麻生太郎研究まとめサイト@Wiki

第四週

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2008年11月22日

日ペルー首脳会談(概要)
ペルー共和国との二国間協定への署名式後の共同会見 ⇒動画@第2日テレ


2008年11月20日


◇郵政民営化法案凍結と事業形態の見直し

Q 2010年の株式売却について凍結するということですが。
A ううん、全然それは。株を知らない人ばかりいるからそういうことになる。株が安い時に売る人はいないの。高い時に売るの。株は国家資産なんだから。今、株が一番安い時になんで売るんだという話をしただけです。それだけ。

Q 事業形態の見直しについては。
A なに? また国有化したいっていうわけ? 民営化してもうかる方法を考えるべきと言ったんで。もうかっていないんだろ? 民間になった会社なんだろ? 新聞社並みにもうかっていないんじゃない?

Q いや、会社によってはやっているところも。
A あらそう? よかったね。だいぶ(利益が)減っているところもあると聞いてるいけど。皆さんの生活のことも考えてるんだから。

Q それでは野党が出している凍結法案と総理の言っていることと変わりがないと思いますが、野党案の審議入りは?
A いやそれは国対に聞いてください。分からん。国対に聞いて。分からん。だって商売知ってりゃあ、ここで売る人はいないって。安いときには売らないという話をしただけ。これ(野党案)参院から来ている話だろ?

◇自民党道路調査会での首相発言

Q 自民党の道路調査会で、昨日の総理の発言内容について「総理は交付金と交付税を言い間違えている」という話になりましたが。
A (笑いながら)地方が自由に使えるお金があればいいと。道路にしか使っちゃいけない交付金とか補助金とかじゃ、変わんねーじゃねーかと言っている。

Q (道路調査会では)「うちは民主党と違って民主的だから」といっていました。
A ハハハハハ。地方が自由に使えるお金が1兆円と言っている。

Q では地方交付税でなくてもいいと。
A 地方が自由に使えるのなら何でもいい。使えるのであれば。裏で縛ってないやつにしなきゃだめよ。(記者に対して)ウラを洗いきらないで聞いちゃダメ。今だって交付金って書いている新聞あるだろ? な? 分かる?

◇2次補正の提出時期

Q 第2次補正予算の国会提出時期は?
A これはいろいろな要素がありますからということをずーっと申し上げていますので、少なくともその話は今の段階では、(10月)30日に提案した中身っていうのは、いわゆる法律がなくても出来るもの、税制改正が必要なもの、法案が必要なものがありますから。いろんな要素を勘案して決めさせていただきます。


◇APEC

Q まもなくAPECのためペルーに出発します。主な論点として、金融危機やWTOのドーハラウンドの早期妥結などが挙げられます。総理としては何を一番、訴えて行こうと思いますか。
A 今回は三つ。APECという国際会議、日米、日露のバイの会談。ペルーには日本の総理大臣は10年ぶり、11年ぶりかな。従ってその三つのものを対応していくということだと思いますが。

◇医師発言

Q 官邸に日本医師会の唐沢会長を呼ばれて、昨日、総理の「医師は社会的に欠落している人が多い」というような発言について撤回して謝罪したということですが。
A 丁寧に、真意のほどを説明して、理解を求めるように、させていただいたということだと思います。

Q 具体的にどういった風に経緯について話をして、この発言を?
A 具体的な発言内容というものについて、私の方からその内容をあなたに説明するつもりはありません。

Q 総理の一連の発言について、自民党の派閥領袖から「総理の発言が軽い」というような発言をされていますが、総理はこういった指摘を受けてどう考えますか。
A 丁寧に、新聞記者の挑発に乗ることもなく、つとめなきゃいかんと言われて、電話してきた人もいっぱいいましたけども、新聞記者だけに限らずいろんな意味で発言は慎重にというご意志だと思いますので、大変、ありがたく受け止めさせていただきました。

◇消費税

Q 党税調が消費税の議論を本格的に開始しました。消費税の引き上げ時期に関して、柳沢税調小委員長が「名目成長率が3%程度になった段階で引き上げるのが望ましい」という発言をされました。総理も就任前の9月7日の飯塚市の講演で名目成長率2~3%…。
A 2から3%ね。うん、ずっと言っている。

Q ええ、…が考える目安だと発言されていますが、3%というのが一つ目安に?
A 経済成長率から言ったら、何となく経済が成長して、あ、言っておきますけど、実質じゃないよ、名目ね。名目の、世の中みんな名目で生活しているわけですから、名目経済成長率で2~3%が続いていくと、「あっ」と言われる感じになる。昔から言われている話ですから、何も私が言ったわけじゃない。これはみんなこの種のことにお詳しい方だったら必ず言われるセリフなんで、柳沢先生も同じような気持ちなんだと思いますけど。

Q 3%というのはバブル経済崩壊後、達成できていないようなんですけども。
A そうですよ。だってデフレですから。忘れちゃだめよ。デフレーションをやった国、デフレで不況をやった国というのは戦後、世界中一つもありませんから。日本だけです。今からほかの国で、海外でデフレになるんじゃないかという懸念が先進国にあるから、この間、日本でどうやってそれに対応してきたか、デフレーションになって、土地の価格が暴落したにもかかわらず、GDPを500兆、5兆ドルを1回も割らずに、行けた理由というのを私どもが説明したのを、一斉にそれにみんな聞くようになったのは、今からみなその意識があるからだと思いますが、今から日本はデフレじゃありませんから。

Q そうすると、なかなか上げるのは、3年後というのもなかなか厳しいんじゃないかなと。
A さあ、デフレーションじゃなくて、インフレーションになって、今だって物価は上がっているんですから、今デフレなんてまさか思っていないでしょ。デフレーションの時に成長率2、3%と大変ですよ、でしょ。

Q 総理!!(と何社かがだぶる)
A もうちょっとゆっくり聞けや。頼むよ。お互い興奮しないで、早く言って。

◇道路特定財源の地方交付税

Q 道路特定財源の一般財源化をめぐる発言や、郵政会社の株式会社をめぐる発言。昨日夜のぶら下がりと、今日の昼のぶら下がりで軌道修正されたと思うのですが。
A 全然。どこが修正されたの?

Q 地方配分の1兆円ですが、昨日は地方交付税で明言されたが、今日は…。
A ずーと同じこと言っている。地方が一番使いやすい方法。それが一番いい。何がいいと思う?

Q 昨日とおっしゃられていることが変わった。
A 地方が一番使いやすい方法がいい。ずーっと言ってますでしょ。一番使いやすいお金って何だと思う。

Q 自由に使えるお金です。
A …っていうのは何だと思う。

Q 地方交付税もその一つだと思います。
A はい。次。今のが答え。

◇警察庁長官との面会

Q 吉村警察庁長官と総理がお会いされていましたが、どのような指示を。
A 内容を詳しく、私どもは、事件の内容というのを聞く立場にはありません。だってこれは刑事事件として、今捜査中の事件ですから。しかし、これがテロか、テロじゃないかというのもまだ結果したわけじゃない。ただ、今、警察用語で言えば「ヂドリ」というのをきちんと今やっておられるところだと思いますよ。僕はそれも聞いたわけじゃないけど。
 私どもとしてはいずれにしても、どういう関係があったのか知らないけども、厚生省の年次が10年ぐらい違っていましたけども、そういった人が2人殺傷…殺害、1人が重傷という状況にありますが、これは厚生省だからというのではなく、これは殺害事件、傷害事件としても、テロ事件としても、こういうのは断固、なんていうの、きちんとした犯人を逮捕とか、そういったところにこぎつけていかないと、なんとなく、疑わしいなあとか、テロだというので、厚生省だけ妙になってみたりね。
 またもう1点、気にしなきゃいかんのは、もう第3が出るのは、最も恐れるところですね。従って、そういった意味では、きちんとほかの人への警戒というのもきちんとしてあげたらどうですか、きちんとおくべき、こういった断固、処分というか、答えを出し切らないと、犯人を出し切らないと、わんわんわんわん、なんかみんなもうあおられる。だけの話だけじゃなくて、きちんとした地道な捜査のうえじゃないと、こういうのは答えは出てこない。最初の初動を間違えると、えらい間違いになるんだというように思っていましたから、そういうように言いました。


2008年11月19日


◇元厚生次官宅襲撃

Q 昨日、元厚生次官と元厚生次官の妻が刺された事件の受け止めと、政府の対応を。
A 何となく、二つの話が結ばれているのか、結ばれていないのか、偶然ですけれども、いずれにしても痛ましい事件。片っ方の方と詳しい話しか断片的に聞いていませんけれども、とにかく亡くなられた方のご冥福を、ケガをされておられる奥さんの方の回復、心からお祈りを申し上げるところです。受け止め方につきましては、これが単なる傷害殺人事件なのか、そうではないのか、それ以上のことは分からない段階でコメントはできません。

Q 今後、政府、官邸対策室の立ち上げなどを検討される考えは?
A 昨日、情報収集室、夜、立ち上げてあるはずですが。

Q 今朝ですね…
A 今朝?

Q 今朝、自宅前のウオーキングを自粛されましたが、今後のお考えは?
A おー、負担がかかる、負担がかかると思ってやめただけですけど。

Q 2人の元次官は年金問題に取り組んできましたが、年金問題では「宙に浮いた年金問題」の解決に時間がかかっていますが、これまでの取り組みと、今後の対応についてお考えを。
A 年金の取り組みは引き続き、やっておられるので、今の現場で一生懸命やっておられるということだと思いますが、何回も言うようですが、これとただちにそれ結びついているかどうかという確証は、あなたにはあるのかもしれないけども、我々には確証がありませんから、それ以上のことは言えません。


◇元厚生事務次官宅連続殺傷事件

Q 厚生元次官襲撃事件の関連ですが、警視庁などが厚生労働省関係者の警備を強化するという方針を決めましたが、行政にかかわる者が危険にさらされるような状況について、行政のトップである総理としてはどのようにお考えでしょうか。
A この二つがいわゆる行政関係者を狙った、特定の役所のあれを狙ったというのがきちんと判明したという段階ではありませんから言いようがありませんけれども、もし二つの関係が明確になった段階においては、これは明らかにテロとみなして、これ断固たる処置を取る。当然のことだと思いますけれどねえ。ただ今の段階では単なる傷害か何とかってまだ決まってないんだろ? よく知らねえけど。だからその段階ではちょっとうかつなことは言えませんけど、これがテロだと、いわゆる二つの間に明らかに意図があったということがはっきりしたなら、断固たる処置を取るのは当然です。

Q 総理としてはどういう指示を出しているのか?現段階で。
A こりゃだって、警戒、警戒態勢というのを万全にするのが当然じゃないかという話はしましたけれども。これって夕べの段階でしたんじゃないかな。

◇道路特定財源一般財源化

Q 道路特定財源の問題ですが、今日の全国知事会の中で、地方の取り分は今、1兆3千億円だとおっしゃいました。
A そうです。

Q その分より増やさなければならないとおっしゃったと思うが。
A ちょっと、もうちょとね、きちんとその整理してね、多分分かってないんだと思う。分かっていない人の方が多いんだろうと思うけれども。道路特定財源のうちから地方の取り分としては、今、現在ですよ。交付金という名前でいくらいっている?

Q 7000億円です。
A 補助金で?

Q 6000億です。
A 足して1兆3千億円、ね。これがすべての答えですよ。地方交付としていわゆる交付金と言ったって、そりゃ本当の交付金じゃないんだから、それは。聞こえがいいよ。交付金って、何でも使えそうに見えるけれどもうそだからそらぁ。そらぁ、道路にしか使えない交付金なんておかしいじゃないの、そんなの。だから、これは総務大臣の時から「おかしいなあ」と、なんでこんなのに交付金という名前が付いてるんだろうなと。僕は思っていましたよ。だから少なくとも、今回、地方が交付税として、使いやすい交付税として1兆円ということを僕は言ったんであって、それが1兆3千億のほうが消えて。分かる?それが消えて、1兆3千億が1兆円に減るか、のごとき話にする人もいるだろ?

Q そうですね。
A ね?そりゃない。ね?だから1兆3千億を下回ることはない。分かる?そういう、そういう意味ですよ。するとまた1兆という記憶しかないから、そんなこと言うんだけど。

Q 1兆3千億というのは、地方交付税として1兆3千億円以上……。
A 地方交付税として自由に使える金が1兆、僕が最初から言っている金が1兆。そりゃずっと同じです。ただこっちのやつ、7千億と6千億を削って、いつの間にか気が付いて見たら地方の取り分が3千億減りましたなんてのはダメだと。

Q 3千億は地方の道路の整備費用。
A ああそれは道路の整備費用でもいいでしょうし、要は考え方ですよ、そりゃ。ただ少なくとも地方が自由に使えるというものが基本として、まあ地方はほとんど道路に使うんだって!正直言うけれども。だけど、使いますけれども、自由に使った、自分でつかう道路と、言われて使う道路とじゃあ、意味が違うでしょうが、全然。だから1兆円というのは、地方交付税として1兆円というのが、もうずーっと一貫して言っていることであって、何とか気が付いてみたら、勝手なこと言って、みんな、いきなり、だったら、この1兆3千億を削るみたいな話をしているやつがいるからさぁ、「なぁーにを考えてんだ」っていう話をしたんで、今度はこっちはこっちで勝手にやって、いやその1兆3千億プラスの1兆みたいな話になるから、「じゃあ2兆3千億」って話になるから、ちょっとそれも違うんじゃないのと。まあ今からいろいろ出ますけれども、僕の言っているのは、地方が自由に使える交付税として1兆を、したがって今の1兆3千億というあれを下回ることはないと、そう言う意味です。

◇郵政株式凍結法案

Q 自民党が郵政グループの株式凍結法案を国会提出することを検討するとの話があるが、総理としての見解をおうかがいしたい?
A あの話は、参院でもう通っているんだと思うね。しかも2回通って、そのままぶら下がっているんじゃない。確か2国会ぐらい前に通っていないか、あれ。だから2国会ずっと宙ぶらりんになっているんだと思いますが、株式を売るという話になっているんだと思いますが、今、こんな株が下がっている時に、しゃにむに売らなくちゃいけないと、そんなあほな話があるかと、だから株は高くなった時に売るの。それが当たり前。だって政府のあれが売るんだから、だから高くなった時に売るのが当たり前。それから会社としては、「もうからない会社だ」ということをみんなで見ていて分かったら、株は上がらないですよ。絶対に。
 だからちゃんと民間になった会社がもうかるような制度に、もう1回考え直す必要があるよと。だから、また国営化しますとか、いろんなことを言っている人がいるが、それは違う。民営化、ただしもうかる会社、にしないと株価は上がらない。株価が上がらないと損しちゃうんだから。そういった意味では、そこを考えて、なお今年中売らないといけないというようなルールになっているというから、そんな株価が下がっている真っ最中に売るやつがどこにいるんだという話だったと思いますね。

Q そうすると現時点では凍結すべきだと?
A ええ、凍結した方がいいでしょうね。

Q 今日の議連では、郵政民営化について、民営化によってサービスが低下したとして見直すべきだという意見が出ていましたが、郵政事業見直しについて、総理はどう考えるか? 
A 郵政民営化の結果、いろんな地域によって格差が出るであろうということは、前々から言われた話ですから、程度問題なんですよ。だからその地域によって、ものすごい差がついているというんであれば、その地域に対して、しかるべき対応をやった方がいい。しかし、それは制度上できないんだというんであれば、それは考え直さないかんという話ですよ。だから個別の話を、各選挙区ごとの、また1地域の話なんかになったら収拾つかなくなるんですよ。だから、きちんと経営する側がきちんとしなくちゃいかんという話だと思いますので、そういった意味ではサービスは極端に低下しないという約束が、極端に低下しているというのであれば、そこの会社できちんと対応すべき。いいですか。

◇全国知事会議での発言

Q 総理。今日、知事会議で……。
A 知事会議。はいはい。知事会議って新聞記者いたんじゃないのか?

Q その中で文脈として「医者には社会常識が欠落している人が多い」と取れるような発言があったんだが、その真意をうかがいたい。
A ああ、お医者さんになったオレの友達もいっぱいいるんだけれども、なんとなく、そう言った意味で、何となくちょっと、全然話とは、意見が、全然、普段からオレとは波長の合わねぇのが多いなと。友達が多いせいか、そう思っていまして。うちも医者、いっぱいいますから、そう思ってて。何て言っただって?ちょっと今覚えてねぇけど。

Q 「医者は最も社会常識が欠落している人が多い」と取れる。
A ああ、そう、そう、そう意味じゃあ全くありません。だからそう言った意味で何て言うの?まともなお医者さんが不快な思いをしたというんであれば、それは申し訳ありません、そりゃ。


2008年11月18日



◇予算編成

Q 先ほど中川氏、与謝野氏、鳩山氏と来年度予算編成の件で面会しましたが、どのような指示を?
A 予算編成の時期がだんだん、迫ってきていますので、その意味では、いわゆる行管、行政管理をやっておられる鳩山先生のところには、いわゆる人員削減等々いろいろ今、やってもらっているところですけれども、メリハリのついた、きちっとしたものを出す。ええ、与謝野先生と中川先生のところには、予算編成にあたってはこないだから言っているように地域対策。また、国際協力などなど、そういったものにきちっとメリハリが付いたものを出す。何でも一律とかなんとか、簡単なことにしない。という話をしました。

◇民主の国会対応

Q 民主党が2次補正予算案の提出を求めて審議がストップしています。
A はなはだ、残念ですね。衆議院だけ動かして参議院は止めるんでしたっけ。何かそういう話になって、民主党の中でどういう、感じでそうなっているのか私の推測するところでは分かりませんが、少なくとも、テロ特措法にしても、いわゆる、金融強化法にしても審議は着々と進んで、委員会の現場では採決というところまで来ていた、と聞いているんですが、それが突如として、何でしたっけ、なんか2次補正の話と急に絡めて、全然関係ない話を急に絡めて審議が止まるというのは理解ができないと思ってますんで、一日も早い再開をしていただきたいなと思ってます。

Q 民主党側は2次補正予算案を提出しない限り、給油継続法案、金融機能強化法案の採決を引き延ばす構えですが、会期を延長してでも、今国会で成立させるつもりですか。
A さあ、これちょっとどういう結論を向こうが出されるかでしょうけれども。いずれにいたしましてもこの両法案は極めて大事な法案だと思っていますんで、相手次第に、今の段階からなんともいえませんけれども、相手次第によっては当然なこととして延長して結果として、審議をされないというのであれば最初から臨時国会で申し上げてきたのがテロ特措法ですから、60日いろいろありますけど、きちんと対応していかないとならないと思っております。

◇2次補正予算案

Q 問題の2次補正予算案ですが、現状、総理の方から現国会に提出する考えは。
A 2次補正というのをやりたいというのは最初から申し上げた通りですが、どうやら各会社の決算っていうのはしんどいものになっているような気がしますんで、これは今年の平成20年度の予算というものが、減額しなくちゃいかんという状況、結構出てきているのかなと、そういったものを考えると今の段階で、いつ出せますということが言えるわけでもないし、いくらになるかというのがまだ予想の範囲を超えてませんので、なかなか今のところはこれで出せますという額は出てこないと、なかなか出しにくいところだと思います。

Q 減額補正がネックなのですか。
A ネックの減額補正が大きいと思います。


2008年11月17日



A 今日はまたこりゃ多いな。

Q 小沢代表との党首会談ではどのようなことを話しましたか?
A 党首会談では小沢先生の方からは、ええと、景気対策関連の補正予算を今国会に提出すべきではないかというお申し込みがあって、それに関連して明日の何でしたっけ、テロ特等々の採決に絡ませてのお話がありました。
 私の方からは補正というものを今やっている真っ最中ですから、いつ出せるかは今の段階で明快に答えることは出来ません。ただ私としては補正というものが出せるように努力をしている最中です。それ以上に、ほかに今の段階では申し上げられません。ただし、それとテロ特と金融再生化法案とは全然関係ない話で、脈絡としては参議院という院で決められた話を、党首の方で一方的に破棄されるというのはあんまり私どもとしては、すんなり納得致しかねます、と基本的にはそういうことです。

Q それに対して小沢氏は?
A いろいろ言っておられましたよ。とにかく補正のために、採決させるためにこれまで協力してきたのにというお話だったんで、あのお、補正の採決に協力してきたというお話と、テロのお話とこれ全然脈絡関係ないと思いますよと。参議院できちんと決められて、院で決定された話ですから、私どもとしてはなかなか理解が致しかねますということは重ねて申し上げました。
 ただ、補正について私どもとしては、これ出した時、審議はしていただけるんでしょうねと、審議だけじゃだめですよ、採決もですよ、していただけるんでしょうねと言ったら、これは自分が必ず審議をいたずらに引き延ばすことはしないというお話はしておられました。

Q 小沢代表からですね、解散についての言及はありましたでしょうか。
A ありませんでした。

Q 今国会に補正予算を提出する考えはあるということでよろしいんでしょうか。
A 今国会が、補正予算ができれば、その考えがないわけではありません。

Q 会期延長について、どういう風に考えてらっしゃいますか。
A 今の段階でまだ会期の最中に、今言う話ではないと思います。

Q 会期末も近いんですが、いつまでにその判断をとお考えでしょうか。
A 会期末ギリギリまで、いつも会期延長するかしないかはひと月も前から決まっていることはありませんから、ギリギリにしか決まりません。

Q 本日、急転直下、民主党が対決姿勢に転じたことについては…改めてどういう風に思われますか。
A 特に考えはありません。

Q 補正予算をですね、提出できない場合、どういった理由が考えられますでしょうか。
A さあ、いろいろ考えられるんじゃないでしょうかねえ。ちょっと今できない理由っていうのは、ちょっと今からいくつか考えられると思いますけれども、それをこの段階で言うつもりはありません。



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