どもとしては今やっている予算、関連法案含めまして、こういったものはきちんと出されていくというのが、世の中にとって、景気対策の一番だろうと思っていますので、こういったものをきちんとやっていくのが私なりの仕事だと思っています。支持率の内容の分析については、私の仕事ではないと思います。 Q 総理は昨日までの予算委員会で「私は郵政民営化担当大臣ではなかった」と発言されていますが、去年9月の自民党総裁選では「私は郵政民営化を担当した大臣でしたから」と発言されています。これについて官房長官は「総理の勘違いだった」と説明していますが、実際、総理の勘違いだったのでしょうか? A 郵政を含めます総務大臣というのですが、総務大臣を私、2期やりました。小泉内閣の下で。1期目は間違いなく、郵政民営化を担当する所管の大臣、しかし後半の2期目、いわゆる決定する時には、私は、郵政民営化担当というのを外されて、郵政省所管の大臣ではありました。従って二つ分けてお話にならないと混線されるんだと思います。 Q 昨日の予算委員会の答弁で、総理は「2005年の郵政選挙で民意を問うたのは、郵政の民営化であって、4分社化は通っていない」との発言をされました。 A ああ、法律的にはね、あの中に入っていますよ。だってあの時、法案は通っていますから。だけど多くの国民の中で、4分社化、3分社化、2分社化というのを知っていた方はほとんどおられないと思いますね。 Q それでも1年前に決定した郵政民営化の基本方針。4分社化というのは盛り込まれているわけです。 A はい。 Q 選挙をやる以上、そういった基本方針の具体的な中身についても問うていると考えるのが自然では? A ああ、それはそうかもしれません。それはそうかもしれませんが、ほとんどの方は「あの時、4分社化知っていましたか?」と言われて、知っている人はほとんどおられないというのが私の認識ですから、当時は郵政民営化か、そうではないかであの選挙は問われた。私は、一般的な有権者の方々の意識は、みなさんほど詳しくないと思っていますけどね。 Q 総理は矛盾されているとはお考えにならないですか? A いいえ、私はあの時、その4分社化、3分社化入ったというのは、法案を知っていますから、内容は知っていましたよ。知っていましたけど、国民が感じていたのは民営化か、そうではないかだけだったと思います。内容を詳しく知っておられる方はほとんどおられなかったと思います。 ◇早川政務官 Q 法務省の早川政務官が自身のブログで辞任する考えを示したことについてです。えー…。 A 早川って誰だっけ? Q 法務政務官。 A あー、森さんのところのね。 Q はい。早川政務官は最終的には辞意を撤回したのですが、内閣の一員からこのような辞意が出たことの受け止めと、そして、こうした動きは麻生総理の求心力低下を表しているとの指摘もありますが、それについてのお考えを。 A ご本人から確か森法務大臣だったか、河村官房長官からだったか忘れましたけども、自分として、反省しているという弁がありましたんで、それで撤回されたということだと思いますんで、求心力とかいうような話に直結していうように考えていません。 ---- &anchor(d090209) ***2009年02月09日 [[午後6時40分ごろ~>http://mainichi.jp/select/seiji/primeminister/news/20090209mog00m010055000c.html]] ⇒[[動画@第2日テレ>http://blog.dai2ntv.jp/aso/2009/02/post_112.html]] ◇世論調査 Q 一部の報道機関の世論調査で内閣支持率が10%台にまで低落しています。結果をどう受け止めますか、その原因をどう思いますか。 A 世論調査というものの結果については、真しに受け止める。世論調査が出るたんびに申し上げている通りです。その内容については、政策といっても、まだ政策が実行に移されておりません。高速道路1000円とか、いろいろな話を定額給付金含めて、いずれも民主党の反対で今、実行に移されていませんから。実行に移されていない段階なんで、政策が、といってもなかなか理解されないところだと思いますが。これをきちんと景気対策。最大の関心事は私は、景気対策だと確信してますんで、その1点に絞って、今後も進めて行きたいと思っております。 ◇郵政民営化 Q 郵政民営化を巡る、予算委員会での総理の答弁について。先週は「民営化に反対だった」と答弁し、きょうは「民営化に賛成」と答弁しました。修正なのですか。 A 修正ではありません。この、至る経緯はいろいろありました。最初からその通り、正直に申し上げております。しかし、最終的にこれは、決定され、閣議で決定され、閣議に賛成したと、それだけで、それだけであって、民営化というものを後退させる気はありません。郵政民営化の中でどうすべきかという前提で話をされないと、いかがなものかと思います。 Q 総理、修正ではないとのことなんですが。 A 修正、何の修正? Q その答弁、先週と今週の答弁の違いですが。 A 何回も言います。重ねて言うようで恐縮ですが。私は、議論の過程ではいろいろありました。最終的に決まったということに関して、私は民営化に賛成しました。全然、変わっていません。民営化しました。従って、それを一歩も後退させるつもりはありません。それが、私の答えでして、経緯は反対でも、賛成でも、変更でもないと思いますが。 Q 最初反対だったということですが、民営化そのものに反対だったのですか。民営化、さらに4分社化にも反対だったのか、その経緯を。 A 経緯はいろいろありますんで、その中は実にいろいろな話がありました。2分社化もありましたし、3分社化も4分社化もありました。その内容を全部説明する、というのをぶらさがりでやるというつもりはありません。 Q 答弁について、与党内からも批判が出ています。どう答えますか。 A 今、答えた通りです。 ◇教育再生懇談会 Q 今日、教育再生懇談会で新たなテーマを提示しましたが、今後、麻生内閣のカラーを出すうえで、どのような議論を期待したいですか。 A 国際的に通用する人材の育成。そして、安心できる教育。公立学校含めて、そういったところをきちんとするというところと、スポーツというものをもう少し重要視する、こういったものを考えていくようにといった話をしました。 ---- &anchor(d090208) ***2009年02月08日 [[福井県越前市にて午後3時38分ごろ~>http://mainichi.jp/select/seiji/primeminister/news/20090208mog00m010009000c.html]] ⇒[[動画@第2日テレ>http://blog.dai2ntv.jp/aso/2009/02/post_110.html]] Q 総理よろしくお願いします。フジテレビです。きょうですね、福井県の定額給付金の取り組みやアイデアを聞かれて、どうお感じになりましたか。 A 定額給付金は早く配ってほしい、我々としては多く待ち望んでいます。それにあたっては、そのお金をぜひ地元の商店街で使ってほしい。そのためには市も商工会議所も商店街もいろいろ工夫をしてる。この越前で言えば、越前和紙という透かしの技術というのがありますんで。こういったものを使って、いろいろ商品券というものを作るというものにまた結びつけようとしている、そういったアイデア、非常に考えてるなという感じがしましたんで、早く我々もこれを配れるように、残った関連法案というものをきちっと通したいもんだと思いました。 ◇北陸新幹線 Q 県政記者クラブの幹事社の福井新聞です。北陸新幹線についておたずねします。 A 北陸新幹線、はい。 Q 福井駅部がもうまもなく完成する中で、景気対策の一つとして早くレールを伸ばしてほしいという声が県内で高まっております。政府与党は昨年末、今年中に認可するということで合意したんですが、今後の見通しについて、総理のお考えをお聞かせ下さい。 A 去年の年末に新幹線のことについてはいろいろ地元から熱心な陳情がありました。稲田ともみ先生筆頭に、各、山崎会長、いろいろお見えになっておられましたんで。私どもとしては、今回どのみち、最終的にはいつの日かこれ、やらないかんのだったら、やっぱり今のような土地も安い金利も安い、そういったときにやる方がより安く出来るのではないか、というようなことから、きちんとしたものを示さないと、いつかやりますみたいな話ではいかがかということで、あのー、福井までという話は前からの話でしたんで、そこまできちんとやらせていただきます。路線の決定については今年の、今年っていう数字はみんな間違えるから。平成21年度末までに決着します。 ----

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示:
記事メニュー
目安箱バナー